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トルコ

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トルコに行ってみるのです。
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#旅行記

トロイ遺跡でのある日、別に手抜きじゃない寒い話

トロイ遺跡でのある日、別に手抜きじゃない寒い話

さて、わたくしたちがトルコを訪れる以前から
一度は来てみたかったトロイ遺跡

「寒いね」

「寒いよね」
「寒い、寒い」

「本当に寒くない?」

「本当に寒い。笑えんくらい寒い。」

寒い

兎に角 寒い

それでも寒い

「街まで帰ろう」
子「寒い…」

しかし帰りのバスはいつ、どこへやってくるのか?

係員の女性
「次のバスは13時ね。
降りたとこで待っていれば来るわ。」

「寒い🥶」

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チャナッカレであの有名観光地を目指す

チャナッカレであの有名観光地を目指す

翌朝も非常に寒く
洗濯物を乾かす為に付けておいた
暖房のおかげで救われました

あまり天気も良くないようです

宿のオーナーからは既に新しいLINEが届いておりました

「僕は体調が良くないようだ。
君たちをトロイの木馬まで案内したかった。
しかしそれが出来そうにない。」

「それはお大事になさってください」

いいさ
せっかく見知らぬ街まで来たんだもの

最後の観光地と思って
チャナッカレを見て

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チャナッカレで親切に浸る

チャナッカレで親切に浸る

やっとスマホが充電出来る…

今どき旅の重要な問題
情けないかな、そこでもあります

数年前であれば
海外では日本のケータイが使用出来ませんでした故
バッグの奥底
何処に転がって行っても気づかない程でしたのに
今や地図🗺LINE、カメラ
全てスマホ又は充電が無いと
この世の終わりでも訪れたかのような気持ちになるのでございます

ドア「コンコン!」
再び部屋のドアを開けますと
雨合羽をまとった宿

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チャナッカレでホームレスになるかと思ったけど救世主現る、あと突然の明朝体

チャナッカレでホームレスになるかと思ったけど救世主現る、あと突然の明朝体

颯爽と現れたその男性は

雨合羽を脱ぎながらこう言います

「僕はこの宿のボスだよ。

君から予約確認メールに返信が無かったから

君のFacebook、Instagram、WeChat、LINE、Twitter、タウンページ、その他

全て探したけど

見付けられなかったんだ。」

「そこまで探すんかい」

こりゃ住所特定されてTikTokに晒される日も近そうだ

スマホでメールを開いてみますと

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初めてのチャナッカレで宿無し

初めてのチャナッカレで宿無し

セルヴィスに乗り
チャナッカレの街の中心部に着く頃には
夜8時を過ぎておりました

セルヴィスのドライバーさんは
終点まで乗って行きなよ
と仰いましたが
わたくしたちはGoogle様ナビにて
予約したホテルが付近にあることを確認し
セルヴィスを飛び降りました

何だ、この靴

雨が降って参りましたが

少し歩くと宿に着きます

…しかし

宿の入り口は閉まっており

「今日は満室」という看板

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憧れのパムッカレ、石灰棚で流血、ザクロジュースで補血

憧れのパムッカレ、石灰棚で流血、ザクロジュースで補血

よし、決めたぞ!
遺跡プールにゃ入らん

段々 考えることすら面倒になって参りまして
温泉プールの領域から出ることに致します

本来の目的は石灰棚でした故
石灰棚さえ見られれば良いのです

うん、良いのです知らんけど

温泉がありません…
真ん中のは、よく見ると池?

もう少し歩いてみます

あれを利用すると
どのような写真が撮れるのでしょう

ちょっと気になりますね

思ってたんと違う

もう少

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寂れたカラハユットで初テルマエ

寂れたカラハユットで初テルマエ

結論からお話しますと
カラハユットは寂しい街でした

ただ、温泉宿は最高
コロナ禍前であれば
もっと賑わっていたのではないでしょうか

あの賑わしいトルコアイス屋さんも
一応あるのですが
お客さんがおりません

とにかく人が歩いていないのです

但し、物価は安いと思われました

ローゼンスのお店などもございました故
後になってもっと色々購入しておけば良かったと後悔

トルコで美味しいお店に案内して

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カラハユットとラマダン明け

カラハユットとラマダン明け

パムッカレにずっと行きたかった
と書きましたが

調べてゆく間に
宿はパムッカレ村より
温泉街であるカラハユットにした方が良いように思えました

カラハユットでミニバスを降車致します

…わたくしはアンタルヤの片隅で
ネットにてカラハユットの温泉宿を探しながら
きっとパムッカレではハリラヤプアサのお祭りのようになって
賑やかな日々になるのであろうと予想しておりました

