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トルコ

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トルコに行ってみるのです。
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トロイ遺跡でのある日、別に手抜きじゃない寒い話

トロイ遺跡でのある日、別に手抜きじゃない寒い話

さて、わたくしたちがトルコを訪れる以前から
一度は来てみたかったトロイ遺跡

「寒いね」

「寒いよね」
「寒い、寒い」

「本当に寒くない?」

「本当に寒い。笑えんくらい寒い。」

寒い

兎に角 寒い

それでも寒い

「街まで帰ろう」
子「寒い…」

しかし帰りのバスはいつ、どこへやってくるのか?

係員の女性
「次のバスは13時ね。
降りたとこで待っていれば来るわ。」

「寒い🥶」

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寒過ぎるガッカリ観光地の売店にて

寒過ぎるガッカリ観光地の売店にて

やたらめったらオープンな元レストランを通り過ぎ
もう少し進んでみます

これまた通気性抜群な車庫が現れました

読めぬ…
11時出発かな?

丁度 付近で別の車の手入れをしていた方に訊ねます

「トロイに行きたいのですが」

男性「このバスだよ、まだ出発しないけどね。」

「とても寒いので車内で待っても良いですか?」

男性「勝手に乗ってなー」

ミニバス車内も冷えていますが
外で出発を待つよりは

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チャナッカレであの有名観光地を目指す

チャナッカレであの有名観光地を目指す

翌朝も非常に寒く
洗濯物を乾かす為に付けておいた
暖房のおかげで救われました

あまり天気も良くないようです

宿のオーナーからは既に新しいLINEが届いておりました

「僕は体調が良くないようだ。
君たちをトロイの木馬まで案内したかった。
しかしそれが出来そうにない。」

「それはお大事になさってください」

いいさ
せっかく見知らぬ街まで来たんだもの

最後の観光地と思って
チャナッカレを見て

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チャナッカレで親切に浸る

チャナッカレで親切に浸る

やっとスマホが充電出来る…

今どき旅の重要な問題
情けないかな、そこでもあります

数年前であれば
海外では日本のケータイが使用出来ませんでした故
バッグの奥底
何処に転がって行っても気づかない程でしたのに
今や地図🗺LINE、カメラ
全てスマホ又は充電が無いと
この世の終わりでも訪れたかのような気持ちになるのでございます

ドア「コンコン!」
再び部屋のドアを開けますと
雨合羽をまとった宿

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チャナッカレでホームレスになるかと思ったけど救世主現る、あと突然の明朝体

チャナッカレでホームレスになるかと思ったけど救世主現る、あと突然の明朝体

颯爽と現れたその男性は

雨合羽を脱ぎながらこう言います

「僕はこの宿のボスだよ。

君から予約確認メールに返信が無かったから

君のFacebook、Instagram、WeChat、LINE、Twitter、タウンページ、その他

全て探したけど

見付けられなかったんだ。」

「そこまで探すんかい」

こりゃ住所特定されてTikTokに晒される日も近そうだ

スマホでメールを開いてみますと

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初めてのチャナッカレで宿無し

初めてのチャナッカレで宿無し

セルヴィスに乗り
チャナッカレの街の中心部に着く頃には
夜8時を過ぎておりました

セルヴィスのドライバーさんは
終点まで乗って行きなよ
と仰いましたが
わたくしたちはGoogle様ナビにて
予約したホテルが付近にあることを確認し
セルヴィスを飛び降りました

何だ、この靴

雨が降って参りましたが

少し歩くと宿に着きます

…しかし

宿の入り口は閉まっており

「今日は満室」という看板

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名前が似てるというだけでパムッカレからチャナッカレへ…

名前が似てるというだけでパムッカレからチャナッカレへ…

ゆったりとプライベート温泉に浸かり
ようやく手に入れたエフェスビールを飲んで
やはり翌日は移動

どの街へ向かうか迷いましたが
現状「パムッカレに居る」ということで
名前が似ている?「チャナッカレ」へ行くこととします

チャナッカレは「トロイの木馬」「ガッカリ観光地」として人気ですが
わたくしたちはシンガポールのマーライオンや
ドイツの小便小僧等も存分に楽しめましたから
多分「ガッカリ観光地」が向

