蒼唯レン

自分のことをジーニアスだと思い込んでいるVtuber。AUTOMATONというWEBメ…

蒼唯レン

自分のことをジーニアスだと思い込んでいるVtuber。AUTOMATONというWEBメディアにて記事を書かせていただいています。

記事一覧

アニメ映画「花の詩女 ゴティックメード」を10年越しに鑑賞してきた話

※以下、映画の内容に関する軽いネタバレがあります。ご注意ください。 「ファイブスター物語」という作品をご存知だろうか。 「FSS(ファイブ・スター・ストーリーズ)」…

蒼唯レン
5か月前
16

アニメ「葬送のフリーレン」放送開始。この物語が描くのは、

この物語の始まりは、とある冒険の終わり。 王都への帰路に着くのは、魔王を退け世界に安寧をもたらした勇者一行。 この物語が描くのは勇者が魔王を倒すまでの道のり、で…

蒼唯レン
7か月前
9

アニメ「86―エイティシックス―」誰も人が死なない、あまりにも残酷な物語。

この記事は2021年8月25日に公開した記事を再投稿したものです。 アニメ「86―エイティシックス―」とは電撃文庫より刊行されているライトノベルを原作とした、2021年春ア…

蒼唯レン
7か月前
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今年最高峰の傑作アニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」がすごかった

この記事は2021年6月30日に公開した記事を再投稿したものです。 今年優勝!!!!!!最高のアニメ!!!!!!!! 失礼、思わず感情が荒ぶってしまいました。 進撃の…

蒼唯レン
7か月前
5

「機動戦士ガンダムNT」から勝手に読み解く宇宙世紀とニュータイプ論

この記事は2021年11月19日に公開した記事を再投稿したものです。 先日、ようやく「機動戦士ガンダムNT」を視聴しました。個人的には非常に面白い作品でした。 本作は人に…

蒼唯レン
7か月前
3

一年経ったいまだから語りたい「ガンダムビルドダイバーズ」シリーズ

この記事は2021年7月に公開した記事を再投稿したものです。 ガンダムビルドダイバーズとは、ガンダムのプラモデル、通称ガンプラを用いたオンラインゲームを舞台とした物…

蒼唯レン
7か月前
5

「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」という傑作の話をしよう

この記事は2021年5月25日に公開した記事を再投稿したものです。 令和の仮面ライダー第一号として昨年まで放送されていた「仮面ライダーゼロワン」。その劇場作品が昨年末…

蒼唯レン
7か月前
5

アメコミや特撮好きの人間がついにアニメ「僕のヒーローアカデミア」の視聴を始めた話

この記事は2021年9月30日に公開した記事を再投稿したものです。 ボクはいわゆる逆張りオタクと呼ばれる人間で、特に流行り物なんかは割と逆張りやすい部類だったりする。…

蒼唯レン
7か月前
10

いまさら「HUNTER×HUNTER」を読んだ

この記事は2021年6月10日に公開した記事を再投稿したものです。 みんなも変に逆張ってしまった結果、かえってなかなか手を出す機会がなくなってしまった作品というものは…

蒼唯レン
7か月前
5

AC6に登場する人物たちはお手本のようなキャラクター造形がされているという話

火を点けろ、燃え残った全てに。 『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』発売から一ヶ月が経ちました。 知る人ぞ知るロボゲーがよもやこんな話題作になるとは誰が予想でき…

蒼唯レン
7か月前
22

万魔殿パンデモニウム零式:天獄編 & SSK活動 振り返り備忘録

先週実装された「万魔殿パンデモニウム零式:天獄編」。 今回はSSK(初週出荷固定)という配信者固定を主催、実装から6日目で踏破 してきました。 クリア日時:2023/06/04…

蒼唯レン
11か月前
28

絶オメガ検証戦 振り返り備忘録(MT ガンブレ視点)

実装から33日目、ようやく絶オメガ検証戦をクリアしました。 せっかくなので備忘録を兼ねて、攻略を振り返っていきたいと思います。 クリア日時:2023/02/26 3:02 活動期…

蒼唯レン
1年前
22

「サイバーパンク エッジランナーズ」で情緒を滅茶苦茶にされた人が、感情を吐き出しただけの文章

アニメ本編の核心に触れています。ネタバレ注意。 「サイバーパンク エッジランナーズ」は、「サイバーパンク2077」というゲームを原作とした、いわゆる販促アニメだ。ゲ…

蒼唯レン
1年前
16

限界アニメオタクが選ぶ、最高にアツい2022年秋アニメを彩る、素晴らしきオープニング5選

2022年も残り3ヶ月となり、秋アニメの放送も始まっています。豊作の秋、という言葉が世の中には存在しますが、これは意外になことにTVアニメにおいても当てはまるところが…

蒼唯レン
1年前
9

2021年に出会って良かった作品6選!

