──見えないままにはじまった、恋。 列車の脱線事故により歪んでしまった日常のレールを、少しずつ手を取り合いながら歩んでいく鈴鹿と渡良瀬。 二人の淡い物語はやがて燦然とした輝きを放ち、読後、鳥肌と涙を抑えることができなかった。 秋の夜長。清廉と紡がれる運命に身を委ねてみては🖼️