見出し画像

怒りは自分の想像力不足だから家庭でも仕事でも怒らなくていい

家庭や職場において、アンガーマネジメント(怒りをコントロールする手段、能力)は必要になってきます。
不要な感情の代表は「怒り」ですよね。
その怒りのマネジメント方法についてご説明します。
職場や家庭において、怒りをコントロールしたいという方におすすめです。

怒りは想像力不足の意味とは?


「タオルは縦においてね。」
「お口はこまめに拭いてね。」
と常々妻に言われていました。
育休が始まる前には、なんでそんな非合理的なことをするんだろう。
どうせ使う時に一緒なんだから、タオルも畳んだようにしまったほうがいいじゃないか。
口も最後に拭いたほうが効率が良いじゃないか。
と、思っていました。

しかし、育休に入り本格的に家事をやってみると、
タオルは使う場所により、使用するタオルを使い分けており、縦に並べたほうが取りやすい。
子供の食事中は、食事を急に中断して、遊びだしてしまうためにこまめに口を拭いていたほうが、家具が汚れにくいという理由があったからでした。

また世のパパたちはこんなことも思うのではないでしょうか?
「でかけるときの準備っていつも時間かかるよな」
もちろん、化粧や持っていくものの準備など、男性より女性のほうが準備に時間がかかるかもしれません。
しかし、それだけではありません。
2人で必要なものの準備や、
子供もいるとなると、子供の準備も妻はしてくれていたことに、この育休を通じて知りました。

なるほどこういう理由があったのか、と気づいたのは、同じ立場に立ったからでした。

完全に同じ立場にしか立たない人にしかわからないことはあります。

盗人にも五分の理

 人を動かす デール・カーネギー

盗みを犯す人でも、その人なりの理由があり、
またどんな行動にも理由があるという意味です。
「こうするよりほかになかった」
と、盗人が言うように
その立場は盗人にしかなく、完全に理解するのは困難なのです。

また、仕事でも怒りが湧き上がることがありますよね。
なんで、この人はこんなに嫌味なのか。
なぜ、自分ばかりに仕事を振ってくるのだろう。
なんで、いつもミスばかりなのか?

しかし、これも想像力不足なのです。
盗みを犯すことでさえ、理由があるのです。
いわんや、妻や、仕事仲間、それぞれには、それぞれの生い立ち、考え方があって、その行動をしているのです。

想像力で怒りは減った


これまで、仕事をしてきて、完全に1日中家事をしている時はありませんでした。
実際に家事や育児をしてみたからこそ、想像力が鍛わり、
より妻を理解することに繋がりました。

想像力不足と考えると、自分が怒る理由も見つからなくなってきます。
その人なりの、理由で動いており、
自分がその立場にいざ置かれてみると、それは合理的なことであるのです。
想像をしたり、自分がその立場に立つと、怒ることではなくなりました。

仕事でも想像力が豊かな人は、
自分がイライラした相手に対して
「まあ、今忙しすぎて、私に当ってきているだけだろう。」
「その行動を選択するだけの理由があるだけだろう。」
と、想像して、怒りをコントロールすることができます。
常に冷静な人とか、余裕がある人はこの能力も優れています。

想像力を鍛えるには

では実際に想像力を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか。

パートナーと話す


患者さんの回診のときには
「なにか、困っていることはありませんか?」
と、聞くように教えられます。
なにか困っていること、痛い、辛いなど症状があっても、言い出しにくい状況だったとしても、
聞き出すことができるからです。
パートナーにも。
「最近困っていることない?」
と聞くようにするといいです。
なにか、事情があって言い出しにくい内容かもしれない。
自分に気を遣って言わないようにしているかもしれない。
そんな、状況であっても聞くことのできる手段です。
困っていることに限らず、今の悩み事、苦しいこと、今後の不安なことなど、パートナーと最近話していますか?
想像力を鍛える手段として、相手に聞いちゃうというのは最も手っ取り早い手段です。
自分では全く気に留めていなかったことに悩んでいたり、
聞かれて初めて話してくれることも多々ありますよね。
パートナーとのマメなコミュニケーション
理想な家庭に近づくために必要な手段です。

育休を取る


育休を取るという手段も、想像力を鍛えるという手段に入れようかなとも思ったのですが、
育休をとっても、手伝わない人も中にはいます。
「夫がダラダラしているだけで、3食作らなくてはならない手間が増えただけだった。」
という話も聞きます。
ですから、育休を取るというのは過程でしかありません。
本当に必要な結果は、行為です。
家事、育児をまずしましょう。
⇩育休のリアルはコチラから


家事、育児をする


実際に家事をしてみて、育児をしてみてわかったことは多くありました。
先述の例にも代表されるように、新たに知ったことにより、イライラも減りました。
自分の立場でしか、考えていなかったのだなということを痛感することと思います。
手伝うという言葉も使うのをためらいました。
手伝うという行為はメインが妻、サブが夫みたいなニュアンスが出てくると感じたからです。
もちろんはじめはすべての家事を100%自分でやるということは出来ないかもしれません。
その時は手伝うというニュアンスで正しいのですが、最終的には、主体としてやってほしいと思います。
手伝いではなく、主体としてやると、意思決定者として動いてみて、初めて分かることもあるからです。
それは、順序立てだったり、意思決定することの面倒くささなど。
律速段階を意識することは、順序立てしないとできません。

想像力を鍛えるには、実際にやってみる。
それが最も効果的だと思います。

本を読む


家事、育児をしようにも、時間や環境、職場の都合などで、困難なこともあります。
本来であれば、本を読んでいる時間があったら、家事などしてよ。という意見も聞こえてきそうですが。
なにかしらの都合で困難という方には本を読むことをおすすめします。
育児関連の書籍、家事関連の書籍であればそのリアルをつかむことも出来ると思います。

また、noteには、家事、育児をされている方の日記なども多数ありますので、そちらに目を通すこともおすすめです。


家庭において、怒りほど無益なものはありません。
メリットはなんだと言うのでしょう。
一つも見当たりません。
相手を畏怖させて、手中に置きたいのでしょうか。
それでは、お互いの幸せには程遠いですよね。

「あーーー、もう!!」
と、怒れてくることがあったら。
「自分の理想の家庭には怒りは必要なのか?」
「いや、必要ではない。」
自分の想像力不足、修行不足であると考えて、怒りを沈めましょう。

最後に実際の行動へのTodoです。

今日のTodo


・家事を一つする
・今困っていることはないか聞いてみる
・想像力不足だと思って、怒る自分を客観的に見てみる
・本をよむ

今から実践しましょう!



#毎日投稿 #毎日更新 #毎日note #ひとりごと #ビジネス #note #日記 #エッセイ #人生 #インプット #アウトプット #情熱 #自己啓発 #目標 #変化 #行動 #note初心者 #書く #パパ #ママ #発信 #挑戦 #チャレンジ #書く習慣 #生き方 #人生論 #医者 #救急
#編集者さんとつながりたい

よろしければサポートお願い致します!我が家はお小遣い制です(もちろん自ら望んでです!)頂いたサポートは書籍など勉強に使わせて頂きます!