ちいの場合。双極性障害とは？躁の話だよ。

こんにちは！ちいと申します。
昨日は鬱についてお話してみました。
ちょっとでも分かってもらえるとありがたいです。

さて、双極性障害の一番面倒な奴。躁についてお話します！
あの、なんかめっちゃ元気！！に見えるやつです。

躁ってさ

元気があって鬱なんかよりもいいんじゃないの？

これがまぁ、一般的に感じる事ではないでしょうか。
かくいう私も躁の方が楽ですよ！だって凄く楽しい。

いや、もうずっと躁でいれば楽なのになぁ、なんて思う。

いやいやいや。これがとんでもなく麻薬中毒状態。
人を傷つけるし、人生壊すし、いいこと全くありません。
果てには自我崩壊も簡単。

ではでは、躁になる実況とともに、壊れた思考を一挙公開。

其の１　きっかけ

○春の匂いがする。風が吹く。頭の中にある記憶と感覚が一気に放出されていく。
「あ、頭を持っていかれた。」
目の焦点というより脳みそに焦点が当てられて体も精神も乗っ取りにかかる。

○愛しているって、友は言ってくれた。私は愛してない。一気に幸福感と優越感が頭に回る。
「あはは。面白いこというなぁ！」
悪魔のように壊してやると、にこやかに思う。もう、自分なんていません。

其の２　新しい私。

タガが外れる。理性が吹っ飛ぶ。欲望のままに動く。
思っていることは全て正しくて、皆は知らない世界。私だけが、私だけが感じる幸福。ほら、見てご覧。皆気付かない。私が私がこんな事できるなんて。おかしくてたまらない。優越。優越。惑わしてやろう。
だって、私、すごいんだから。誰よりも素晴らしい。
この世界はなんてきれいなの。

其の３　異変

これは今までどんな生活を送ってきたか、それによって具合は違うと思います。周りは、
いつもなら、そんな事言わないのに。
いつもなら、そんな事しないのに。
いつもなら・・・が続きます。

本人だって
いつもなら、・・・そうしたでしょう？
違うの。いつもな私なんかいません。
だって、私、すごいんだから。

其の4　狂気

これも人によって様々かな。ちいの場合ね。

死のうか？笑っちゃう。何が怖いの？
きれいなまま、楽しいまま、死んじゃえば、素敵じゃない！！
ほら、そんな顔してないでやっちゃいなよ。首絞めたら楽しいよ！
あはは、わらっちゃう。どうして？ねぇ、どうして？ねぇ、どうしたいの？
笑っちゃう。私？普通だよ。本当はこんな感じ。知らなかったんだぁ。
可愛そうだね。私なんかに騙されて！！！

其の5　終焉

この世にあるもの全てに笑いが止まらない。

エピローグ

スっと、何の前触れもなく、急激に血の気が引いてくる。

私は何をやっていた？
私は今までどこにいた？
私は？？？？？？
本当の自分が戻って来ても、後の祭り。
現実に起きたことは、現実として残ってる。
その反動として、鬱に即座に堕ちる。

おまとめ

残念ですね。はい、病気です。

ちょっとわかってもらえると凄くありがたいのですが、本人の意思なんて全く通用しません。寧ろ、乗っ取られてます。

勿論、前回も言いましたが、他の誰かに言われたとして元に戻るものでもないです。
急に悪魔に乗っ取られる、という感じですね。

結局のところ、鬱と変わらないところがあります。

が、

躁が厄介なのはここなんです。
自分以外の何かに、完璧に関わっている。
でないと、自分が楽しくないから。いや、楽しくなかったから。

だから、人生を壊しかねない。

今まで起きたことが、なかったことにはなりません。

しかも

病気だなんて思う人がどれだけいると思いますか？
よくて、身内、よくて医者。

悪くて自分すら気付かない。

これ、寛解にも至らないこと多いです。
だってわからないんですから。

しかも、このちいの場合は極端な事例で、軽い人も山ほどいます。

よく喋る。知らない人にだってなんのその。
笑いがすごい。ずっと笑ってる。異常。
いつもしない事をしまくる。
怒る。怒る。怒鳴る。破壊行為に及ぶ。

そのあたりは、ググって見てください。たくさんありますよ。

どうでしたか？
躁って、こんなカンジって言うことを理解していただけると嬉しいです。

次回は鬱と躁を書いたので、混合状態！についてお話したいと思います。

ここまでお読み頂き有難うございます！(*´ڡ`●)

ちい