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ちあきろく(育児編)

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2019年10月に誕生したむすめ「ちあき(仮)」の記録なので、ちあきろく。育児編。最低週一更新でゆるく書いていきます。
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長いラブレターのようなnoteの使い方

長いラブレターのようなnoteの使い方

2016年頃から細々と、ちょっとした創作をこっそり載せるためにnoteを使い始めた。だいたいは恋愛ショートショートで、夫(当時は同棲していた彼氏)がいない家に帰るのが嫌で毎日仕事帰りに飲み歩いては、頭の中で「結婚しよう、結婚しよう、幸せにするから」なんて思ってた、そんな時代から使っている。
ぽつりぽつりと書いていたのだが、2019年の2月、長女の妊娠が発覚したとき(飲めないコーヒー)から、超初期す

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2歳と4歳育児(毎日子育て向いてないと思う日々)

2歳と4歳育児(毎日子育て向いてないと思う日々)

娘の保育園からもらってきた短冊の後ろに願い事を書いて返すのを忘れていて、10日の今日、寝る前に娘が泣いた。七夕から3日ほどすぎていて娘はずーっと気にしていたのかと思うと胸が痛む。願い事は「ひこぼしさまがおりひめさまと会えますように」という、自分のことじゃなくて彦星と織姫を想う内容だったのに。すごく反省している。(毎日寝落ちするほどなんだかヘトヘトだった)

イヤイヤ期な2歳児は毎日なかなか大変だし

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旅って、やっぱり必要なのよ人生に。

旅って、やっぱり必要なのよ人生に。

誰かと旅に出る、誰かと旅の時間を共有するということの尊さを母が死んでしまって痛感している。「いつかいこう」と思っていたいつかがこないことだってやっぱりあって、その「いつか」の約束はなんだか心に切なく残るのだ。

あと旅行の記憶って、結構残る。
楽しいことだって、後から思い返すと笑えるけれどその時は大変なトラブルだって、人生のポイントポイントとしてなんだか鮮やかに思い出す。

だから、とにかく今年は

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2歳になった息子へのキュンと、4歳の娘との2人時間。

2歳になった息子へのキュンと、4歳の娘との2人時間。

うまく泳げない鯉のぼりたちを眺めながら、「ひとりになりたい」の正体と向き合おうとぼんやりしている。せっかくのひとり時間なのに。

「たっちぽんして!!!」(2歳の息子語で「立って抱っこして!」と言う意味。立ってないと怒られる)とすぐ言ってくる息子は私にベッタリで、それゆえに娘との時間をうまく作れていないな・・・ということに悩んでいる。娘は時折、息子の目を盗んで「抱っこして!」という。このタイミング

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コンクリートの隙間から咲く、一輪の花の凛とした美しさよ。(春だ)

コンクリートの隙間から咲く、一輪の花の凛とした美しさよ。(春だ)

ばあばはどこにいったの?お空にいっちゃったの?なんで?なんで死んじゃったの?と、娘からふっと質問される。
お寺の娘だけれど、全然答えられなくてうーむ、と悩む。こういう死への不安と向き合うために宗教ができたのかなと思うけれども、私自身のなかにはまだまだ馴染みきっていない。(何かが死んでしまった時には、習慣的にお経をあげたりするけれど)どこにいったのか、なくなったのか、まだこのあたりにいるのか。

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「子どもの宇宙」を読みながら

「子どもの宇宙」を読みながら

4歳の娘の瑞々しい感性に驚かされる日々である。まだ4歳、されど4歳。
彼女の宇宙の広さにドキっとさせられることがとても多い。
1歳10ヶ月の息子もなかなかにパワフルでわんぱくて、目が離せなくて、かわいくて仕方がないけれどすごく手がかかる。

昨晩、すごく珍しく夫が息子のことを強く叱った。「やめなさい、ダメだよ」と言っても、何度も自分の食事が乗ったお皿を床に投げてしまって、だめと言われれば言われるほ

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「ママ、じいじばあばにならないで」と4歳娘。

「ママ、じいじばあばにならないで」と4歳娘。

先ほど寝る前に娘がぐすぐすし出して、なんだか怖いこと考えてしまったのかな?と思ったら「ママ、じぃじばあばにならないで…」と言われた。娘は4歳。

昨年末、63歳の若さで私の母が死んだ。
最後の1年半は、どんどんと寝たきりになって、意識が遠くなっていく様を娘も一緒にみている。
ほんの2年前までは、息子が切迫流産になりかけて寝たきりの私のために東京に1ヶ月手伝いにきてくれていたくらい元気な母であった。

