
- 運営しているクリエイター
記事一覧

【第125回】中村あき『好きです、死んでください』双葉社
【第125回】 放送日:2023年9月26日(火)7:20~ ※双葉社 文芸第一出版部担当さんからのコメントを収録! ★『好きです、死んでください』 中村あき 刊行日 2023/09/19 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/297340 《内容紹介》 無人島のコテージに集った6人の男女の恋模様を放送する、 恋愛リアリティーショー「クローズド・カップル」。 俳優、小説家、グラビアアイドルなど、様々な業種から集められた出演者は交流を深めていくが、 撮影期間中に出演者である一番人気の女優・松浦花火が死体となって見つかった。 無数の定点カメラをすり抜け、一体誰が彼女を殺したのか? さらに、外部との通信が絶たれた島内で次の犠牲者が生まれ――。 殺意と恋が絡み合う、衝撃の孤島ミステリー!

【第124回】偕成社『よるよ』コジヤジコ/作 中山信一/絵
【第124回】 放送日:2023年9月19日(火)7:20~ ※著者 コジヤジコさんからのコメントを収録! ★『よるよ』 コジヤジコ/作 中山信一/絵 刊行日 2023/08/29 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/296841 《内容紹介》 「さかさことば(回文)」からひろがるふしぎな夜のできごとを、 何層にも重なり合うクレヨンが色鮮やかに描きだす、 ナンセンスなユーモアたっぷりのことば遊び絵本! とある夜。海にうかぶ島に、3匹の動物がいました。いぬと、くまと、ねこです。 海に星がひとつ、落ちました。すると、星の光は海からむくむくと顔をだし、かがやく夜の虹になって、空へとのびていくではありませんか! 動物たちは、のびる虹に連れられて、夜空のうえで出会いました。 「どもどもど」「やあやあや」「わんわんわ」 夜の虹の世界は、摩訶不思議。虹のうえでトランポリンみたいに跳ねたり、虹のなかでプールみたいに泳いだりと、3匹はへんてこな冒険を楽しみます。そのうちに、虹にあいた大きな穴を見つけて……?

【第123回】理論社『アガサ・クリスティー ショートセレクション 二重の罪』『3年間ホケツだった僕がドイツでサッカー指導者になった話』
【第123回】 放送日:2023年9月12日(火)7:20~ ★『アガサ・クリスティー ショートセレクション 二重の罪』 アガサ・クリスティー 刊行日 2023/08/18 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/296727 ※訳者 堀川志野舞さんからのコメントを収録! 《内容紹介》 聖書、シェイクスピアについで読まれているといわれる、いわずとしれたミステリーの女王、アガサ・クリスティーの短編5篇を厳選。探偵シリーズもの、ノンシリーズもの、怪奇幻想ものを含め、その魅力をぞんぶんに味わえる。 ●収録作品 最後の降霊会 収穫の多い日曜日 二重の罪 完璧なメイドの事件 ナイチンゲール荘 ★『3年間ホケツだった僕がドイツでサッカー指導者になった話』 中野吉之伴 早川世詩男 刊行日 2023/08/18 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/296058 ※著者 中野吉之伴さんからのコメントを収録! 《内容紹介》 ライター・指導者としてサッカーの世界で活躍中の著者。でも、高校では3年間「ホケツ」でした。上手くなければ試合にでられなくても仕方ないーー。そんな常識にとらわれず、サッカーと生きる道を求め、ドイツへ旅立ちます。

【第122回】茜 灯里『地球にじいろ図鑑 鉱物×日本の伝統色』化学同人
【第122回】 放送日:2023年9月5日(火)7:20~ ※著者 茜 灯里さんからのコメントを収録! ★『地球にじいろ図鑑 鉱物×日本の伝統色』 茜 灯里 刊行日 2023/07/20 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/293285 《内容紹介》 地球は美しい色で満ちあふれています! 本書は、美しい色彩と地球がおりなす自然の神秘や偉大さを同時に感じとることができるユニークな図鑑です。日本の伝統色をテーマカラーとして、その色をもつ鉱物を紹介しています。さらに鉱物の名前や物語、写真では似た色の動物や植物も取りあげ、どこから読んでも、どこから眺めても楽しめるように構成されています。色のつながりで、鉱物・動物・植物を知ることができる本書は、読者の知的好奇心をくすぐります。 【編集者コメント】 時間が経つのを忘れるくらい没頭して製作していました。作業中はずっと鉱物・動物・植物の写真と繊細な日本の伝統色に癒やされていました。読者の皆様も、きっと眺めているだけで疲れが吹っ飛んで、リラックスした気持ちになれると思います。 プレゼントにもピッタリです!

