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インタビューの勉強にもなると思います! <かざらないひと>

かざらないひと  月と文社 編 

いきなりで恐縮ですが、みなさんは新聞や雑誌でインタビュー記事を読んだことがありますか?

私はインタビューの本はあまり読むことはないのですが、赤江珠緒さん、堀井美香さんというTBSラジオで馴染みのお2人が挙げられていたので「これは読むべし!」と手に取りました。

インタビューする人は5人。一人ひとりのキーワードが設定されていますが、それをさらに6つに分けて想いを掘り下げていきます。

内容としては、インタビューの域を超えて親しい友人との会話のような親近感があると同時に、インタビューする相手に親しき中にも礼儀ありという尊敬の念を抱かれているように感じました。

中でも、よくぞこの言葉を引き出してくれたというのが、堀井美香さんの朗読会にかける熱い情熱と強い意思。

朗読会は赤字で行っていますが、自分の成長とか挑戦のための活動と述べられ、堀井さんの凛とした想いがそこにありました。

朗読を通して伝えたいメッセージみたいなものは、絶対に自分で持っておかないとダメだなと感じました。聞いてくれる人が受け取るか受け取らないかはわからないけれど、私は今これを感じてほしいんですということは、ちゃんと明確にしておかないと思っています。

本書より

自分が好きな分野をやってみたい。それを叶えるため最大限の努力は惜しまないという姿勢が文面から感じ取り、「ねぇ、あなたもやってみたら?」と間接的に言われたようでもありました。

エレガントな佇まいに、いくつもの声色を使い分ける堀井さんをさらに興味が湧かせるような本文と写真。

ほかのかたのインタビューとともに、ぜひご覧くださいー😉✨

※本書は2月15日発売ですが、一足早く拝読させていただきました。

月と文社さんのnoteはこちら!

https://note.com/tsukitofumisha


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