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#柴田元幸
[展覧会] 特別展『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』
★★★★★
八王子市夢美術館で開催されている特別展『エドワード・ゴーリーの優雅な秘密』に行ってきました。
開催期間が7月13日から9月2日までなので、この週末までやっています。また来年の1月から新潟市の新津美術館でも開催されるそうです。
展示のことは知っていたのですが、出不精なので、べつに行かなくてもいいかなと思っていました。けれども、終了期間が迫るにつれて、やっぱり原画を見ておきたい
J.D.サリンジャー 『ナイン・ストーリーズ』
★★★★☆
2009年にヴィレッジブックスから出た新訳版(といっても、もう9年も前ですが)。訳者は柴田元幸。
いまでは文庫化されています。僕は当時買ったハードカバーを引っぱりだしてきて再読しました。
シンプルな装丁とやわらかいクリーム色が素敵です。サリンジャーは自著の装丁には滅法うるさかったようで、それは翻訳本でも変わりません。写真や絵を載せるのもだめだし、解説をつけるのもNGだそうです
柴田元幸 『代表質問 16のインタビュー』
★★★★☆
翻訳者である柴田元幸が小説家を中心に13人の方にインタビューをしています。内容は主に小説や文学についてと、翻訳についてです。イベントでのトークショーの文字起こしと雑誌に掲載されたインタビューがほとんどです。
僕はソフトカバーで読みましたが、文庫化もされています。
主な作家は、スチュアート・ダイベック、村上春樹、バリー・ユアグロー、内田樹などです。翻訳家の岸本佐知子へのインタビ
アーネスト・ヘミングウェイ 『こころ朗らなれ、誰もみな』
★★★★☆
ヘミングウェイの短編を集めた選書です。19篇収録。柴田元幸翻訳叢書のシリーズです。
全集を読んでしまったので、当然、読んだことのある作品しか収録されていませんでした。
なんで読んだの? バカなの?という声が聞こえてきそうですが、訳者が変わるとどうなるのかな?という好奇心が湧いてきて手に取った次第です、はい。
選んだ作品は概ねよいと思いますが、『キリマンジャロの雪』と『フラ