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「ゴジラ-1.0」が全米興行収入のデイリーランキングで1位を獲得

実写邦画が全米1位なんて、しばらく拝めないぞ。

映画「ゴジラ-1.0」が、12月4日(月)付の全米興行収入ランキングで1位を記録。

ちなみに、初登場となった先週の週末興行収入はビヨンセのライブフィルム「Renaissance: A Film by Beyoncé」「ハンガー・ゲーム0」の後塵を拝して第3位。
「Renaissance: A Film by Beyoncé」は週末限定公開のため、平日は上映なし。
その間隙をついて「ハンガー・ゲーム0」を抜き、公開4日目にして初めて首位に立った。
デイリーランキングとはいえ、全米で実写邦画が1位になるのは前代未聞。

現在は「ハンガー・ゲーム0」に抜き返されて2位に後退しているものの、その差は非常に僅差。再浮上を狙える位置にいます。

日本ではあまり報道されませんが、実はアニメも含めると過去に「ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」、近年でも「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」「ドラゴンボール超 ブロリー」といった作品が1位を獲得していたりします。やっぱアニメってすごい。

しかしながら、今回の「ゴジラ-1.0」の健闘は実写邦画の歴史を変える出来事。
ゴジラというコンテンツが持つパワーはもちろん大きいですが、やはり本作が映画として高いクオリティを持っていたことが評判を呼び、数字に繋がっているのでしょう。

怪獣映画やアニメ映画などの和製作品は、基本固定客が最初に観に行くので最初の順位・数字が一番高くなるはずなんですよね。

しかしながら、「ゴジラ-1.0」上にいた作品を抜いて1位になったわけですから。
評価が低い映画だったら、こういう推移にはならない。

元々は期間限定公開の予定でしたが、好評と集客を得て上映期間の延長・公開館数の拡大も決定。

今週末は再度「Renaissance: A Film by Beyoncé」が公開されるため、「ハンガー・ゲーム0」を含め再び三つ巴の1位争いが展開されるでしょう。
1位取ってくれたら嬉しいけど、今の段階でも十分過ぎる快挙です。

これを機に、世界レベルで人気を集める日本映画が増えてくれると良いですね。

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