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喫茶店の必要

コロナ療養期間の後、どうしてもしゃっきりしない頭を抱えてぼんやり思ったのが、喫茶店に行きたい。
大好きな燃え殻の新刊本を鞄に入れてふらふらと喫茶店の扉を開きました。
食欲もなくって何を食べたらいいかわからない日々だったけれど、壁を見渡すとコーヒーチーズケーキとの魅惑的な文字。
コーヒーのカップアンドソーサーとお揃いのお皿に乗った愛らしいケーキに午後のしあわせを感じました。
後から入ってくるお客さんたちの注文するさまざまな魅惑のメニューを聞くともなしに聞きながら読書をするのはいい時間、そういえば最近こんな時間の使い方してなかったな。
コロナに罹って強く思ったのは、時々はおやすみを作って時間の流れを感じる日を作らなくてはということでした。
ただ遠くに行ったり、ただコーヒーを飲んだり、そういうのを、時々は。
寝込むまでこういう事に気がつかないというのは、随分余裕のない日々を過ごしていたのですね。
今はすっかり元気になって忘れそうになるけれど、今月の末に一日おやすみを作れそうなので、少し遠くの銭湯と喫茶店にでも行こうかなー。
でも暑くて無理かもー!


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