マガジンのカバー画像

地方創生

5
運営しているクリエイター

記事一覧

次の「住まい」の見つけかた。(長崎へ)

次の「住まい」の見つけかた。(長崎へ)

旅先に出向くと、地域住民から「どちらから?」と必ず尋ねられる。素直に「東京から」と答えられるといいのだが、多拠点生活を続ける身にとって、正直答えに苦慮する質問だ。確かに、住民票は東京都にあるが、月に一週間いるかいないか、家だけあるようなもので、僕の住まいが東京にあるとは言い難い。

心の住まいは、今も故郷・長崎にあると感じているし、旅の出発点が、そもそも東京でも長崎でもないことも多い。東京を出発し

もっとみる
「文化の森」を作りたい。

「文化の森」を作りたい。

この春、『おやまだ文化の森』というお店をオープンします。
三重県四日市市の小山田地区にある、町の美術館だった「小山田美術館」という建物と敷地を昨年12月に購入し、現在4月1日(金)のオープンに向けて準備を進めています。購入に至るまで、この場所の歴史、文化の森のこと…。今日に至るまでの背景を話すとつい長くなってしまうので、noteにまとめることにしました。少し長くなりますが、

「へぇ〜。」
「そう

もっとみる
「社会貢献できる仕事」とはなにか? SDGs時代に、自己実現と会社の仕事とのギャップを考える

「社会貢献できる仕事」とはなにか? SDGs時代に、自己実現と会社の仕事とのギャップを考える

「持続可能な開発目標(SDGs)」があらゆるところに掲げられ、さまざまな社会問題への関心が高まる中、「仕事を通じて社会貢献したい」と考える人たちが増えています。

一般的に「社会貢献」とは、環境破壊や経済格差といった「社会問題を解決すること」。しかし、日々の会社での仕事が、そうした社会問題の解決に直接的にはつながらない状況というものは、しばしば起こり得えます。

人びとが求める社会貢献と会社での仕

もっとみる
【ホステルインタビュー】 Hostel KIKO(ホステル キコ)/勝水 与茶さん

【ホステルインタビュー】 Hostel KIKO(ホステル キコ)/勝水 与茶さん

- INTERVIEW -

勝水 与茶さん

さっそくですが宿のコンセプトや宿名の由来について教えてください。KIKOという名前は、もともと身内で使っていた身内言葉みたいなもので、訳すと『まぬけな人』っていう意味の言葉なんです。
それが宿のコンセプトにも繋がってくるんですけど、一番最初に宿を作ろうと思った時に、我々がやりたいのはホテルではなくて、ゲストハウスである意味って何だろうと考え人と人との

もっとみる

『思想』と、『コミュニティ』の距離は思ったよりも近い。

今日は『思想』と、『コミュニティ』の距離って意外と近い。いや、近年においては完全に相互関係にあると言うことを言語化していきます。

思想の定義: 心に思い浮かんだこと。考え。特に、生活の中に生まれ、その生活・行動を支配する、ものの見方。

背景から話すと、少なくとも近年の日本ではほぼ100%インターネットが普及し、AIによってスマホの中の情報はカスタマイズされ、情報は民主化したが、情報の収集方法は

もっとみる