2021年ももうすぐ終わり、新たな年を迎えようとしています。みなさんにとって今年はどんな一年でしたでしょうか? きっと今年も、新たな出会いと別れがたくさんあったので…

蒼唯レン
2年前
2
アニメ映画「花の詩女 ゴティックメード」を10年越しに鑑賞してきた話

アニメ映画「花の詩女 ゴティックメード」を10年越しに鑑賞してきた話

※以下、映画の内容に関する軽いネタバレがあります。ご注意ください。

「ファイブスター物語」という作品をご存知だろうか。
「FSS(ファイブ・スター・ストーリーズ)」と略されることも多いこの作品は、「重戦機エルガイム」を代表とするメカデザイナー永野護氏が手がける漫画作品だ。

1986年の連載開始から今もなお継続して制作し続けられている作品であり、とある架空の星団を舞台にした、数千年にわたる壮大な

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アニメ「葬送のフリーレン」放送開始。この物語が描くのは、

アニメ「葬送のフリーレン」放送開始。この物語が描くのは、

この物語の始まりは、とある冒険の終わり。
王都への帰路に着くのは、魔王を退け世界に安寧をもたらした勇者一行。

この物語が描くのは勇者が魔王を倒すまでの道のり、ではない。
戦いを終えた勇者たちのそれから先、長く続く人生の話だ。

勇者一行のひとりであるエルフの魔法使い、フリーレン。
彼女がいつから存在し、どれだけの時間を生き続けてきたのかは誰も知らない。
ひとつだけ言えるのは、人間よりも遥かに長い

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アニメ「86―エイティシックス―」誰も人が死なない、あまりにも残酷な物語。

アニメ「86―エイティシックス―」誰も人が死なない、あまりにも残酷な物語。

この記事は2021年8月25日に公開した記事を再投稿したものです。

アニメ「86―エイティシックス―」とは電撃文庫より刊行されているライトノベルを原作とした、2021年春アニメである。

ボクはまだ原作を未履修のため、今回はあくまでもアニメに絞って話をしたいと思う。

2021年春アニメについては別記事で「Vivy -Fluorite Eye's Song-」の話をすでにしていて、こちらも結構し

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今年最高峰の傑作アニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」がすごかった

今年最高峰の傑作アニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」がすごかった

この記事は2021年6月30日に公開した記事を再投稿したものです。

今年優勝!!!!!!最高のアニメ!!!!!!!!

失礼、思わず感情が荒ぶってしまいました。

進撃の巨人でおなじみのWIT STUDIOが制作したオリジナルアニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」という作品をご存知でしょうか。

面白い作品、重い作品、泣ける作品を観たいならぜひこちらをおすすめしたい。

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「機動戦士ガンダムNT」から勝手に読み解く宇宙世紀とニュータイプ論

「機動戦士ガンダムNT」から勝手に読み解く宇宙世紀とニュータイプ論

この記事は2021年11月19日に公開した記事を再投稿したものです。

先日、ようやく「機動戦士ガンダムNT」を視聴しました。個人的には非常に面白い作品でした。

本作は人によって評価が別れるという話を事前に聞いていたのですが、それについては正直、確かに意見が分かれてしまうのも仕方ないな……という気持ちです。

なんとなく宇宙世紀への熱が高まったので、NTの感想を交えつつそもそもどうして賛否が別れ

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一年経ったいまだから語りたい「ガンダムビルドダイバーズ」シリーズ

一年経ったいまだから語りたい「ガンダムビルドダイバーズ」シリーズ

この記事は2021年7月に公開した記事を再投稿したものです。

ガンダムビルドダイバーズとは、ガンダムのプラモデル、通称ガンプラを用いたオンラインゲームを舞台とした物語だ。ガンプラが主役なので当然ガンダムの世界ではなく、ガンダムという作品が世界的に認知されている現代社会が舞台となっている。

ちなみにガンプラものの作品は過去にもいくつかあって、ガンダムビルドファイターズシリーズが有名で、なによりも

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「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」という傑作の話をしよう

「劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」という傑作の話をしよう

この記事は2021年5月25日に公開した記事を再投稿したものです。

令和の仮面ライダー第一号として昨年まで放送されていた「仮面ライダーゼロワン」。その劇場作品が昨年末に上映されていたのですが、先月あたりに円盤がリリースされた本作をボクもようやく視聴することができました。

そもそも「仮面ライダーゼロワン」という作品についてあまり詳しくない方向けに説明すると、ゼロワンという作品は人間とヒューマギア

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アメコミや特撮好きの人間がついにアニメ「僕のヒーローアカデミア」の視聴を始めた話