【第121回】樋口恵子『老いの地平線 91歳 自信をもってボケてます』主婦の友社
【第121回】 放送日:2023年8月29日(火)7:20~ ※著者 樋口恵子さんからのコメントを収録! ※ラジオでは入らなかったコメントを全収録しています! ★『老いの地平線 91歳 自信をもってボケてます』 樋口恵子 刊行日 2023/07/31 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/293912 《内容紹介》 「老いの地平線」には何がある? 東北大学の脳科学者・瀧靖之教授から「樋口さんの生活・習慣は、脳によいことばかりです!」と絶賛された、5月に91歳を迎えた評論家・樋口恵子さん。「老いても老いても、果てがない。何歳になっても老いは続く」とは樋口さんの談。2人の夫を見送り、80代で家を建て替え、乳がんの手術をし、今なおヒット本を連発。月刊誌で新連載もはじまった。介護保険制度の改正へも目を光らせる。猫と暮らす樋口さんの普段の暮らしから「脳によい8の習慣」「91歳が安心して住める家実例」「100歳へ向けて 人生アルバム」を巻頭グラビアで紹介。また、「老い方、ボケ方、人生いろいろ」「多病息災 百歳確実」「91歳、本当はひとりでも大丈夫じゃない」など痛快新作エッセイも多数掲載。 この本を読めば「老いの地平線」=最晩年まで脳を育て続け、ボケすぎずに社会とつながり、大夢を画(えが)いて笑って生きられる!

【第120回】竹宮ゆゆこ『心臓の王国』PHP研究所
【第120回】 放送日:2023年8月22日(火)7:20~ ※PHP研究所 文化事業部 担当さんからのコメントを収録! ★『心臓の王国』 竹宮ゆゆこ 刊行日 2023/07/21 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/289377 《内容紹介》 発売前から話題沸騰! 著者の才能が爆発した、最強青春ブロマンス小説! 2023年、PHP文藝はこの本を、自信をもって送り出します! ●Story 十七歳の鬼島鋼太郎は、夏休みのある日、白いワンピースのような服に身を包む美青年と橋の上で出会う。「アストラル神威」と名乗るその青年は、『せいしゅん』をするために橋の上から川に飛び込んで溺れそうになるなど、予測不能な行動ばかりをとり、鋼太郎を困惑させた。 鋼太郎と友達になりたいと言う神威に対し、面倒に巻き込まれたくない鋼太郎は、悪い奴ではないと感じつつも、そのままその場を後にした。 しかし数日後、アストラル神威が鋼太郎の通う高校へ転入してくる。青春を謳歌しようとする神威に巻き込まれながら、鋼太郎もともに高校生活を送るが、そのうちに神威が抱える「恐ろしい秘密」を知り——。

【第119回】工藤あゆみ『今日は自習にします』青幻舎
【第119回】 放送日:2023年8月15日(火)7:20~ ※著者 工藤あゆみさんからのコメントを収録! ★『今日は自習にします』 工藤あゆみ 刊行日 2023/06/23 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/292946 《内容紹介》 学びは誰のために? 何のために? しあわせの計算、人生の作文、月のように満ち欠けする体と心…… 日々を大切に歩むための45の教科と時間 国語、算数、理科、社会、体育、音楽、給食に、掃除の時間。 45の教科と学校の時間を、ちょっとおもしろい視点で楽しめる、ひとり学習指導要領。やさしい絵と言葉は、孤独や不安をかかえた心をほぐし、変わりつづける社会の中でほのかに感じるモヤモヤへの気づきを促します。 イタリアに住む作家・工藤あゆみによる、『はかれないものをはかる』『キスの練習をしています また会える日のために』につづく、待望の新作。

