ワンフレーズで僕を貫く歌詞たち。
時々、歌詞のワンフレーズをめっちゃググりたくなる時がある。
この気持ち、分かって頂けないだろうか。
要は、その歌詞が響き過ぎて。
ひたすらに打ち込みたくなる。
で、歌詞を文字で読みたくなる。
可視化して、目で見たくなるんです。
なんなら「その歌詞が響くんですよ!」って書いてあるブログとかnoteとかを見たくなる、そんな気持ち。
例えば、僕が思わずGoogleの検索ワードに入れてしまう歌詞はですね。
ぐはぁ。
なんだこのシンプル極まりないのに恋愛の切ない部分が全部詰まったような歌詞は。
漢字にしたら10文字ですよ?こんなに無駄のない歌詞がこの世にありますか。
草野マサムネ氏は天才なのか?天才だよね(自問自答)。
これもですね、ある程度年齢を重ねると非常に沁みてくるフレーズなんですよ。
歳を取れば取るほどに相手にあれもこれも求めてしまう、所謂ブルーハーツ状態になってしまうんですけども。
この歌詞は、「最初に好きになった確固たるポイントがあればそれでいいじゃない」というリスナーを人間関係の原点に立ち戻らせてくれる歌詞なんですよ。
ミスチルはめちゃくちゃ好きなんですけど、個人的に桜井さんの歌詞ってワンフレーズというよりセンテンスで魅せるタイプだと思っていて。
そういう意味で、ミスチルの歌詞の中でパンチのある短いフレーズはこれがダントツで良いと思っています。
なんというか、シンプルに人生というか。
人間の喜びそのものを一言で表現しきっている感じがします。
正直、「Pretender」はどこ抜き出すか迷うぐらい名フレーズのオンパレードなんですけども。強いて言うならやっぱここかなと。
サビの締めにここまでハマりよく、シンプルかつインパクトがある歌詞はこれまでなかったんじゃないかなと思います。
ありきたりな言葉なのに耳について離れないし、鉤括弧で括ってるのも印象的で良いですよね。
以前も別記事で書いたんですけど、手垢のついた日常にありふれている言葉をこんなに新しい響きにするって、並大抵のことじゃないと思うんですよね。
まあ、この歌詞を書いてる星野源本人もガッキーと結婚して夫婦を超えていきましたからね。そりゃ説得力もあるわ。
とまあ、こんな感じ。
最近だと、先日レビューを書いたこの曲も歌詞をググりたくなりますね。
こういう感じの真っ直ぐ歌詞には弱いです。
今後も、思い出したら折を見てこういう記事を書こうと思います。
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