昆虫食よりも革新的で確実に温暖化問題、食糧危機を同時に解決する食品は日本人の身近にある。
日本で、温暖化問題、食糧危機問題対策に昆虫食を進めている事について考える。
1. 地球規模での温暖化に寄与する地球温暖化ガスの分類と規模
この中で特に温暖化を促進するガスと呼ばれる物には家畜排泄物などから排出されるメタンも含まれ森林伐採、農地開墾等農林水産由来は、全体の約25%弱。
畜産における温暖化ガス排出量内訳
その中の畜産由来は28%。
日本のCO2排出量は世界全体では3.2%
その内農業分野は10%程度で、日本の占める割合は更に小さい。
日本国内の産業比率的に畜産業からの温室効果ガス排出量は25%弱で、更にその内訳は、もともと、自然界にあるものを取り入れ排出しているので、家畜由来の排泄物から出るメタンなどの温室効果ガスは
自然界の炭素循環により相殺される
ので実際の数字はもっともっと低い。
ここで、
昆虫飼育における二酸化炭素排出量
も見てみよう。
2.食料危機問題解決のための代替食としての昆虫食
そして飼育の際に必要なその飼料の量を主な畜産動物と比較して見てみよう。
そして、食料としての栄養価などその栄養素も考えてみる。
どちらの飼料も元々は大豆などの穀物由来のタンパク質である。
今後発生するだろう食糧危機で一番懸念されているメインの栄養素はタンパク質。
3.そして、食糧危機を迎えるにあたっての代替食としての昆虫食は有効か?
格段に昆虫食のほうがこのデータからは一般の家畜より栄養価は高いし、飼育コストも安い。
しかし、此処で原点に立ち返って「日本で、食糧危機を迎えるにあたって代替食としての昆虫食は有効か?」を考えると。
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