【第118回】いとうみく『夜空にひらく』アリス館
【第118回】 放送日:2023年8月8日(火)7:20~ ※アリス館 編集部担当さんからのコメントを収録! ★『夜空にひらく』 いとうみく 刊行日 2023/08/01 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/293847 《内容紹介》 「花火は打揚げたら約6秒。観てもらえるのは一瞬だ。けど、心(ここ)に残る」 アルバイト先で暴力事件を起こし、家庭裁判所に送致されたのち試験観察処分となった、鳴海円人。 幼い頃母が家を出て行って、祖母と二人暮らしだった円人は、祖母と折り合いが悪く、できるだけ早く自立したいと思いアルバイトに明け暮れていたが、そのなかで起きた暴力事件だった。 補導委託先に選ばれたのは、山梨県で煙火店(花火の製造所)を営む、深見静一の家だった。 深見と深見の母まち子、住み込みで働く双子の花火師、健と康と同じ屋根の下で暮らすうちに、円人は居場所を見つけていく。

【第117回】くすのきしげのり/ふるやまたく『一本の木がありました。』パイインターナショナル
【第117回】 放送日:2023年8月1日(火)7:20~ ※作家/くすのきしげのりさん、画家/ふるやまたくさんからのコメントを収録! ★『一本の木がありました。』 作・企画 くすのきしげのり/絵・原案 ふるやまたく 刊行日 2023/07/21 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/293741 《内容紹介》 美しいモノクロームの世界に紡がれる、桜の木の一生のものがたり 作者によって紡ぎ出された一本の木の物語。そこから文章は究極まで削ぎ落とされ、物語は画家の絵に託されました。本書では、限りなくシンプルな文章と美しいドローイングによって、桜の木の一生が綴られています。 深い山あいの谷川の近くに一本の桜の老木がありました。やがて嵐が起こり、折れて谷川に流された老木。その姿を旅する自分と重ねる老人との出会いと別れ。一本の木は川を流れ、やがて大海原を漂います。どこにいてもどのようになろうとも確かなことは、自身が一本の木であるということーー。人生や生き様と重なる一本の木の物語が、読む者の心を静かに温めます。贈り物にもぴったりの1冊です。

【第116回】Gakken 『新入社員、会議についていけません。』
【第116回】 放送日:2023年7月25日(火)7:20~ ※株式会社Gakken K12事業部 担当さんからのコメントを収録! ★『新入社員、会議についていけません。』 Gakken 刊行日 2023/07/28 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/292937 《内容紹介》 ひろゆき氏推薦! 「漫画で冗談のように描いてますけど、ガチで謎ビジネス用語を言う人は居ます。そして、謎ビジネス用語は通じるのが当たり前だと信じ込んで言ってきます。ちゃんと理解してるかさらっと目を通して確認したほうがいいですよ。」 「本日のアジェンダはスライドの通りです」 「商品のローンチは来年の春を予定しています」... そんなビジネス用語を聞くたびに、いちいちスマホで調べては「なんだ、そんな意味か...。日本語で言えばいいじゃないか!」ともやもやした経験はないでしょうか? 新入社員が混乱しがちなビジネス用語70語を1冊にまとめました。 ●新入社員あるあるを描いたマンガで共感することまちがいなし! ●イラストを楽しみ、共感しながら、ビジネス用語を学べる! ●普段は耳にすることのないビジネス用語のコラムも充実!

【第115回】ロバート・ウォールディンガー 、マーク・シュルツ『グッド・ライフ』&books
【第115回】 放送日:2023年7月18日(火)7:20~ ※&books 海外版権本部 担当さんからのコメントを収録! ★『グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない』 ロバート・ウォールディンガー 、マーク・シュルツ (著)/ 児島 修 (訳) 刊行日 2023/06/20 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/291859 《内容紹介》 「人生を幸せにするのは何?」 TEDトーク歴代ベスト10 ついに書籍化! ハーバード大学の史上最長の幸福研究が 導き出した、「よい人生」を送るための鍵。待望の邦訳 [本書が伝えたいこと] ・幸せな人生とは偶然の賜物ではない ・「よい人生」のための最高の投資先は「よい人間関係」である ・重要なのは人間関係の「質」。心の通う人間関係のなかで生きることが大切 ・幸福な人生には、正常なコレステロール値より人間関係の満足度が必要だ ・自分は自分の人生の専門家ではないと知れば、新たな可能性を見つけられる ・ポジティブな人間関係は、人間のウェルビーイングに不可欠である ・人間関係が良好な人ほど、年齢に関係なく死亡リスクは低くなる ・孤独感は肥満の2倍健康に悪く、一年あたりの死亡率を26%高める ・ソーシャル・フィットネスは、筋肉と同じで何もしなければ衰えていく ・苦難や老いのつらさから人を守るのは「守られている」という感覚 ・幸福度は“注意”を「自分」から「他者」に向けた人の方が高くなる ・人には栄養、運動、そして人生の目標と同じように、仲間が必要だ 「幸せな人生は、夢のような社会的成功をつかんだ先にあるわけではない。 大金を手に入れれば向こうからやって来るものでもない。 幸せな人生はあなたの目の前にあるし、手を伸ばせば届く。 そして、よい人生は、今、ここから始まる」――本書より

