新手法が体験できる

4月3日実施の第29回「アウラ・コキリコセミナー」はマーケティング症例研究の第一弾として「チェルシー終売」をテーマに取り上げる。
マーケティング症例研究として、CHELSEA終売の原因・理由を仮説的に検討し、現ユーザーにリエゾンインタビューを実施し、CHELSEAブランドのブランド力の構造分析・リバースエンジニアリングをおこなう。
そこから、CHELSEA終売の代替戦略を検討する。http://www.auraebisu.co.jp/
<CHELSEAブランドの現状仮説>
以下に仮説を羅列する。
①キャンディーがジャンルごと時代に合わなくなった。チューインガムが廃れたの同じか。
②キャンディーは「ぐみ」にリプレースされた。ガムがフリスク、ミンティアにリプレースされたのと同じか。
③口の中に一定時間滞在する食品は時代に合わなくなった。(口を動かして歩くのはマナー違反。歩きタバコと同じ?)
④飴・キャンディーは機能性(のど飴、ミント系)に向かった。
⑤CHELSEAのブランディングはローンチ時で完成。2000年代に自らブランドを崩した。
⑥以上からリブランディングの可能性はあるか。(終売以外の戦略)
<リエゾンインタビューの目的>
・お菓子市場のジャンルポジショニングと注目ジャンル
・お菓子市場の歴史認識
・CHELSEAのブランド構成要素と差別性
<対象者リクルーティング>
<条件>
  ・25歳~49歳の日本人女性。未既婚問わず。
  ・お菓子、キャンデーを自分で買って自分で食べる人。1回/週以上
  ・CVSをよく利用する人。
  ・明治チェルシーをこの1年の間に買って食べた人
<除外条件>
  ・食品関係の仕事(だった)人  
  ・ポテチ、せんべいなど甘くないお菓子好き
<対象者>
  ①35歳江東区 一人暮らし 勤務先はサービス業(宿泊)CVSはロー
  ソン。よく買う菓子、ガルボ、たたかうマヌカハニー、C1000のど飴
  CHELSEA2回/年  
  ②49歳武蔵野市 夫。CVSはファミリーマート、セブンイレブン。
  よく買う菓子、アルフォート、キットカット、
  はちみつレモンCのど飴、ハイチュウ。
  CHELSEA6回/年
<スクリプト>
・対象者2人で会話してもらう←リエゾンインタビュー
・お菓子の食用状況(いつ、何を、ダレと、どんなときに食べているか
・好きなお菓子(ブランド)と味の表現
・CHELSEAの認知内容、CHELSEAのパッケージの絵を書いてもらう
・CHELSEAと対照ブランドでメタファー法←脈絡のない写真からCHELSEA
 イメージするものを選んでもらい、その写真からストーリーを作って
 もらい、最後にCHELSEAとの関係性を語ってもらう。



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