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【第135回】佐々涼子『夜明けを待つ』集英社インターナショナル
【第135回】 放送日:2023年12月5日(火)7:20~ ※集英社インターナショナル 編集部 担当さんからのコメントを収録! ★『夜明けを待つ』 佐々涼子 刊行日 2023/11/24 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/304915 《内容紹介》 生と死を見つめ続けてきたノンフィクション作家の原点がここに。 2022年11月、悪性の脳腫瘍に罹患したことが判明し、2023年2月、自ら病を得たことを新聞紙上で公表した佐々涼子さん。 彼女はどのようにして、人の心を揺り動かす作品を生み出してきたのか。 家族との交流、度重なる病、書くことの重圧、宗教的なるものを求めた旅── 小さき声に寄り添うことで、大きなものが見えてくる。 『エンジェルフライト』『紙つなげ!』『エンド・オブ・ライフ』『ボーダー』・・・・・・。 読む者の心を揺さぶる数々のノンフィクションの原点は、佐々涼子の人生そのものにあった。 ここ10年に書き溜めたエッセイとルポルタージュを集め、厳選した作品集。
【第134回】横関 大『戦国女刑事』小学館
【第134回】 放送日:2023年11月28日(火)7:20~ ※著者 横関 大さんからのコメントを収録! ★『戦国女刑事』 横関 大 刊行日 2023/11/08 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/302266 《内容紹介》 信子様、天下統一お願いしまーす! ルパンに忍者、そして今度は‥‥‥映像化オファー殺到の最旬エンタメ作家が放つ、全五話の異世界警察ミステリー。 女が国を守る時代、到来す── “尾張の大うつけ”こと織田信子率いる捜査一課第5係は、策士・木下秀美と理論派・明智光葉ほか曲者揃いだ。信子の野望は警視庁を統べること。事件解決のためには潜入捜査も辞さないというトンデモ捜査班に、徳川康子は迷い込んだ。難事件の捜査に加え、信子のパワハラ、いや恐怖政治に戦々恐々。日中呼び出されるや、リアル千本ノックに付き合わされ、夜は歌舞伎町でホスト三昧だ。休む間もなく、捜査一課で次々と汚職が発覚。 どうする康子? その面白さ、切腹絶倒級!
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記事をすべて見る すべて見る【第133回】こた『ユメノシティ』フレーベル館
【第133回】 放送日:2023年11月21日(火)7:20~ ※著者 こたさんからのコメントを収録! ★『ユメノシティ』 こた 刊行日 2023/11/13 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/302930 《内容紹介》 ★SNSやテレビ出演で話題!現役美大生作家待望の絵本3作目にして、初のアナログペン画による絵本!(着彩はデジタル) ★12の「ユメノシティ」が登場! 絵を描くのがだいすきなユメくん。 「えんぴつ犬」のペンシルに導かれて、自分が描いた空想の町「ユメノシティ」のなかへ…。 さあ、ユメくんといっしょに、ユメとワクワクにあふれた世界を冒険しよう!
【第132回】原田マハ『黒い絵』講談社
【第132回】 放送日:2023年11月14日(火)7:20~ ※著者 原田マハさんからのコメントをナビゲーターが代読! ★『黒い絵』 原田マハ 刊行日 2023/10/30 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/302504 《内容紹介》 ついに封印を解かれたのは、著者初の「ノワール小説集」。 嗜虐と背徳によって黒く塗りこめられた衝撃作!全6編。 --------------- ▪深海魚 Secret Sanctuary 高校生の真央は友だちも彼氏もいないうえ、クラスメイトからいじめられていた。そんな真央が安息を得られるのは押入れの中だけだった。真っ暗にすると「海の底」のようで……。 ▪楽園の破片 A Piece of Paradise ▪指 Touch ▪キアーラ Chiara ▪オフィーリア Ophelia ▪向日葵(ひまわり)奇譚 Strange Sunflower
【第131回】石井仁蔵『エヴァーグリーン・ゲーム』ポプラ社
【第131回】 放送日:2023年11月7日(火)7:20~ ※著者 石井仁蔵さんからのコメントを収録! ★『エヴァーグリーン・ゲーム』 石井仁蔵 刊行日 2023/10/30 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/298403 《内容紹介》 【選考委員、絶賛の嵐! 第12回ポプラ社小説新人賞受賞作!】 世界有数の頭脳スポーツ・チェスと出会い、その面白さに魅入られた4人の若者たち。 8×8マスの盤上で、命を懸けた闘いが繰り広げられる――! 「勝つために治せよ、絶対に」 小学生の透は、難病で入院生活を送っており、行きたかった遠足はもちろん、学校にも行けず癇癪を起してしまう。そんなとき、小児病棟でチェスに没頭する輝と出会う――。 <年齢より才能より、大事なものがある。もうわかってるだろ?> チェス部の実力者である高校生の晴紀だが、マイナー競技ゆえにプロを目指すかどうか悩んでいた。ある日、部長のルイに誘われた合コンで、昔好きだった女の子と再会し……? 人生を賭けて、ママに復讐してやろう。 全盲の少女・冴理は、母からピアノのレッスンを強要される日々。しかし盲学校の保健室の先生に偶然すすめられたチェスにハマってしまい――。 俺はただ、チェスを指すこの一瞬のために、生きている。 天涯孤独の釣崎は、少年院を出たのち単身アメリカへわたる。マフィアのドンとチェスの勝負することになり……!? そして、彼らは己の全てをかけて、チェスプレイヤー日本一を決めるチェスワングランプリに挑むことに。 チェスと人生がドラマティックに交錯する、熱い感動のエンターテイメント作!
