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深呼吸の必要

長田弘さんの詩集「深呼吸の必要」

長田さんは、後記で、“深呼吸“について話していた。

言葉を深呼吸する。
あるいは、言葉で深呼吸する。
そうした深呼吸の必要をおぼえたときに、立ちどまって、黙って、必要なだけの言葉を書きとめた。
そうした深呼吸のための言葉が、この本の言葉の一つ一つになった。

私たちは、立ち止まって深呼吸することで、自分の感じていることに目を向け、
それを言葉にすることによって、
心を見える形にしてあげる時間
が必要なのかもしれない。


詩集のなかの
「あのときかもしれない」



きみはいつおとなになったんだろう。 
という問いからはじまる。

君は何が好きで、何が嫌いか。
君は何をしないで、何をするのか。
どんな人間になってゆくのか。
そういうきみについてのことが、何もかも決まっているみたいにみえて、ほんとは何一つ決められてもいなかったのだ。



ふと気がつくと、いつしかもう、あまり「なぜ」という言葉を口にしなくなっている。 「考えたって無駄さ、そうなってるんだ。」と考える方が、ずっと楽だった。

私たちは大人になっていく。

変わっていく。

どんな人間になるかは、
目の前の道は自由なのだ。

忘れてしまった子供のころの輝きを。

深呼吸しながら思い出し、
今までの自分を抱き締めながら、
未来の自分をつくっていこう。



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