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嗅覚が消えた1月3日〜頭から抱きしめてあげるから落ち着いて2024〜

嗅覚が消えた1月3日〜頭から抱きしめてあげるから落ち着いて2024〜

田中みな実、結婚するとかしないとか・・・と思いながら彼女が愛用してたとかで以前衝動買いしたままなかなか無くならないサミュのphクリームを顔に塗ったら、いつも「香り強すぎるなあ」と思うのに今朝はまるで無香料であった。鼻に近づけても何も匂いがしない。ゾッとする。

インフルエンザA型で高熱を出しながら年越し、お正月三ヶ日は隔離政策で夫の部屋にて引きこもり生活を送っている。元旦には解熱して元気になってき

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忌引き1週間からの娘の高熱1週間(入稿1週間前)

忌引き1週間からの娘の高熱1週間(入稿1週間前)

発狂しそうな日々であった。
娘が発熱した。帰省し、母の通夜だ葬儀だで1週間ほど違う環境にいた疲れも出たかな?と思ったが、そこから39度越えの熱が4日間続き、カロナールが切れてくるとまた高熱で朦朧としてくる娘が可哀想でならず、あと数時間で飲ませても良い…という時間をものすごく見計らいつつ、咳も酷く夜間は15分ごとに咳からの泣き叫んで起きては水と叫び、オムツ外れからはほとんどなかったお漏らしを繰り返し

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母の葬式の後の、メモ(そのまま)

母の葬式の後の、メモ(そのまま)

母が死んだ。
お通夜まで駆け抜け、疲れ果てた。
母の死を悼みながら、母のやってきた事の大きさを感じながら、何もわからない自分自身の不甲斐なさと、子供達がいて長女なのに動ききれない自分自身と。本当にひっきりなしにくるたくさんのひとたちの悲しみと、それを受け止めるほどのキャパはない自分自身の大きな悲しみと。(実家は寺だから余計)

夜、妹に負担がかかってて申し訳ない、と思いながら話していると「私は、私

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「ママなんか大嫌い」って2回言われてしまった日曜日。

「ママなんか大嫌い」って2回言われてしまった日曜日。

心が限界だなぁという日である。
ワンオペ帰省をきめた。3ヶ月ぶりに、倒れてる母に会いに。片道新幹線もつかって4時間近くかかる道中。子供達はすごく酔いやすい体質。今回は行きで息子の方が新幹線で3回吐き、ワンセットずつ持ってきていた着替えは使い果たしセルフ野球拳状態。抱っこ紐もゲロまみれで封印。自分自身はペラペラヒートテックにダウンを着て誤魔化す。あまりの惨状に乗務員の方が多目的室をあけてくれて、そこ

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こんな夜更けに、餃子だよ。

こんな夜更けに、餃子だよ。

自分のためだけに餃子を焼き始めた、のは深夜0:59。
むしゃくしゃしてやった、相手は何でも良かった、シリーズである。23:30くらいに寝落ちの国から帰還してJALセールで航空券を取ろうとしてもがいてあきらめたのちの、帰ってくる予定だった夫は「ごめん飲みに行くことなった」で飲みに行けるんだなあ、からの、もう何か、むしゃくしゃしてしまって、これは夫のせいではなくってきっとホルモンのせい(そろそろやって

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おかあさん、おしっこなんか我慢すればよかった。

おかあさん、おしっこなんか我慢すればよかった。

「お母さん、トイレ行きたいの!!!」と、叫んでしまった。反省している。娘がアンパンマンごっこやろうと誘う中、ご飯の準備おわったらね!と言ってたのに、トイレ先行って来ていい?と言ったら娘がキレ散らかして泣き喚いていて、なんか絶望してしまった。けど、むすめからしたら待ってたんだと後で気がついてすごく落ち込んだ。

保育園が今日から急遽、1週間休園になってしまった。先生達の間でコロナが流行ってしまって(

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ワンオペ帰省to帰省

ワンオペ帰省to帰省

を、キメている夏。ひとりで二人抱えて3時間半以上の電車の旅×3セット、とにかく移動がハードである。特に娘3歳は電車も車も酔いやすく、吐き気パニックになりがちであり、1歳の息子はうきゃーとなるとカオスである。

お菓子のチョイスと、飲み物の完備。耳抜きのタイミング…色々考えつつ、2セット目を乗り越えて夫の実家に私と子供達だけ帰ってきている。(義兄家族+甥っ子3人もいる)子供がいっぱい。夫側の家族のこ

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