【第114回】小田雅久仁『禍』新潮社
【第114回】 放送日:2023年7月11日(火)7:20~ ※著者 小田雅久仁さんからのコメントを収録! ★『禍』 小田雅久仁 刊行日 2023/07/12 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/287178 《内容紹介》 2023年、最も「ヤバい」作品、降臨。 孤高の物語作家が放つ、神をも畏れぬ悪魔的絶品集。 「俺はここにいると言ってるんだ。いないことになんかできねえよ―― 」。 恋人の恭子が失踪した。彼女が住むアパートを訪れた私は、〈隣人〉を名乗る男と遭遇する。そこで語られる、奇妙な話の数々。果たして、男が目撃した秘技〈耳もぐり〉とは何なのか(「耳もぐり」)。とある便所。女は、本を貪り食っていた。女が残した言葉に導かれるように、家の蔵書に手を伸ばした男が視る光景とは――(「食書」)。ほか、読み手の五感を侵蝕する神がかりな全七篇を収録。前作『残月記』で第43 回吉川英治文学新人賞受賞、2022 年本屋大賞ノミネート、第43 回SF 大賞受賞を果たした著者による、キャリア集大成的一冊! ▼------------------ 「怖いのはちょっと……」という方も、どうかご安心を。読み始めたが最後、もはや恐怖とか、狂気だとか、そういう次元を超えた、物語の深みへと、嫌でも嵌まっていくはずです。 ひと足先に、深淵にてお待ちしてます。 ――――担当編集М

【第113回】荒井良二『ねこのゆめ』NHK出版
【第113回】 放送日:2023年7月4日(火)7:20~ ※NHK出版 編集局 放送・学芸図書編集部 編集長のコメントを収録! ★『ねこのゆめ』 荒井良二 刊行日 2023/06/26 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/290961 《内容紹介》 そのむこうにはなにがある? ねこはいつもゆめ見てる。会いたい誰かが待つ世界を――。 行きたい場所、なりたい自分、会いたい人。 毎日ねこたちは、まだ行ったことのないどこか、待っているであろう会いたい誰かをゆめ見てる。家ねこも、街ねこも、そして人間も、楽しい未来に思いを馳せて。 想像することの楽しさや未来に続いていく希望を、温もりあふれる絵と心地よい言葉で紡いだ、荒井良二初めての「ねこ」の絵本。 【あらすじ】 大きな家に住んでいるねこのユメ。ユメはいつもゆめみてる。まだ出たことのない街の景色や出会う仲間たちを想像して。街ねこたちもそれぞれゆめみてる。行ったことのない道の先、海や空の向こうの世界をゆめみてる。あたたかいなにかの、あたたかいだれかの。そのむこうにはなにがある?

【第112回】マリアーナ・エンリケス『寝煙草の危険』国書刊行会
【第112回】 放送日:2023年6月27日(火)7:20~ ※訳者 宮﨑真紀さんのコメントを収録! ★『寝煙草の危険』 マリアーナ・エンリケス 著 宮﨑真紀 訳 刊行日 2023/05/19 ▽NetGalley作品詳細ページはこちら https://www.netgalley.jp/catalog/book/287507 《内容紹介》 寝煙草の火で老婆が焼け死ぬ臭いで目覚める夜更け、 庭から現れどこまでも付き纏う腐った赤ん坊の幽霊、 愛するロック・スターの屍肉を貪る少女たち、 死んだはずの虚ろな子供が大量に溢れ返る街…… 〈文学界のロック・スター〉〈ホラー・プリンセス〉エンリケスによる、12篇のゴシカルな恐怖の祭典がついに開幕!!! カズオ・イシグロ(ノーベル文学賞作家)絶賛! 「美しく、怖ろしい……近ごろ私が発見した最高に面白い小説」 ――ガーディアン紙「今年のベスト・ブック(2021)」