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「cider.」もしくは、その泡たち。(538字)
・僕相地。
もちろん、本名ではない。
「cider.」の語り手。
性別は、どっちつかず。
自称ライター。お仕事ください。
本と音楽が好き。
吉田篤弘さん、haruka nakamuraさんの作品をこよなく愛している。
憧れの人は、ロックバンド・女王蜂のアヴちゃん。
よく白湯をすすっている。
・パートナー伴侶。
コーヒーが好き。
メガネがよく似合う。
僕のありのままを受け止めてくれる、
年中、「絶望と一緒にねている」けど、
森茉莉は、この後、「夏の間は」と語っているのだけど、ぼくは、「夏の間」に限らないので、よくない。
でも、夏になると、絶望が一等深まる気がする。
ぼくは、8月が嫌いだ。
8月そのものが、というより、嫌なものが、たくさんつめ込まれているから。
まず、学生は夏休みなので、平日と土日祝に関係なく、どこへ行っても人ごみがひどくなる。
(すでに、夏休みが始まっているなら、なおさらだ。)
それに、盆
目尻の小川と、ぼんやりする珈琲屋
目尻が汚れていた。
頬を伝ったような跡、ではなく。
眠っていたから、まるで、メガネのつるに沿うように。
もちろん、メガネはかけていなかったけど。
あくびの涙にしては、ずいぶんこびりついている。
眠っている最中に、泣いたとしか。
泣くような夢は、見ていないはずだけど。
それとも、覚えていないだけかな。
わからない。
昨日の朝のこと。
昨日の日中は、珈琲屋になっていた。
ぼくは、
健康になろうとしているぼくの、そこそこ健康な一日
二度寝しないコツは、パートナーを玄関先で見送ることなのだ。
たぶん。
よほど、具合を悪くしていなければ。
仕事へ出かけるパートナーに手をふって、それから、鉄瓶で白湯を沸かす。
すすりながら、何にもしない。
本を読むことはある。今は、『貧乏サヴァラン』が楽しくて仕方ない。
大抵は、ぼんやりしている。
ぼんやりするのに飽きると、朝食の用意をし始める。
朝食といっても、簡単なもの。
食
サヴァラン、あと、自分について
『貧乏サヴァラン』の「サヴァラン」は、あの、洋酒を染み込ませたケーキのことだと思っていた。
いや、書き出しが、「マリアは貧乏な、ブリア・サヴァランである。」なのだから、人名と考えるべきだったのだけど。
食のエッセイであるのと、「ブリア」と頭に付いたサヴァランがあるものだと、なぜか思い込んでいた。
でも、くり返し、マリアこと森茉莉は、『貧乏サヴァラン』であると自称するのだから、菓子の方ではなく
ひさしぶりに、めずらしく、の話
昨日のボランティアは、ぼくだけだった。
自由参加のゆるいボランティアではあるけど、3回か4回は行けていなかったので(週末は、体調を崩しやすい。)ばつが悪かった。
が、どうやら、他の人も、あまり参加していないらしかった。
ボランティア後の感想ノートを見るに、ぼくが参加できなかった日は、せいぜい1人か、誰もいないときもあった。
そういうものなのか。
ぼくも、体調が万全じゃないとはいえ(1日前
頭が錆びついた感覚が、離れない
引っ越しして、3ヶ月。
手持ちの診察券が、増えた。
主に、この1ヶ月で。
先月は、火傷したり、手首をひねったり、深夜に背中に激痛が走ったり。
で、今度は、一昨日に(省略)があって、昨日、消化器内科を受診した。
血液検査では、少々の炎症反応があるくらいで、大きな問題はなかったけど。
症状が悪化するなら、虫垂炎の疑いがあるらしい。
……。
たぶん、さっと数えてみても、増えた診察券は4枚
「苦しいことばかりじゃなくて、よかった」
自分で自分を見て、驚いた。
のが、1日に2回くらいあった。
3回もあったかもしれない。
顔を洗うとか、明確な意思を以って、洗面台の前に立ったのだけど。
どうしてなのか、驚いてしまった。
自分で思うより、隈が濃くなっていた。
1ヶ月前に比べたら、ずいぶん眠れているはずなのだけど。
隈は、寝不足だけが原因ではないらしいけど。
原因がなんであれ、疲弊していることを、物語っているようだった