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オチのない話はしてはいけないのか?
「だって、たいてい話にオチないじゃん」
わたしが「話をさえぎらないで、最後まで聞いて」と言ったときの、彼の反応です。
プチ切れて、
「はあ?お笑い芸人じゃあるまいし、何でいちいちオチをつけなきゃいけないワケ?」と反論しました。
よかったら、最後まで話を聞いていただけないでしょうか。
日本には落語や漫才など、しゃべりで楽しませる文化があります。立川志の輔師匠の落語をライブで聞いたときは、それ
自分への甘さは自由への入口か
唐突ですが、年始に今年の目標を立てましたか?
わたしは立てました。いくつかあるうちの一つが「安心感を与える人になる」でした。理不尽なことにも動じず冷静に対処して、周りの人から頼りにされる人、そんなイメージです。
安心感を与える人になれるように、毎朝「平常心」「柔軟心」「和敬清寂」と禅語を唱えていました。目標を達成するには、目標を覚えていることが大事ですからね。
でも、この目標を中止しました。
自撮りは、なぜテンションが上がるのか?
この文章を読んでくださる方は、自撮り好きか、もしくは、自撮りなんてウザいと思っているかのどちらかではないでしょうか。自撮りなんてどうでもいいと心の底から思っている方は、きっとスルーしているはずなので。
よかったら、最後まで読んでみてください。
かつて、わたしは自撮りウザい派でした。だけど、数年前に旅先で出会った自撮り大好きのご夫婦と行動を共にするうちに自撮りの楽しさに目覚め、今では隠れ自撮り好き
”整える”はわがままに
最近、休みの日に欠かさずしているのはベランダでヨガです。
アラフォーになって、心身の不調がそこここに顕在化してきました。消化不良、不眠、PMS(月経前症候群)などなど。
ベランダヨガはこれらすべてを軽減してくれる(わたしにとっての)魔法です。
今日は、わたしなりの心身を整えていくときの考え方を書いてみます。快適な在り方を探求する際の参考になれば嬉しいです。
消化不良も不眠もPMSも、自律神
【暇と退屈の倫理学】を読んで気づいたアイデンティティはだれのものか?
この本を読んで気づいたことの一つは、(無意識の)アイデンティティが「優秀な労働者」であることでした。
暇もなく退屈を感じることもなく、休日は普段の労働の疲れを癒して、次の労働のために備えるという労働中心の生活を送っていることにギモンがありませんでした。それどころかプライドを持ってこなしていたのです。休日にスーパー銭湯でくつろぐことをメンテナンスなどと称して、自己管理に余念がない自分に満足していた