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プライマルヘルスに基づくお産

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#オキシトシン

報酬と報酬系ホルモンβエンドルフィン

報酬と報酬系ホルモンβエンドルフィン

先日、【思考のジャムセッション あなたならどう解く?】という番組をちょっと見たときにロボット工学の日永田智絵さんのAIロボットを使っての報酬での行動を話しているのを見てお産とその後の母子の人生について思いが及んだので。

陣痛の痛みを乗り越えた先に、赤ちゃんと対面という報酬があった。

でも、現在は陣痛の痛みを乗り越えなくても赤ちゃんと対面できる。

しかし、自然なお産の時には、陣痛の時にオキシト

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産後ケアのあり方 序章

産後ケアのあり方 序章

昨日のお産の時オキシトシンが最大に出るとどうなるか!【ある若い母親の例:20歳】で、

本当にオキシトシンが大量に出たときは、生まれた我が子を一時も手放したくないという状態に自然となります。もし、仮に誰かが無理やりでも赤ちゃんお預かりします。休んでくださいとでも言って引き離そうとすれば、とびかかってでもわが子を離さないくらいの勢いになる

この状態は、新生児期にはとても喜ばしい状態です。しかしなが

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お産の時オキシトシンが最大に出るとどうなるか!

お産の時オキシトシンが最大に出るとどうなるか!

昨日、オキシトシンが大量に出るとどうなるかの続き(久々にちゃんと次の日続きがかけた(笑))です。(「お産はオキシトシンを最大に出せるチャンス!』はこちら)

【ある若い母親の例:20歳】

彼女は、最初のお産で、子どもの父親(落ち着いた人でした。)と一緒に私が開催しているお産のワークショップに毎回欠かさず参加していました。生まれるまで8回くらい(当時1クール4回で開催していたので2クールと理想的で

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お産はオキシトシンを最大に出せるチャンス!

オキシトシンが大量に出るとどうなるのか?

お産の環境を安全安心な状態に整えて、介入がない状態でのお産とお産直後を迎えるとどうなるのか?

ある、若い母親の顕著な例を今でも鮮明に思い出す。(この話はもう少し丁寧に別バージョンでお伝えしますが。。。)

人は、一瞬にしてこんなにも母性溢れる愛の状態に変わるものなのだと!

私たちは、子どもを産むという行為でこんなにも大量のオキシトシンを出すことができ

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健康の起源

健康の起源

昨日、今日と【健康】についての話が出会う人出会う人から話に出た。それも、女性ばかり。皆、健康についてはとても関心のある時代だと思う。

いかに健康で心身ともに快適に生きていくか?

とても大事なことであると思う。

日々の生活の中で、自分や家族・わが子の健康にここ近年は特に皆注意を払っているように思える。

なるべく自分の本来持っている力で健康を保ちたい。あるいは健康になって元気を保ちたいと。

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お産の優位性…聴覚

お産の優位性…聴覚

お産の優位性…視覚の話の後から、しばらくたってしまいましたが~

聴覚障害の方のお産にもやはりかかわらせていただいたことがあります。

産む方が聴覚障害がある方や、パートナーの方などありますが、

ここでは産婦が聴覚障害の場合。

音が聞こえないことはお産の時は、やはり優位になります(私個人の考えです。)。

音が遮断されていると、児の娩出時(赤ちゃんがお母さんの母体から出てくるとき)興奮した人の

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オキシトシンの違いとその影響は?

オキシトシンの違いとその影響は?

自分の体の中からオキシトシン(愛情のホルモン)を出すことと、人工合成オキシトシン薬の関係。

現代のお産で母体からオキシトシンが出て、お産が始まり、お産後も生まれたばかりの赤ちゃんをお母さんがじっくり抱きしめその後赤ちゃんの求めに応じる都度母乳を与える(おっぱいを加えさせる)ということで、オキシトシンはどんどん出てきます。

ところが、予定日近くなって、なかなかお産が始まらないと、人工オキシトシン

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お産の時産婦はサイキック!

お産の時産婦はサイキック!

お産の時に、身内や友人がお産に立ち会うことがあるけど、お産の時って、産む人はとてもサイキックになっているってわかりますか?

別に念力でものを動かすわけではないけど、とても、相手の考えていることがわかってしまうので、言葉に出さなくてもすぐ感じ取ってしまうのです。

お産の流れがわからない人や、初めてお産に出会った人(特に生む本人の妹さんだったり)は、今すぐにでも生まれるかのごとく来たりするのですが

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お産と栄養

お産と栄養

妊娠中の栄養は母体にとっても赤ちゃんにとってもとても大切ですが、
現代の妊婦さんは栄養不足な感じがします。
カロリーや糖質は取りすぎているほどとっているけど、必要な栄養素やたんぱく質が足りていない。
50年前の日本の食事は、野菜でもほかのものでも栄養素がかなり多かった。
現代は。。。。

そして、マクロビオテック、ローフード、ビーガン、発酵食品、糖質オフなど、イロイロな食べ方食事療法などあるけど、

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ネグレクトを止めるには...(オキシトシンを出そう!)

ネグレクトを止めるには...(オキシトシンを出そう!)

乳幼児に対しての母親の育児放棄・子殺し・ネグレクトなどについての事件が後を絶たない。
そんな母親に対して、自身もネグレクトされていたとか、
夫の暴力が怖くて子どもを守れなかったとか、
一人で子育てするのに疲れ、(表面的に)やさしくする男性との時間が子どもの危機管理より優先してしまったとかの情報が入ってくるが、

ある臨床心理士は
「こういった傾向は、加害者となった母親自身が幼少期に親との愛着を形成

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産む前にできること・生まれた後に「発達」のプロからの知恵やアシストがあるということ

最近、「発達」ミートアップ Meet Up!というオンライングループに参加させてもらっていて、毎回専門のゲストの方のお話を聞くのであるが、奥が深くまた、聞いているうちに呼び起こされる自分の考えと共に深く同感する。
何よりそのオンラインでの場がとても心地よく優しい場であるのは主催者である、やぎ整骨院 NTA・BBAs発達臨床室のYagiさんの場づくりの力だと思う。

*やぎ整骨院 NTA・BBAs発

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