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【文05】人の「言いたい」ことを「言わせてあげる」と大きく広まる

【記事メーター】☆★☆
※星ひとつ500文字程度

こんにちは、蒼騎愁也(あおきしゅうや)です。
今日もお疲れさまです。

ある先生の本に、
非常に興味深い内容が書いてありました。
広告の話にはなりますが、
読者からの反応を得たいと言う部分では、
十分に参考になり勉強になる内容です。

✅消えたかに道楽

広告が広く世の中の話題になるためには、
人の「言いたい」ことを
「言わせてあげる」ことが大切な考え方とのことです。

ポイントは「言ってあげる」のではなく、
「言わせてあげる」ところです。

この先生の手がけた、
1991年のJR東海大阪発キャンペーン。

大阪の道頓堀にある
有名なカニ料理店の
動くカニ看板からカニを外し、
その代わりに「JR東海CM出演中」と言う
垂れ幕を掛けました。

そのうえで
カニが全国を旅していると言う広告を作成。

当時の大阪の人たちの間では
大きな話題となったようです。

話題として大きな反応となったのは
次の2つでした。

「やっぱり大阪は、シャレのわかるオモロイ街やな」

私も修学旅行で大阪に行ったとき、
道頓堀には、ぜひ行ってみたいと言うことで、
このカニの看板を見に行った思い出があります。

そんな大阪名物ともいえる
動くカニの看板を外すのは、
なかなか大胆なことであり、
この思い切った演出に大阪の人たちは、
「シャレのわかるオモロイ街やな」と言うことで、
「東京にはこんなことでけへんやろ」と言う
反応につながりました。

「大阪商人はホンマしっかりしとるわ」

そもそもは、JR東海の広告のいち演出でしたが、
しっかりと自分の店もPRしているところに
「さすがはナニワのあきんど、油断もスキもあらへんで」
と言う反応につながりました。

✅人の「言いたい」ことを「言わせてあげる」

この2つの反応は、
このキャンペーンによって生まれ出たものではなく、
大阪人が日ごろからお国自慢のように
思っていたことであり
スキさえあれば「言いたい」と
思っていたことです。

この思いを上手く引き出して「言わせてあげる」
それが話題になり大きく拡散していく。

これを制作側は、
最初からねらって行った広告だったとのことで、
プロの手腕を見せつけられたようで驚愕しました。

もともと大阪の人たちが、
日ごろから思っている
大阪への愛着、愛郷心を
上手に振って「言わせてあげる」

1991年は今のように
インターネットがまだ普及していないときで、
SNSなど誰も知らなかった
この時代にもかかわらず、
人から人への口コミで
大きく拡散した広告だったとのことです。

私はこの記事を読んで、
すごいなと言う感想の前に、
単純に「うまい!」と感服しました。

人って何かの行動をとるのに、
必ずその理由って言うものが
存在していると思います。
無意識で何気なくした行動でも
その人の心の深い部分、深層心理では、
その行動に至らせる理由が
必ずあるはずだと。

そんな、自分自身でも
気づいていない理由を
上手く引き出して
行動につなげてあげる。

人はその理由に基づいて、
何となくレベルでも行動してしまう。

これは、とても大事な考え方であり、
どても難しい技術になりますが、
これがうまく使えるようになると、
魔法にかかったかのように
人の行動を自在に
コントロールできるのではないかと思います。

この先生はいいます。

野球で言うと、
ピッチャーが打ちやすい球を投げて、
バッターに気持ちよく
ホームランを打ってもらうようなもので、
絶好球が来れば、
必ず打ち返してくれることを
ねらって広告を作るのも
世の中に広めるための大事な技術です。

文章を作成するうえでも、
たくさんの反響を
もらえるようにするためには、
この考え方って大事だなと思いました。

う~ん……
でも、難しいですよね。

いつか、この魔法を習得できる日が
来ることを願い
今日も頑張って文章を書きましょう。


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