小夜子

生活について。

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記事一覧

金木犀とお葬式

京都を歩くと、むせかえるほどの金木犀の香りです。 突然寒くなった季節に恐ろしくなって、にわかじこみのトレンチコートの裾をぎゅっとにぎる、ああ冬が、やってくる。 …

小夜子
6か月前
1

最近のはまりものについて。

地下から地上に出ると雨が降っていて、出がけにぽいっと鞄に放り込んだ折り畳み傘をさす。 ぼやーっと歩きながら、この傘ってもしかして10年以上、、いや、四捨五入したら2…

小夜子
8か月前
2

突発的映画鑑賞

わたしは今の仕事をとてもだいすきで愛しているので、正直休みなしで毎日仕事だっていいと思っていた。 しかし! コロナ感染の反省で、一月にせめて一日だけは、一日中おや…

小夜子
8か月前

喫茶店の必要

コロナ療養期間の後、どうしてもしゃっきりしない頭を抱えてぼんやり思ったのが、喫茶店に行きたい。 大好きな燃え殻の新刊本を鞄に入れてふらふらと喫茶店の扉を開きまし…

小夜子
8か月前
2

自炊の復活と必要

さまざまな人々が証言されていたように、コロナからの回復は日々ごく少しずつ、少しずつの事で、とにかく体力がとてもとても落ちたなあという日々でした。 とにかく眠い頭…

小夜子
9か月前
1

ようせいとはなび

日曜日仕事から帰ったらこんなに痛くなる事ある?!的な腰痛頭痛で、これ脳のなんかやったら死ぬかもなと思いながら頭痛薬飲んで、でも実家心配だったので弟になんとか連絡…

小夜子
9か月前
1

ヨナネココロナとサッポロビール園

シャネルだ、今のわたしにはシャネルのコスメが必要だ!と強く思いながら目覚めた。 早速その日の仕事の合間にシャネルへ行って美しいリップを手に入れました。 これでどん…

小夜子
9か月前

夜中のアイス

そういえば、そういえば、と頂いたチーズのパンをビール片手に齧ったら予想していた何倍も美味しくてここ数日のもやもやがぶわんっと吹き飛びました。 すげー、やっぱり美…

小夜子
9か月前
2

雑記 夏

今朝蝉の声の嵐の中で目を覚まして最初にみたものがジェーンバーキンが亡くなってしまったというニュースでした。 衝撃のあとじわじわと悲しくて、憧れの人は早く去ってし…

小夜子
10か月前
3

心のクセについて。

自分の選択は間違っていたのかなと、もっと全部背負わないといけなかったのかなと思いかけたときに、弟が魔法の言葉を使った、そんなの無理じゃない、あんた実家出てほんと…

小夜子
10か月前
1

よくもわるくもせつなくも

暑い暑いと逃げ込むように入った立ち飲み屋で、さっき古本屋さんで買った本を開く、本の間から心斎橋アセンスの懐かしいしおりが飛び出してきてはっとする。 突然のノスタ…

小夜子
10か月前
1

断面

早朝から蝉がなき喚いて夏がきた。 今朝もサンドイッチの断面をできれば美しくしようと四苦八苦しながら包丁を入れる、サンドイッチにはまって暫く経つなー、飽きずに毎朝…

小夜子
10か月前
4

5センチヒール

5センチくらいのヒールのサンダルを、何年ぶりかに履いて仕事に行った。 自然に背筋が伸びて、みっともない音を立てないよう、軽やかに歩く、でもあまりに久しぶりでよろめ…

小夜子
10か月前
2

そうめんやっぱり揖保乃糸

一年ぶりくらいに髪をばっさり切って 何年ぶりかわからないくらいだけど前髪を作った。 痩せましたねって、あまりにもよく言われるので昨日久しぶりに体重計に乗ったら3キ…

小夜子
10か月前
1

休憩室より。

夏の度に何か書こうと試みている気がします。 珍しく家にいた夕方に、愛している作品に愛している作品の影がかさなった、その光景をうっとりと眺めた時に、そういう時間に…

小夜子
10か月前
3

雑記

宿酔を引きずりながら保険屋さんが来るのを待っている。 今朝も気が狂いそうな程の蝉蝉蝉蝉で宿酔でくらくらするのか蝉の声でくらくらするのかその両方かなー。 引っ越し…