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何故トルコに来て辛ラーメンなんだ

何故トルコに来て辛ラーメンなんだ

カラハユットの宿に戻り
ネットで何か面白い場所は無いかと探してみます

このベンチに座っていますと
同じホテルに宿泊する女性が
めちゃくちゃフレンドリーに話し掛けてきてくださいましたが
その言語が全く分かりませんでした為
ただわたくしがニヤニヤしているだけで
終わってしまいました…すまない

相変わらず街は静まり返っており
直ぐ下の街のパムッカレ温泉とは大違いです

その時、2km以内の場所にある

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憧れのパムッカレ観光するも数時間で終了

憧れのパムッカレ観光するも数時間で終了

色々あったようで何も無い石灰棚は
今、思っても疲れる場所でした

水着で行けば良かったのでしょうか
南ゲートから入れば良かったのでしょうか
生まれて来なければ良かったのでしょうか

とにかく転ばないよう
北側から南門へ
降ることで精一杯になってしまい
変に神経を使いました

サンダルを履けないから
足裏、めっちゃ痛いし

上からの見晴らしは良いのですが
とにかく早く南門に辿り着きたい!

気持ちの

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憧れのパムッカレ、石灰棚で流血、ザクロジュースで補血

憧れのパムッカレ、石灰棚で流血、ザクロジュースで補血

よし、決めたぞ!
遺跡プールにゃ入らん

段々 考えることすら面倒になって参りまして
温泉プールの領域から出ることに致します

本来の目的は石灰棚でした故
石灰棚さえ見られれば良いのです

うん、良いのです知らんけど

温泉がありません…
真ん中のは、よく見ると池?

もう少し歩いてみます

あれを利用すると
どのような写真が撮れるのでしょう

ちょっと気になりますね

思ってたんと違う

もう少

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人が人を人で洗うパムッカレ温泉〜遺跡を添えて〜

人が人を人で洗うパムッカレ温泉〜遺跡を添えて〜

子「めちゃくちゃお腹空いたー」
「そうだわな。そろそろ着席してお茶でもしたい…」

鶏のオブジェを左に入ってみると
そこは憧れの「パムッカレ温泉」
でございました

入口のチケット売り場には沢山の人がおりましたが
チケットを買わずとも場内には入れる様子

パムッカレ温泉に浸かる場合のみ
チケットが必要なのかも分かりません

もちろんパムッカレ温泉には絶対に入りたい訳ですが
先ずは軽食かな

「遺跡

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亀と楽しむネクロポリスだのヒエラポリスだの

亀と楽しむネクロポリスだのヒエラポリスだの

テルマエによく浸かった後は
夜、しっかり眠ることが叶いまして

誠におめでとうございます

ラマダン明けのお祭りは
とくに無いんだろうか

鶏「クーッククッックーーーーーーーーーー」

子「この街の鶏は鳴き声が長いことでギネスに認定されてるらしいよ」

何なんだよ、その情報

外を歩いて
バザールを抜けて
カラハユットの温泉岩シンボルを発見

お湯が流れ続けております
この岩、どんどんデカくなるん

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寂れたカラハユットで初テルマエ

寂れたカラハユットで初テルマエ

結論からお話しますと
カラハユットは寂しい街でした

ただ、温泉宿は最高
コロナ禍前であれば
もっと賑わっていたのではないでしょうか

あの賑わしいトルコアイス屋さんも
一応あるのですが
お客さんがおりません

とにかく人が歩いていないのです

但し、物価は安いと思われました

ローゼンスのお店などもございました故
後になってもっと色々購入しておけば良かったと後悔

トルコで美味しいお店に案内して

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カラハユットとラマダン明け

カラハユットとラマダン明け

パムッカレにずっと行きたかった
と書きましたが

調べてゆく間に
宿はパムッカレ村より
温泉街であるカラハユットにした方が良いように思えました

カラハユットでミニバスを降車致します

…わたくしはアンタルヤの片隅で
ネットにてカラハユットの温泉宿を探しながら
きっとパムッカレではハリラヤプアサのお祭りのようになって
賑やかな日々になるのであろうと予想しておりました

ラマダン明け
マレーシア、ペ

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