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DaybyDayインタビュー
同じ対象者個人に翌日も同じテーマでインタビューする方法をDaybyDayインタビューとし、発表したのは2010年のことです。
きっかけは、夫婦喧嘩、飲み屋での議論、上司の説教、など白熱した会話のやり取りの後、「ああ言えばよかった」「こう切り返すべきだった」と後悔・反省して眠れない夜を過ごしたことがあるとする人がたくさんいたことです。
さらに、「そうか!相手は実はこのことを言いたかったのかもしれない
カスタマージャーニー
<カスタマージャーニーの目的と効用>
カスタマージャーニーはダイナミックなPDCAサイクルを確立することを期待して作成される。
期待のひとつは、カスタマーの「きっかけから購入」までを旅程(ジャーニー)として分割し、その間の態度変容・感情変化を時系列に記述することで消費者心理の動きをわかろうとすることである。
もうひとつは、タッチポイントのそれぞれに自社のマーケティング施策が届いているか、ヌケはない
ラダー図からペルソナ
前回、レパートリーグリッド発展法、評価グリッド法、ラダリングの考え方と使い方を述べた。
今回はラダリングのラダー図の使い方を詳しく述べる。前回同様、ライトウェイトスポーツカーの開発プロセスをとりあげる。
<開発プロジェクト>
ベストセラーのユーノスロードスターとCRXデルソルの比較価値分析することでスポーツカーの新ブランドを開発したい。(30年前)
そのための調査として両車10人ずつ20人のオーナ
脳・AIハイブリッド
ERTO 池谷脳AI融合プロジェクトはBMI(Brain Machine Interface)のMをAIに置き換えることであろう。
マーケティングの脳科学応用は失敗が多い。ここで、マーケティングへの脳科学とAIのハイブリッド活用の途を妄想する。
<ニューロマーケティング>
2000年に入ってから脳科学が急発展した。特にfMRIのデータ活用によって脳の各部位の機能特化の分析が大きな流れになった。
極
チェルシーは売れた(はず)
4月3日のセミナーでチェルシーのブランディングの状況を分析し、終売の意思決定の妥当性を分析した。
終売でなく「どこかに売った」方が消費者ニーズに合致していた、もったいない、買うメーカーはあったはずという結論になった。
<リエゾンインタビューでわかったチェルシーの完成されたブランド>
女性2人のリエゾンインタビューからわかったこと。
ブランディングは完成され強化なもので、硬直性はなく状況の変化に対応
「晴れ風」と凱風快晴
4月2日にキリンがビールの新定番と銘打って発売した「晴れ風」。
このネーミングの背景をリバースエンジニアリング的に探り、マーケティング的批評を試みる。
パッケージデザインとネーミングだけを頼りに振り返る(CMその他は参考にしない)。
<晴れ風のコンセプトをリバースする>
特徴は水色のベースカラーに「晴れ風」が白抜きであることであろう。この点だけ見ればビールではなく清涼飲料のデザインといえる。
上部
リバースエンジニアリング
この30日でロングセラー明治チェルシーが終売になるニュースが2月に流れた。そこでチェルシーのブランディングをリバースエンジニアリングすることを試みた。なお、明治さんの許可はとっていないのでこちらの勝手なわめきであることと、ソースはホームページのデータのみであることを断っておく。4月3日の「マーケティング症例研究」で詳しく述べる。
http://www.aura
新手法:リエゾンインタビュー
2018年にリエゾンインタビューという方法論を開発したまま放置していた。
ここで、改めてリエゾンインタビューの有効性を紹介したい。
<インタビューが抱える2つの困難>
1on1インタビューでは、モデレーターが質問者、対象者は回答者との役割分担が自然にできてしまう。これは先生と生徒のような上位者、下位者の関係であり、詰問されてる、尋問されているとの負の感情が対象者に湧き上がる。
この状況は対象者を萎