5/2～【ゲラ読み＆レビュー募集中】『リーマンの牢獄』『丹波哲郎 見事な生涯』『阪神タイガース認定レシピ集 トラめし』『なめらかな人』
本記事では発売前作品の先読みサービスNetGalleyに掲載している中から、オススメしたいゲラ読み募集中の4作品をご紹介します。GW中も後半に差し掛かりましたが、この機会にぜひお読みください！
NetGalleyは出版社が掲載した発売前の本のゲラやイチオシ既刊本を読み、レビューを書いて本のプロモーションを応援できるWEBサイト。当社でも文芸作品から実用・ノンフィクションまで常時10作品前後をラインナップしています。読み終わりましたら是非レビューをご投稿ください！
『リーマンの牢獄』 齋藤栄功
1冊目は、リーマン・ショック64兆円破綻のトリガーを引いた男、衝撃の手記！！ リーマンから371億円をだまし取った男が、14年の実刑を終え、明かす「マネーゲーム」衝撃の全貌とは？
刊行日 2024/05/14 NetGalley掲載終了日 2024/05/27
◆内容紹介
無名のサラリーマンの人生を狂わせた「バブル」とは何だったのか？ その活動の奇跡は、闇の女たちや高級車とも交差し、10億円入りのスーツケース、東京地検特捜部、海外逃亡、逮捕、報道カメラのフラッシュ、拘置所、裁判所へと一気に降下し、14年にもわたる牢獄生活へと至る――。
『丹波哲郎 見事な生涯』 野村進
2冊目は、数々の名作ノンフィクションを発表してきた著者が、５年以上に及ぶ取材をかけて、丹波哲郎はなぜ「霊界」「死後の世界」に固執したのかに挑む一冊です！
刊行日 2024/04/23 NetGalley掲載終了日 2024/05/07
◆内容紹介
大俳優・丹波哲郎はなぜ「霊界」「死後の世界」に固執したのか。丹波哲郎が抱えた、誰にも言えない「闇」とはなんだったのか。死後の世界、生きることの意味を考え抜き、愛情と人情にあふれた84年の生涯を、渾身の取材で解き明かす！
すでに寄せられている中から、レビューをひとつご紹介いたします。
この本の素晴らしいところは、日本を代表する役者としての丹波哲郎をきちんと再定義しているところ。人気も演技も存在感も日本を代表するのみならず、世界にも通用する人物だったことをきちんと描いているところだ。その前提の上で、後期に霊界に傾倒する姿もきちんと描く。強き一面と弱き一面、両方あって初めて大俳優である人間・丹波哲郎なのだ。（メディア関係者の会員様）
『阪神タイガース認定レシピ集 トラめし』 吉谷佳代
3冊目は、阪神タイガース３８年ぶりの優勝を栄養面から支えた、公認スポーツ栄養士のレシピ本です！
刊行日 2024/05/15 NetGalley掲載終了日 2024/05/22
◆内容紹介
本書では、吉谷さんが教えるスポーツ栄養に基づいて選手に提供されている料理の中から、吉谷さんが厳選したアスリートレシピを初公開！！ 「体をつくる」「疲労回復」「体をしぼる」という３つのテーマで紹介しています。
ここでしか読めない選手インタビューもたっぷり収録！
『なめらかな人』 百瀬文
4冊目は、群像の好評連載がついに単行本化。新進気鋭の美術家による清冽なエッセイ！
刊行日 2024/05/28 NetGalley掲載終了日 2024/05/27
「実際のところ別に名前自体はどうでもいいとは思うが、必ずしも恋愛にもとづかない関係をときどき家族と名乗ることができたりする社会になったらいいのにな、とは心から思う。
けれど、わたしの中にある「家族」への固執は、おそらくもっと身勝手で、ままならない何かに紐づいている。自分の心と体が誰にも支配されることのない家を、安心して帰れることが約束された家を、わたしはこの手で作り直したかったのだと思う」
［ 担当編集者より ］
百瀬文氏は、コミュニケーションのなかで生じる不均衡をテーマに、セクシュアリティやジェンダーの問題を鋭くとらえ、映像作品をメインにパフォーマンスなどの作品を制作する新進気鋭の美術家。
女性一人、男性二人（途中から三人）の共同生活を送り、あたらしい「親密な関係性」を描いています。社会の様々な問題のなかで悩み、自分の欲望を見つめる、倫理的な姿勢の文章はほかにない魅力があります。
◆そのほかにも作品をラインナップしております。講談社のネットギャリーのページはこちらから ☟