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徒然!

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記事一覧

一方通行はかなしい

生きていて、「あー一方通行だな」と思うことがたまにある。 例えば話をしたときに、そこにある感情がうまく伝わらないとき。 楽しかったことうれしかったことを話しても…

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1年前
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大人になる

大人になったら心も体ももっと強くなって、ちょっとしたことで落ち込んだり悲しくなったりすることはなくなって、自分をコントロールして、毎日楽しんで過ごせるようになる…

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1年前
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些細な悲しみに殺されない

うれしいことはそんなに続かないのに、どうして悲しいことは重なるんだろう。 わたしの家は二世帯住宅で、父方のおじいちゃんおばあちゃんとは生まれたころからずっと一緒…

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1年前
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人間の寿命のはなし

昨日ごはんを食べてたら、友達が「そういえば人間の寿命って本当は38歳くらいらしいよ」って言った。 それが本来の寿命だとしたら、わたしのお父さんもお母さんももう死ん…

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1年前
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ばいばいxxxちゃん

コロナの流行が始まったばかりの時期、大人たちが未曽有のウイルスに怯え切って外出を禁じてしまったような時期、そのせいで楽しみにしていた沖縄旅行とかグランピングとか…

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1年前
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【映画の感想】万引き家族

パルムドール賞を取った映画をただで見せてもらえるってなんだか幸せだなあと思いながら、録画したやつを視聴。 生活用品を万引きで賄っている家族。 ある夜、万引き帰り…

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2年前
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【映画の感想】シン・ウルトラマン

庵野秀明のこと、わたしはあんまりよく知らなかったんだけど、『シン・ゴジラ』がすごくおもしろかったので、今回庵野秀明が脚本を務める『シン・ウルトラマン』は、それは…

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2年前
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一方通行はかなしい

一方通行はかなしい

生きていて、「あー一方通行だな」と思うことがたまにある。

例えば話をしたときに、そこにある感情がうまく伝わらないとき。
楽しかったことうれしかったことを話しても、「楽しさ」とか「うれしさ」が上手に共有できなくて、「そうなんだ」とか「ふーん」って流されてしまうような。

例えばすごく好きな人がいたとして、相手からそう思われていないとき。

例えば仲のいい友達がいたとして、相手にはもっと仲良しの友達

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大人になる

大人になる

大人になったら心も体ももっと強くなって、ちょっとしたことで落ち込んだり悲しくなったりすることはなくなって、自分をコントロールして、毎日楽しんで過ごせるようになるんだと思っていた。
けどきっとそんなことはないんだろうな、ずっとこの、すぐに落ち込んだり悲しくなったりして、夜電気を消した後に何か泣きたくなったりする、そういう自分のままで生きていくような気がしてる。

Twitterのはなし。
最近(でも

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些細な悲しみに殺されない

些細な悲しみに殺されない

うれしいことはそんなに続かないのに、どうして悲しいことは重なるんだろう。

わたしの家は二世帯住宅で、父方のおじいちゃんおばあちゃんとは生まれたころからずっと一緒に生活してきた。
おじいちゃんとおばあちゃんは1階に、父と母とわたしは3階に。
2階は共有で、ごはんを食べたりは2階でいっしょにすることが多かった。
ただ、おじいちゃんたちは階段が苦手だったので、なんとなくふたりは1階で、わたしたちは2階

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人間の寿命のはなし

人間の寿命のはなし

昨日ごはんを食べてたら、友達が「そういえば人間の寿命って本当は38歳くらいらしいよ」って言った。

それが本来の寿命だとしたら、わたしのお父さんもお母さんももう死んでる。
そこら辺を歩いてるひとたちの多くももう死んでる。
医療技術の発達やライフスタイルの向上、変化によって、みんななんとか生き永らえてるんだなあって思ったらふしぎな気分になった。
これを読んでるあなたは、あと何年で寿命を迎えますか?

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ばいばいxxxちゃん

コロナの流行が始まったばかりの時期、大人たちが未曽有のウイルスに怯え切って外出を禁じてしまったような時期、そのせいで楽しみにしていた沖縄旅行とかグランピングとかの予定がすべてぶっ飛んでしまった時期、
正しく自室にしか居場所がなかったわたしの楽しみは、Twitterを眺めることだった。
TiKToKはダンスを上げるにしても練習してからじゃないとどうにもならないからめんどくて少し苦手。
インスタは好き

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【映画の感想】万引き家族

パルムドール賞を取った映画をただで見せてもらえるってなんだか幸せだなあと思いながら、録画したやつを視聴。

生活用品を万引きで賄っている家族。
ある夜、万引き帰りに父が拾ってきたのはひとりの少女。親に虐待されているその娘を、父は「家族」として家に置くという。最初は「金にならないものを拾ってきた」と言っていた母も、姉も、兄も、少女を娘として妹として受け入れていく。

物で溢れた古い家、膝を折らないと

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【映画の感想】シン・ウルトラマン

庵野秀明のこと、わたしはあんまりよく知らなかったんだけど、『シン・ゴジラ』がすごくおもしろかったので、今回庵野秀明が脚本を務める『シン・ウルトラマン』は、それはそれは楽しみにしていた。
劇場予告で、斎藤工や西島秀俊のシリアスな表情を見たらますます楽しみになって、友達と「絶対に見に行こうね」って盛り上がったほど。
タイミングが合わなくて初日にはいっしょに行けなかったから、後日にしようって約束をしたん

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