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大家族の食事。こじんまり家族の食事。
私は一人っ子である。
そして祖父母とも一緒には暮らした経験はなく、いわゆる核家族の形態、19歳で一人暮らしをはじめるまで父と母と自分の3人家族の家庭環境のなか育った。
両親の家庭方針は『なるべく一緒に過ごし、その時間を大切に』だったので、良くも悪くも何かと距離感が近い親子関係であった。
そして我が家には暗黙の了解があった。
父の仕事や私の部活等でいないなどの避けられない理由がないかぎりは、3人全員
【ショートストーリー】雷のような人
雷のような人だ。
同じクラスの来栖君を評するなら、私はそう言う。
声が大きいとか、怒ると怖いとかではない。
鮮烈な存在なのだ。けど同時に危険。
それはまるで、最初は幼子のように、この音は何?なんで光るの?と雷がどんなことかも知らず、知りたくて仕方がなくなる。
けれど、命の危険性があることを知ると途端に怖くなり、近寄りたくなくなる。
次に、あれは危険だけど、家の中にいれば大丈夫だとか、光
食べる意欲は次世代につながる
食べることが好きだ。
どんな状況でも食べる意欲はほとんど衰えない。
好きなゲームに熱中していても、食事はキチンと3食とる。
過去にインフルエンザや胃腸風邪になって体が固形物を受けつけない時も、「元気になったら何食べようかな……」と考えていたものだ。
極めつけは、陣痛がきている最中にお昼ご飯が運ばれてきたのだが、痛みに耐えながら完食したことだ。
痛みの波がきている時は、行儀が悪いが箸をテーブル