ラマダン明け
マレーシア、ペ

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トルコの子育てと、長距離バスに置いてかれそうになったお話

トルコの子育てと、長距離バスに置いてかれそうになったお話

多分ですが
トルコで子育てをしたら
楽しいのではないでしょうか

人満載のメトロ車内で
付近に男性2人が座っておりました

その後、子供2人を連れた男女が乗車して参ります
すると先に座っておりました男性2人組は
子供たちを座席に座らせ
スマホを見せたり、子供の写真を撮ったり等して
喜ばせたりし始めます

わたくしは「この方々は一緒に乗車してきたお友達同士なのだったのかな」
と考えましたが、
やがて

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アンタルヤとの別れ〜大量のダンボールを添えて〜

アンタルヤとの別れ〜大量のダンボールを添えて〜

名残惜しいイスメットパシャ駅から
再びアントライに乗り込みます
昨日、青年が購入してくれたアンタルヤカードの効果で
楽々オトガルに辿り着くことが叶いました

本当はイスメットパシャ駅からは
ノスタルジックトラムヴァイの駅も近かった様なのですが
それに乗って遊びに行く時間はないように思えました

海すら見てないぜ…

また今日も「移動の日」か

最後にアンタルヤの時間を楽しむ為に
オトガルにあるフー

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足ふきマットだけがわたくしを冷えから守るアンタルヤな夜

足ふきマットだけがわたくしを冷えから守るアンタルヤな夜

深夜、宿へ戻り
シャワーを浴びてから
ベッドにお布団的な物が
小さなブランケットしか無いことに気付きます

「これじゃ明け方は冷えるよね
外のカゴにシーツか何か入ってるの見たから
借りてくるわ」
子「ワイは暑いからいらん」

フロントももう閉まってしるでしょうし
何でも良いので3枚ほど手に取り
部屋へ戻ります

部屋で広げてみると
それらは全てトルコ伝統の足ふきマットで
わたくしは横になり
身体の

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トルコ音楽とアンタルヤ、そして「イクメン」とは何ぞや?

トルコ音楽とアンタルヤ、そして「イクメン」とは何ぞや?

どんなに疲れていても
トルコの街と優しい人たちは
元気をくれます

遅い時間ですが
外を散策してみようじゃないか

驚いたのは夜9時を過ぎていたであろうに
3階建てくらいの大きな服屋さんまでもが営業していたことです

何時まで営業なんだろ
22時とか?

子が「こっちの人が着ているみたいな
服を買って着てみたい」
と申すので入ってみて
かなり試着しましたが
どのお洋服も恐ろしい程 似合っておらず断

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メニィメニィメニィメニィアンタルヤ!

メニィメニィメニィメニィアンタルヤ!

子「もう何を信じれば良いのか分からない…」
「信じて良いのはトルコ絨毯だけさ」

アントライに乗り込み
グッタリとイスメットパシャ駅へ運ばれて参ります

子「あの人ら、めっちゃこっち見てる」
「どうせ絨毯買い損ねた観光客だってバレてんだよ」

確かに、アントライ乗客の男女
こちらを見ながら何やら話しております

目が合うと男性が近付いてきます
男「ニホンジン デスカ?」
「そうです。わたくしこそが

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ネットで買うトルコのバスチケットとは…そして因縁のアンタルヤ

ネットで買うトルコのバスチケットとは…そして因縁のアンタルヤ

多分、わたくしもちょっとしたプレッシャーを感じたり
人から何かを一方的に決め付けられたりすると
お腹が痛くなってしまう方なのです

今ですら
職場から「○○をしたいので、○○を頼んでおいてください。」とLINEが着て
何か嫌だからスルーしておりますもの
したいんならLINEしてないで
自分でしろよ、でございます

それは兎も角、胃腸弱い家系でございます

アンタルヤ行きのバスに乗り遅れたってー

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