マガジンのカバー画像

愛しき言葉たち

144
座右の銘や好きな言葉。 どこかで聴いたり読んだりしたお話の断片。 備忘録だと僕の目にしか触れないので、ここに記録しようと思った。
運営しているクリエイター

#人生

人が変われるタイミング

人が変われるタイミング

人は変わるものです。
が、なかなか変わらないものでもあります。
人の本質、価値観、性格、思考や行動のパターンはこれまでの人生の時間で積み重ねられて出来たもの。
それは日常の中の色々な場面に現れますよね。
問題になるのは、好ましくないと周りに感じさせる思考や行動ですが、それは誰かが指摘してもなかなか変えられません。
本人も、変えるべきだと感じているのに、変えられない。
条件反射のようなものですから、

もっとみる
無限の中の一瞬

無限の中の一瞬

これも北村薫さんの著作「八月の六日間」の中の一節と思われます。
ビックバン?から始まり、この先も続いていく無限?の時間を思うと、自分の人生というこの一瞬の時間ではあります。
ただ。一瞬なればこそ、より良く、より意味のある時間にと思うものかもしれませんね。
ガンジーの言葉だったかに「明日死ぬかのように生き、 永遠に生きるかのように学べ」がありますが、そういう気構えで生きるのが、人生を過ごす基本理念で

もっとみる
背中の語るもの

背中の語るもの

人となりや、性格は色々なところに現れると思います。
背中にも。
これまでの人生で積み上げてきたものが自分の色々なところに現れると思うと、普段からの不断の誠実さが求められそうです。
ほっと一息している背中も、それはそれで親近感を得られますけどね。

未完

未完

勉強すればするほど、勉強不足を感じるものなのでしょうね。
無知の知。
「分かった!」と思ったとしても、それが本当に「分かった」の領域にいるのか、自分では分からない…その繰り返しがスタートするのが常です。
それが正しいのかもしれませんね。
人が生きていられる、長くても100年の時間でも、何かを極めるのは難しいものかもしれませんね。
完璧、完全であることが幸せとも限りませんし。
未完を感じ、未完を楽し

もっとみる
人生のエッセンス

人生のエッセンス

"エッセンス"とは、"本質的要素・神髄"という意味だそうです。
会いたい人って、自分とフィーリングの合う人、尊敬する人、自分の持っている「穴」を埋めてくれる人だと思います。
もう会うことの出来ない人も「会いたい人」の中にはいると思いますが、人生はどれだけの人と接点を持ったかで、芳醇なものか、少しざんねんなものかが決まるものかもしれません。
もちろん、ひとりで静かに過ごす時間も心地よいものですし、自

もっとみる
若い頃の苦労は…

若い頃の苦労は…

僕の祖父が生前に、僕に伝えてくれた言葉です。

"若い頃の苦労は、買ってでもしろ"
一般的に言われるのはこっちですよね。
祖父が苦労をしない人生をのんびり過ごした人だったかと言うと、真逆の人生を過ごした人のようです。
自分自身が苦労した経験から、そこまでの苦労を自分の孫がするのはいかがなものかなぁ、と考えての僕にかけてくれた言葉だったのかもしれません。
祖父はとても温厚で、愛情深く、人間的に豊かな

もっとみる
本が書かれ、読まれるのは

本が書かれ、読まれるのは

僕が好きな作家さんのおひとりの言葉です。
小説を読むことは、まさに自分とは違う人生の体験。
小説に限らず、本を読むことは疑似体験。
たくさんの人生を生きた人は味わいがあるはずです。
本を読むことを勧める理由って、この辺に本質があると思います。
馴染みの作家さんの作品を読み、登場人物の人生を追体験するも良し、違う作家さんの描く登場人物の人生に触れるも良し。
伝記や図鑑やノウハウ本でも良いのかも。

もっとみる
これからの人生で、今が一番若い

これからの人生で、今が一番若い

友人が僕に語ってくれた言葉です。
1つの言葉を違う視点から見ることの出来る人はユニークで、味わい深いです。
一番若くて一番年寄りな、ぶっつけ本番、未踏峰の人生を歩みます。

うまくいかない時の態度

うまくいかない時の態度

喜多川泰さんの著作の中からの抜粋です。
インタビュー記事とかからの抜粋かも。
人には3つの坂があって、
上り坂、下り坂、まさか!
…というのが、よく知られていると思います。
上り坂は「上り調子」と考えられるから絶好調!って時、下り坂が不調や絶不調の時でしょうね。
自転車乗りに下り坂は、ある意味でボーナスステージですけどね。
下り坂の時の自分の立ち振る舞いこそが、人生に反映されると考えると、ぼんやり

もっとみる
会いたい人に会いに行く

会いたい人に会いに行く

僕の座右の銘です。
以前、何かの機会にどなたかに聞いた言葉です。
有名人の方の言葉だった気がするのですが、検索してもヒットしないので、僕の言葉にしてしまっています。
会いたい人は自分という人とご縁があった人で、普通は人間的な部分について自分と相性の良い人のはずです。
あるいは、自分を成長させてくれる人、自分を慕ってくれる人、憧れの対象である著名人のケースもあるかもしれません。
自分という人間の中に

もっとみる
人生時間

人生時間

自分が人生の道中で、今どの位置にいるのか。
人生はいつ終わってしまうのか分かりません。
スタートからフィニッシュまでの、どの途中段階に立っているのかも分かりません。
でも、老齢と呼ばれる歳まで生きるという仮定の上で、自分の今の立ち位置の目安であれば、見つめることができそうです。
以前、人生時間という計算を知りました。
方法は簡単。
自分の歳を3で割るだけです。
18歳の方なら3で割ると6。
これは

もっとみる