【第129回】マイクロマガジン社『今日、君と運命の恋に落ちないために』『大奥の御幽筆 永遠に願う恋桜』
【第129回】 放送日:2023年10月24日(火)7:20~ ※ことのは文庫編集部 広報担当さんのコメントを収録! ★『今日、君と運命の恋に落ちないために』 古矢永塔子 刊行日 2023/10/20 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/300154 《内容紹介》 好きになったら、絶交。 赤い糸を叩き切られた「運命の恋」はこの先どうなる!? 「日本おいしい小説大賞」受賞作家が贈る、花の香りの恋物語。 【あらすじ】 「運命の赤い糸」を幼い頃から信じて生きてきた立花颯太(たちばな・そうた)。 20歳になった彼がついに出会った運命の相手・宝生(ほうしょう)まゆらは、少し変わった「予知能力」を持つ少女だった。 「私は絶対にあなたと恋なんかしない」そう言い切るまゆらは、颯太にある提案をするのだが――。 能力をもったためにずっと苦しんできたまゆらは、運命が「絶対」ではないことを証明しようとし、 運命を信じてきた颯太は、好きな相手の思いも尊重したくて思い悩む。 いつ破綻してもおかしくないこの関係の行く末は――!? ★『大奥の御幽筆 永遠に願う恋桜』 菊川あすか 刊行日 2023/10/20 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/300028 《内容紹介》 大好評第2巻! 大奥に現れた新たな亡霊は菓子職人!? 亡霊の抱く悲恋の行方に里沙はある行動に出る――。 【あらすじ】 侍の亡霊、佐之介とともに御火の番の亡霊騒ぎを解決し、霊視の力が認められた里沙。 その功績により、大奥で亡霊による怪事を解決し、 記録に残す「御幽筆」という特別なお役目を与えられが、 その傍らにはいつも佐之介の姿があった。 男子禁制の大奥で、亡霊とはいえ佐之介とともに行動することに戸惑いを覚える里沙。 しかし、彼女の中で佐之介の存在はどんどん大きくなっていくようで――。 霊視の力を持つ奥女中と 記憶を失った侍の亡霊が織りなす、 感動のお江戸小説!
【第128回】文藝春秋『うるさいこの音の全部』『宙わたる教室』
【第128回】 放送日:2023年10月17日(火)7:20~ ★『うるさいこの音の全部』 高瀬隼子 刊行日 2023/10/05 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/298142 ※著者 高瀬隼子さんからのコメントを収録! 《内容紹介》 芥川賞受賞作『おいしいごはんが食べられますように』が「共感度100%」「心がざわつく職場小説」と話題の高瀬隼子が次に紡いだのは、さらにスリリングな「お仕事小説」。主人公はある会社の正社員。デビュー作が某文学賞にノミネートされ新人兼業作家となりメディアの取り上げで職場に知られることとなり、平穏な日々が失われ……。 表題作「うるさいこの音の全部」に加えて表題作の作中作を軸にした続編「明日、ここは静か(仮)」も併録し2作が共鳴し合うことで深みが一層増すこと請け合い。 ★『宙わたる教室』 伊与原新 刊行日 2023/10/18 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/299540 ※著者 伊与原新さんからのコメントを収録! 《内容紹介》 東京・新宿にある都立高校の定時制。 そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。 読み書きに難を抱えて落ちこぼれた二十一歳の岳人。 子ども時代に学校に通えなかったアンジェラ。 起立性調節障害で不登校になり、定時制に進学した佳純。 中学を出てすぐ東京で集団就職した七十代の長嶺。 「もう一度学校に通いたい」という思いのもとに集った生徒たちは、 理科教師の藤竹を顧問として科学部を結成し、 学会で発表することを目標に、 「火星のクレーター」を再現する実験を始める――。 『月まで三キロ』『八月の銀の雪』著者がおくる、 今年一番熱い青春科学小説!