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エッセイ

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日々感じたことや面白かったことなどを書いていきます。 (駄)多発注意報が 常に発令されています。くだらなくても怒らないでくださいね。
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2021年11月の記事一覧

エッセイ167.鳥と外飲みの掛川の旅(2)掛川花鳥園

エッセイ167.鳥と外飲みの掛川の旅(2)掛川花鳥園

朝の8時半からの朝食バイキングに出陣しました。
和洋食で、隅っこの方にはコックさん帽のお二人が控えていて、フレンチトーストやオムレツなどを作ってくれるといいます。

「私、朝ごはんをたくさん食べるのよ、あきれないでね?」
「私も、旅行のときだけは普通の人の3倍量食べるのよ、引かないでね?」

と、なんとなく牽制し合いながら臨みましたが、お互いの言葉に違わず、本当によく食べました。冗談ではなくおなか

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エッセイ166.鳥と外飲みの掛川の旅(1)

エッセイ166.鳥と外飲みの掛川の旅(1)

noteには、今まで旅行について書いたことがありません。noteを始めたときはすでにコロナ禍で、帰省も旅行もできなくなっていたからです。
日記を見てみると、最後に地上を走る電車に乗ったのが、2020年の2月26日でした。私は電車をはじめとして、全ての乗り物に乗るのが大好きです。電車に自由に乗れない時期が続くなぁと思っていました。

今回、まだまだ先は見通せませんが、いよいよ外でゆっくり食事ができる

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エッセイ165.秋の途中の水耕栽培大反省会

エッセイ165.秋の途中の水耕栽培大反省会

庭に出ますと、ミニトマトに花が咲き続けています。
二本立てにした枝は、半分まで枯れ切っているのですが、黄色い花と、緑の実がまだまだ出来続けて大中小。
赤い実も、食べてもおいしくないのでなかなかとらず、顎も枯れていますが、汁物をするときは入れてしまいます。
出来がいまいちになっているので、写真を撮ってナンバーを書き入れるのは辞めましたが、季節を通して、たぶん180個ぐらいはできたかもしれません。

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エッセイ164.コロナ禍の苦しそうな商品(駄)

エッセイ164.コロナ禍の苦しそうな商品(駄)

このところ立て続けに、「会社さんも苦しいのかなぁ」と思う商品に出会いました。とても同情できるのです。会社名は出さずにちょこっと書きます。

【キャベツ】
ある会社のバーガーを食べ続けているのですが、先週食べてみましたら、キャベツがそれまでのだいたい、4分の1ぐらいの量になっていました。味がしっかりしているこのバーガー、キャベツの量がすごくて、顎がはずれそうな厚みでした。味の濃いソースも、このキャベ

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エッセイ163.アンデルセン童話について(4)赤い靴

エッセイ163.アンデルセン童話について(4)赤い靴

アンデルセン童話の「赤い靴」は、「マッチ売りの少女」や「人魚姫」「裸の王様」と並んで、題名は誰でも知っているお話ではないでしょうか。
ところが、はっきりとどういうお話であるか知っている人はそう多くないような気がします。
たとえば私ですが、改めて思い出してみようとしたら、
「なにかの理由で、赤い靴を履いて、踊り続けるんだっけ?」でした。
勝手に「好きな話登録」をして、知っているような気がしていたので

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エッセイ162. アンデルセン童話について(3)パンを踏んだ娘

エッセイ162. アンデルセン童話について(3)パンを踏んだ娘

これはとても有名なもので、いろいろな方が書いていらっしゃると思います。

例によって、朧げな記憶から、あらすじを書いてみますね。

インゲという高慢な少女がいました。
小さい時から、気に入らないことがあれば、お母さんを悲しませるような冷酷な振る舞いをする子でした。
可愛いので街のお金持ちに雇われ、汚れ仕事ではなく、メイドとしてちやほやされて楽しく過ごしていました。
里帰りする日が来ますと、ご主人か

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エッセイ161.アンデルセン童話について(2)鰻刺しの話