小夜子
1年前
金木犀とお葬式

金木犀とお葬式

京都を歩くと、むせかえるほどの金木犀の香りです。
突然寒くなった季節に恐ろしくなって、にわかじこみのトレンチコートの裾をぎゅっとにぎる、ああ冬が、やってくる。

年を重ねるに連れ、怖いことがなくなったなと思っていたけれど
年を重ねるに連れ悲しみもなくなるもんかなあと思った祖母のお葬式でした。
死んだ叔母の日記帳を、そっと亡骸のそばに置く事しかできなかった。
叔母の日常は美しい青春のままに留まり、わ

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最近のはまりものについて。

最近のはまりものについて。

地下から地上に出ると雨が降っていて、出がけにぽいっと鞄に放り込んだ折り畳み傘をさす。
ぼやーっと歩きながら、この傘ってもしかして10年以上、、いや、四捨五入したら20年のほうになるぞ、、くらい使っている!?と思い当たって思わず口に出してわーおと言ってしまいました。
時の流れのはやさよ、ふとした瞬間に感じるそれらに毎回眩暈のする思いです。
しかし丈夫な傘ねー。

はためくのぼりにふらりと吸い寄せられ

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突発的映画鑑賞

突発的映画鑑賞

わたしは今の仕事をとてもだいすきで愛しているので、正直休みなしで毎日仕事だっていいと思っていた。
しかし!
コロナ感染の反省で、一月にせめて一日だけは、一日中おやすみの日を作ろう。と心に決めて、明日はその月一の完全おやすみの日なのです。
それが楽しみで…!
我ながら意外だった…、休みなんて何したらいいか分からないし結局楽譜書いたり仕事しちゃうって思ってた…!
もう休み前日の今朝から、明日はお昼ごろ

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喫茶店の必要

喫茶店の必要

コロナ療養期間の後、どうしてもしゃっきりしない頭を抱えてぼんやり思ったのが、喫茶店に行きたい。
大好きな燃え殻の新刊本を鞄に入れてふらふらと喫茶店の扉を開きました。
食欲もなくって何を食べたらいいかわからない日々だったけれど、壁を見渡すとコーヒーチーズケーキとの魅惑的な文字。
コーヒーのカップアンドソーサーとお揃いのお皿に乗った愛らしいケーキに午後のしあわせを感じました。
後から入ってくるお客さん

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自炊の復活と必要

自炊の復活と必要

さまざまな人々が証言されていたように、コロナからの回復は日々ごく少しずつ、少しずつの事で、とにかく体力がとてもとても落ちたなあという日々でした。
とにかく眠い頭をしゃきりとさせて楽譜を書くなんて、アレンジを考えるなんて!
本を読んだって文字をただ目で追ってるだけでなーんも覚えてない、とか。
ある日突然、あ、抜けた、と思いましたけどね。

本気で痩せてしまったので、この暑い中台所にふたたび立つ日々が

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ようせいとはなび

ようせいとはなび

日曜日仕事から帰ったらこんなに痛くなる事ある?!的な腰痛頭痛で、これ脳のなんかやったら死ぬかもなと思いながら頭痛薬飲んで、でも実家心配だったので弟になんとか連絡して月曜日の仕事キャンセルして後は朦朧〜
今思ったらこの時かなり発熱してたんでしょうー。
後にすごい喉の痛みがやってきてしっかりコロナ陽性でした。
喉痛すぎて笑えた、うはは、脳のなんかじゃなくてよかったぜー。
病院の先生がすごくしっかり診て

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ヨナネココロナとサッポロビール園

ヨナネココロナとサッポロビール園

シャネルだ、今のわたしにはシャネルのコスメが必要だ!と強く思いながら目覚めた。
早速その日の仕事の合間にシャネルへ行って美しいリップを手に入れました。
これでどんな事が起こっても、わたしのリップはシャネルだもん!の自意識でしばらくを乗り越えよう。
行き詰まりかけたら、少しだけ背伸びした物を買うことでいつもわたしを生き抜いてきたのです。
久しぶりの背伸びコスメはキラキラ輝いて見えます。

ビールを買

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夜中のアイス

夜中のアイス

そういえば、そういえば、と頂いたチーズのパンをビール片手に齧ったら予想していた何倍も美味しくてここ数日のもやもやがぶわんっと吹き飛びました。
すげー、やっぱり美味しい食べ物ってパワーがあるぜー。
そして百貨店の特売で買った(火曜が安い)鳥もも、いつもよりちょっとだけ奮発しただけなのにいつもより料理の味がぐーんと美味しくなってこれもまた学びでした。

