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読書記録: 自分思い上がってました日記
パラリと、めくったその先、たった3行目。がんの告知から始まる本だとは思わなかった。
事前情報はほぼ入れず、文学フリマで向坂さんがお好きなら北尾さんとのやりとりですごく良いシーンがあったのでこちらを! と強く推された。タイトルだけでも面白そうだなと思い購入させて頂いた本。
その時はまだ『夫婦間における愛の適温』を読了していなかったが、そちらは寝る前に読む本と決めていた。
『自分思い上がって
FD記録:2024年1月〜3月
1月
年末に引っ越し、都会にはしゃいでいたら1月頭、お誕生日にまんまとコロナになってしまった。
あまり食べれない日が続き、胃の運動機能は低下していたと思う。
中旬、縁切り神社へ行き、FDとの縁切りをお願いする。
遂に神頼み。
それからというもの、驚くほど痛みがなくなった。と書きたかった…。
ずっと不調は続き、いつもなら痛くなってもおかしくはないような不調なのに、なんとなくギリギリで保ってるな
チューニングが合わない
大阪に引越してきてから、中々チューニングが上手くいかない。
なんのチューニング? と訊かれると適当な言葉は見当たらないのだけど、生活する上でなんとも私だけが“外れている”感覚がある。
私は歩くのが遅いらしい。歩くのが遅いと知らない人に話しかけられやすいというネット記事を夫にそっと見せられた。
知らないおじさんに道を聞かれたと思い足を止めたら200円無心され渡してしまったと夫に報告した後だ
最近緑色のネイルをよくする
最近緑色のネイルをよくつける機会がある。
緑色。
私は緑色を見るたびに、苦手意識が湧くようになっていた時期がある。
嫌いではない。嫌いではないけれど、少し心がもやもやする。という苦手。
数年前勤めていた会社で、「私、緑色が好きなの!」と公言している人がいた。服や持ち物もグリーンで統一されていて、私が緑色の服を着て来たら「いい色ね!」と必ず褒めてくれる年上の女性だった。
その頃私は緑
読書記録:夫婦間における愛の適温
文章はかなり理路整然としてて固めにも思えるけど全体全く重たくはないし読みやすい。
夫婦間のやりとりをコミカルに描きつつ、でも芯をつくような内容が面白くて、納得したり共感したり毎日1章ずつ寝る前に読むのが楽しかった。
変な顔を指摘するか否かの部分は向坂さんの深い思考に納得して憧れを抱くも、実際その思慮も言葉にして伝えない限り行動に移さなければ何も伝わらないし、結果その想いを知っても尚旦那さん
きっと、淋しいと言って泣けるのは幸せ
一緒に食べたどんなに美味しい食事も、楽しい場所も、写真に収めても収まりきらない時間が過去として過ぎ去っていく。
泣きながらその幸せを悲しむ。しがんでしがんで、味がなくなったら、「あの時楽しかったね!」と思い出だけカラリと語れるだろうか。
馴染むにはまだまだかかりそう
大阪駅は梅田と同意
新大阪は新幹線だけの駅じゃない(新しく覚えたこと)
見上げてもてっぺんがどこかわからないビルばかりで、ダイキンの雫ちゃんだけが私を慰めてくれるように微笑む。(調べたらぴちょんくんという名前だった)
おけいはんは安いらしい。
京都までノンストップで430円。特急料金はとらないという。
かといって中の座席が粗末ということもなく、落ち着いた色味のふかふかな椅子で、横向きに座るので
1月13日 夕暮れの電車に乗っておでかけ
こんな時間におでかけの為に電車に乗るのは初めてだ。車窓からの景色にときめいている。
赤いライトが横に流れて斜線となり、遠くに暮れる夕空が映える。それが度々建物に遮られるので街中を走ってるんだなぁと実感する。
時々イルミネーションがされた広場や車のライトが眩しい大通りも抜ける。
決められた道をびゅんびゅん走り抜ける電車に感動と同時に、なぜか泣きたいような気持ちにもなった。
地元のフェリーから見える
わたしがわたしから離れていく
夫がUSJの年パスを買った。
転勤により引越しをしたのだが、新しい自宅からUSJまでの電車賃は数百円だと言う。
わたしが18年間暮らした島から出るフェリーの運賃より安いと気付いてから、ずっとわたしの頭と心は混乱を極めている。
18年。わたしはコンビニも信号もない島で生きてきた。その18年の無知から飛び出した時よりも安い値段で夢のような非現実の象徴である遊園地に届く事実に震えそうな恐怖を覚えている
FD記録:2023年11月・12月
11月、痛みが数日あるも珍しく嘔吐するまでは至らず、今までと比べれば調子良くひと月を終えられた。
ぬか喜びは怖い。半信半疑なまま、それでも痛みのない毎日に喜びをじわじわ噛みしめて過ごしていた。
12月半ば、これまでとは違う、嘔吐を伴わない激しい痛みに襲われる。
顔を洗う為前傾姿勢をとったのが引き金のように、姿勢を動かす度に胃全体の筋肉がひきつるように痛みが増していった。
べそをかきながら「痛い、