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メニィメニィメニィメニィアンタルヤ!

子「もう何を信じれば良いのか分からない…」
「信じて良いのはトルコ絨毯だけさ」

アントライに乗り込み
グッタリとイスメットパシャ駅へ運ばれて参ります

子「あの人ら、めっちゃこっち見てる」
「どうせ絨毯買い損ねた観光客だってバレてんだよ」

確かに、アントライ乗客の男女
こちらを見ながら何やら話しております

目が合うと男性が近付いてきます
男「ニホンジン デスカ?」
「そうです。わたくしこそが日本人でごさまいます。」

男「(女性に向かって)ほらね!」
女「ニホン、ダイスキデス」

「ありがとうございます😭」
男女「アンタルヤの街を楽しんでね🎶」

間もなく辿り着く
イスメットパシャ駅

「何かもう、人が親切過ぎて
自分たちが穢れたものに思えるな」
子「うん。ホテルに着いてから考えよ。
ナビ出そうか?」

思い切り路面電車の駅
道路の真ん中で地図を出しておりましたら
子連れの4人家族が現れます
「貴方たち、何処に行くの?
道は分かる?
案内しようか?」

丁度その時、会話を遮るように
Google先生が目的地のグランドアンタルヤホテルの方向を示してくれます

「ありがとー!丁度ナビが甦ったから
大丈夫です。」

家族「安心したわ。気を付けてね。」

アザーンが聴こえて参ります

「わたくしたちはもう
地中海に身投げした方が良い程
汚れているのだ…」

呟きながらホテルを目指します

あったー!

下のキャリーバッグ屋さんでは
外国人とトルコ人店員らしき男性同士が
物凄い勢いで怒鳴りあっております

そういうとこなんです
(皆が皆とは申しませんが)
何故 普段 皆あんなに親切で温厚なトルコ人は
至る場所で激しい喧嘩を繰り広げているのでしょう

子「感情的でストレートなだけなんじゃない?」
そーゆーことかなー

で、このホテル
正面は全部 楽しそうな(今は大喧嘩中だけど)ショップになってるけど
何処が入り口なんだよ

とりあえずお店の前を通り過ぎて
建物を1周するくらいのつもりで
右に曲がってみたら
入り口っぽいゲートがございました

開けて入ってみよう
エレベーターの「3階」のところに
何か印がしてありましたので
そこがレセプションかも知れないと思い
押してみます

で、3階で降りると
何もございません
「え…どうしよ」

「アリー!アリー!!」
って、下からめっちゃ呼ぶやん

誰だよw
でも少なくとも下がフロントだということは把握致しました
「今行くよ!」

フロント「やぁ!アリー!
予約が入ってたから、君たちを待ってたよ。
フロントはここなのさ。
じゃあ今夜の宿泊代を精算しよう。」

「うん、ココがフロントってことは
流石に今のわたくしには理解出来てる。
ところでagodaで予約した時、
クレジットカードで精算されてなかった?」

フロント「されてないよ。
クレジットカードは絨毯用に取っておきなよ。」

「それな」

支払いの明細が着ていた気はするのですが
もういいや
ホテルの方がそう仰るならと
支払いを済ませます

フロント「君らの部屋に案内するよ」

シャワーがプラーン

立地も最強
綺麗な宿です

ちょっとここら辺の作りは怪しい

古い建物をリノベーションしてあるんでしょうね

まぁ!
大きなベッド

フロント屋「OK?」
「はい、あ!朝食付きだっけ?別?」

フロ「朝食は別料金。とても少ない。
パンと、よくあるブレックファスト。

でもぉ〜外に行くと〜
メニィメニィメニィメニィ
(パクパクと食べる仕草)
チープ!グッドレストラン👍
デリシャス✨」

「なるほど!
外で自分で食べてきた方が良いということだね。」

「そーゆーこと!また何かあったらフロントに声 掛けて✌️じゃ」

…楽しい方でした


アンタルヤ…めちゃくちゃ良い街じゃん





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