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自分の決めたルールの中で

「調子に乗ると足元をすくわれる」

何かいいことが起きるとそのように注意をされ、調子に乗らないようにと、謙虚に生きているつもりだが、私の周りは常に動いているし、常に進化しているのだということについては、謙虚になるつもりはない。

これで私に敵う人はいないだろう、というものがいくつかある。

書けば「足元をすくわれる」だろうから、これは心の中に秘めておく。公に出す感情と、秘めておく感情のバランスをうまく掴んだら、なかなかうまくいくようになったように思う。

嘘はつかないが、言わなくていいことは言わなくていい。

それは私のセールスコピーではない。そういったものは全て無くしていった。そうして出来ていくのは「私」という山口葵の存在の確立で、もっともっと輪郭をしっかりとさせていけばそれはさらにしっかりとした軸になるだろう。

私は、公でぶれるような発言をすることをやめた。体調の良し悪しなどを記録することを辞めた。腹が立つことを、公の場で語ることも辞めた。きわどい話をすることも控えた。「口は禍の元」を体感した経験があるからだ。

痛い目を見たおかげで、私は自分のコントロールを出来るようになったのではないかと思う。しかし痛いものは痛い。心に刻んでおくことはやめない。

自分の中で決めたルールの中は堅苦しく感じるかもしれないが、自分の表現できることは存分にある。何も感情をなくすわけではないのだ。

自分の表現できる世界の中で、表現できる「私」を出していこう。自分の中にありあまる力を、存分に出す舞台を自分で作り上げた。

あとはそこで、表現していくだけだ。

山口葵


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