この記事は2021年9月30日に公開した記事を再投稿したものです。

ボクはいわゆる逆張りオタクと呼ばれる人間で、特に流行り物なんかは割と逆張りやすい部類だったりする。流行った後に追いかけるのってなんかちょっと恥ずかしいみたいな気持ちがあるからだ。

でも面白い作品に関してはそういった偏見を持たずに、興味があったら少しでも触れるようにしたいと思ってるのだけど、今回はその真逆で、触れたら絶対面白いの

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いまさら「HUNTER×HUNTER」を読んだ

この記事は2021年6月10日に公開した記事を再投稿したものです。

みんなも変に逆張ってしまった結果、かえってなかなか手を出す機会がなくなってしまった作品というものはないだろうか。ボクはある。結構ある。なぜなら逆張りオタクなので。

正直こんな話をするのは少し恥ずかしいのだけど、ボクにとってそんな作品のひとつだったのが「HUNTER×HUNTER」でした。多くの知り合いは読んでいて、面白いのだろ

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AC6に登場する人物たちはお手本のようなキャラクター造形がされているという話

AC6に登場する人物たちはお手本のようなキャラクター造形がされているという話

火を点けろ、燃え残った全てに。

『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』発売から一ヶ月が経ちました。
知る人ぞ知るロボゲーがよもやこんな話題作になるとは誰が予想できたでしょうか。本当に嬉しい誤算ですね。

コミュニティでは作中には存在しない強めの幻覚が日々生まれ続けているわけですが、どうしてこのような事態となっているのか。
自分なりに納得できる解釈をしてみた結果、その

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万魔殿パンデモニウム零式:天獄編 & SSK活動 振り返り備忘録

万魔殿パンデモニウム零式:天獄編 & SSK活動 振り返り備忘録

先週実装された「万魔殿パンデモニウム零式:天獄編」。
今回はSSK(初週出荷固定)という配信者固定を主催、実装から6日目で踏破
してきました。

クリア日時:2023/06/04 12:47
活動期間:6日(約43.5時間)
ジョブ構成:ガ戦白賢侍竜踊召
担当:MT(ガンブレ)

配信者のみで構成された固定で初週踏破を達成したのは、Vtuberとして活動をしている中でも初めての実績となりました。

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絶オメガ検証戦 振り返り備忘録(MT ガンブレ視点)

絶オメガ検証戦 振り返り備忘録(MT ガンブレ視点)

実装から33日目、ようやく絶オメガ検証戦をクリアしました。
せっかくなので備忘録を兼ねて、攻略を振り返っていきたいと思います。

クリア日時:2023/02/26 3:02
活動期間:31日(約155.5時間)
ジョブ構成:ガ暗白賢竜忍踊召
担当:MT(ガンブレ)

まず、今回の固定は蒼唯レンが今回の絶攻略のために、1からメンバー集めをおこないました。過去に一緒にレイド攻略したことのあるメンバーは

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「サイバーパンク エッジランナーズ」で情緒を滅茶苦茶にされた人が、感情を吐き出しただけの文章

「サイバーパンク エッジランナーズ」で情緒を滅茶苦茶にされた人が、感情を吐き出しただけの文章

アニメ本編の核心に触れています。ネタバレ注意。

「サイバーパンク エッジランナーズ」は、「サイバーパンク2077」というゲームを原作とした、いわゆる販促アニメだ。ゲームの宣伝を兼ねて制作されたメディアミックス作品だ。

「サイバーパンク エッジランナーズ」は、巨大企業が牛耳る近未来のSF都市を舞台に、表舞台に立つことさえ許されなかった人々が、それでも生きて、戦って、そして死ぬまでの物語だ。

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限界アニメオタクが選ぶ、最高にアツい2022年秋アニメを彩る、素晴らしきオープニング5選

限界アニメオタクが選ぶ、最高にアツい2022年秋アニメを彩る、素晴らしきオープニング5選

2022年も残り3ヶ月となり、秋アニメの放送も始まっています。豊作の秋、という言葉が世の中には存在しますが、これは意外になことにTVアニメにおいても当てはまるところがあります。秋アニメ枠というのは不思議と、一年の中でも比較的名作揃いなことが多いのです。もちろん、年末商法や決算の都合などもあるのでしょうが、期待の新作や待望のアニメ化などが集中しやすい時期となっています。

特に2022年の秋アニメ枠

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2021年に出会って良かった作品6選!

2021年に出会って良かった作品6選!

2021年ももうすぐ終わり、新たな年を迎えようとしています。みなさんにとって今年はどんな一年でしたでしょうか?
きっと今年も、新たな出会いと別れがたくさんあったのではないかと思います。それは人だけでなく、作品との出会いにも同じことが言えるのではないかとも思います。

そんなワケで今回は蒼唯レンが今年触れたアニメ、漫画、ゲームといった作品たちの中から、特に印象強く残ったものを発表したいと思います。

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