小沢健二の春にして君を想うの7インチがうちにもや

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雑記 夏

雑記 夏

今朝蝉の声の嵐の中で目を覚まして最初にみたものがジェーンバーキンが亡くなってしまったというニュースでした。
衝撃のあとじわじわと悲しくて、憧れの人は早く去ってしまう。
ああ、背筋を伸ばして美しく生きよう。

小学生の頃から父の鬱と渡り歩いているので、父の大体の鬱進行度具合みたいなものがわかるようです。
今回はまだ入り口手前という感じ。
早くヘルプを出してくれてよかった。
何をしてもイライラして、怒

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心のクセについて。

心のクセについて。

自分の選択は間違っていたのかなと、もっと全部背負わないといけなかったのかなと思いかけたときに、弟が魔法の言葉を使った、そんなの無理じゃない、あんた実家出てほんとによかったよって。
ギリギリのタイミングやん、よかったなあって。
一瞬で心が軽くなって、我が弟ながらなんて賢くやさしい子なんだろうって惚れ惚れしました。
あと、客観的に見ることの大切さを知った。
弟と困ったねえ、どうしようねえ、と言い合うこ

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よくもわるくもせつなくも

よくもわるくもせつなくも

暑い暑いと逃げ込むように入った立ち飲み屋で、さっき古本屋さんで買った本を開く、本の間から心斎橋アセンスの懐かしいしおりが飛び出してきてはっとする。
突然のノスタルジー!をビールでとにかく流し込みました。
好きなお店がなくなるのは悲しみ、あーあ、朝の清水湯が懐かしい。
いい時間、というのはじわじわと移り変わり消えてゆくのですね。
よくも、わるくも、せつなくも。

この前特売で買ったスペアリブが冷蔵庫

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断面

断面

早朝から蝉がなき喚いて夏がきた。
今朝もサンドイッチの断面をできれば美しくしようと四苦八苦しながら包丁を入れる、サンドイッチにはまって暫く経つなー、飽きずに毎朝何かを挟んでいます。
ああ暑い。
月末の演奏の仕事に向けて曲を練る。練習もする。
ああ暑い。
再配達の荷物を待つ。新しいイヤホンがやってくるのを楽しみにしている。
ああ暑い。
甘いものが食べたい気がして郵便局に行くついでにコンビニでアイスを

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5センチヒール

5センチヒール

5センチくらいのヒールのサンダルを、何年ぶりかに履いて仕事に行った。
自然に背筋が伸びて、みっともない音を立てないよう、軽やかに歩く、でもあまりに久しぶりでよろめきながら。
毎日とは言わなくとも一週間に一度くらいはヒールの靴で鍛えなきゃと思いました。
足痛くなって寄り道もできず帰ったけどね…

夕方、ペタンコのサンダルで少し歩いてスーパーマーケットまで。
長谷川あかりさんのマーマレードを入れるカレ

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そうめんやっぱり揖保乃糸

そうめんやっぱり揖保乃糸

一年ぶりくらいに髪をばっさり切って
何年ぶりかわからないくらいだけど前髪を作った。
痩せましたねって、あまりにもよく言われるので昨日久しぶりに体重計に乗ったら3キロくらい痩せていた。
素麺やっぱり揖保乃糸〜と小さく口ずさみながら素麺を買った。
最近スーパーに買い物に行っても自分が何を食べたいのかよくわからなくて素麺とトマトでいいんじゃないって今日はそんな感じで、結局いただきものの日本酒をカタクチに

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休憩室より。

休憩室より。

夏の度に何か書こうと試みている気がします。
珍しく家にいた夕方に、愛している作品に愛している作品の影がかさなった、その光景をうっとりと眺めた時に、そういう時間に、ひとりで生活をして幸せだなとじんわりと思います。
生活、わたしの。

どうしてまたnoteを開いたのかというと、今朝お知り合いにしてもらった占いで、文章を書くといいよと教えてもらったから。
その気になりやすいので、少しずつ書いてみるつもり

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雑記

雑記

宿酔を引きずりながら保険屋さんが来るのを待っている。
今朝も気が狂いそうな程の蝉蝉蝉蝉で宿酔でくらくらするのか蝉の声でくらくらするのかその両方かなー。

引っ越してきて2回目にのぼった屋上で上がらない花火を待ってお酒を飲んだ。
今年の夏は思い掛けず最高の夜がたくさんやってきて、最高の夜は人生に何度かだろうと思っていたけれどこんな年もあるのだなあ。
わたしの最高のラインが低いのかもしんないけど。

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