エッセイ161.アンデルセン童話について(2)鰻刺しの話

(1)でご紹介した「砂丘の物語」に、挿入的寓話として、「鰻刺しの話」というものがあります。いつものように、岩波文庫で揃えたものは実家に置きっぱなしですので、ぼんやりした記憶で書いてみます。

気の毒な孤児、イェルゲンが、あるとき大人の人からこんな話を聞きます。
語るのはもしかしたら、お話に出てくる「鰻刺し(うなぎを獲る人)」自身だったかもしれません。

あるところに鰻のお母さんと子供たちが住んでい

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エッセイ160.新しい秋の種蒔き

エッセイ160.新しい秋の種蒔き

パクチーがいきなり「待たせたな!」とたくさん芽を出したので、スイッチが入りました。

これは、最近使い始めた、メネデールというもののお陰だと思います。
メネデールは、人気の園芸用活力素です。Fe ++、つまりイオンとして鉄を含んでいて、化学合成成分を一切使っていないそうです。使う量が少しなのと、微量をうまく計る自信がなかったので悩んでいましたが、この度、駒込ピペットという、素晴らしいピペットを買っ

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エッセイ159.秋深まるレタス

エッセイ159.秋深まるレタス

夏になると、庇の深い我が借家の中には、ほとんど陽が射しませんので、水耕栽培が無理になってきます。
外に出すと、大葉やクレソン、ルッコラは葉や茎が固くなりますし、初春のころは屋外でいい感じになるレタス類も、ちょっと暖かくなるとあっというまに虫の食べ放題食堂になることは、今まで何回か愚痴った通りです。25度を越えると、室内でないとぐったりしてしまいます。それを無理して育てようとすると、室内でも日光不足

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エッセイ158.アンデルセンについて(1)ちょっとどころではなく暗くて怖い

エッセイ158.アンデルセンについて(1)ちょっとどころではなく暗くて怖い

実家に残してきた本棚から、少しずつ本を引っ張り出して持って帰りますが、最後まで頑張って、あっちに居残ってていそうなのが、「岩波文庫」の「アンデルセン童話集」全十巻です。一冊ずつが薄いです。

「アンデルセン童話集」は、神田神保町は駿河台下の、まだ古かった「三省堂」で、子供の頃、一冊一冊買いためました。こんなことをご存知の方は少ないでしょうが、岩波文庫は「★一つ50円」(たしか・・)で、星の数で値段

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エッセイ157.眠かったあのころ

エッセイ157.眠かったあのころ

お腹が空く、トイレに行きたい、眠たいなど、なかなか待ったなしの困ることはいろいろあります。
私の場合は、眠たくて困ることが若い頃からたくさんありました。

今、娘たちが、起こさなければいつまでも寝ているのを見ると、若い頃は特によく寝るというか、眠いのに抵抗できないホルモンなどがあるのかなと思います。私も若い頃は本当に眠かった。

大学の講義で、鉛筆を握って考え込んでいる風を装って眠り、肘が滑ってが

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エッセイ156. 外国人NO! だそうです

エッセイ156. 外国人NO! だそうです

2021年11月6日 土曜日、今日のことです。
子々孫々まで伝えたりして、呆れていきたいので、載せます。

そんなこともあったんだね! たった50年前に!

という感慨が持てるように、いい国にしていきたいなぁ。

これです。

👇

東京にあるお店だそうです。
2021年11月6日土曜日、全国紙の朝刊の一面に、

「外国人受け入れ大幅規制緩和」

と でかでかと載った、まさに同じ日に撮影されまし

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エッセイ155.水耕栽培でわかってきたこと

エッセイ155.水耕栽培でわかってきたこと

素人園芸は秋冬野菜から始めるといいそうです。

雑草や虫との闘いがなく、外での作業も楽。
本当にそうです。私は今年は水耕栽培がメインでしたが、室内で育てていても、外から侵入してくる虫にさんざん悩まされました。
年によって違うのですが、今年はハダニ・黄金虫・コバエがすごかった。外でもやる場合はこれに、オンブバッタ・アブラムシ・ナメクジが参加します。虫ではないが、うどんこ病も大敵です。外でやらなかった

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