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【精神科医の本の選び方】ホームラン級の本との出会いが圧倒的な成長を引き起こす~「ホームラン読書術」
本をただたくさん読むだけでは人生は変わらない。読書は「たくさん読む」よりも「何を読むか」のほうが、10倍重要です。
「たくさん読む」のではなく、「どの本を読むのか?」にフォーカスし、1冊1冊を真剣に選んでいく。そうすることで、真に自己成長につながる「ホームラン本」と出会う確率を飛躍的に高めることができるのです。
■今の自分のステージに合った本を読む~「守破離読書術」
なぜか、初心者ほど上級ノ
【精神科医の読書術超実践編2】知りたい部分を先に読んでしまう~「ワープ読書術」
・本は最初から一字一句読む必要はない
「本は最初から一字一句読まなければいけない」なんてルール、誰が決めたのでしょう。
実用書と呼ばれる本の多くは、最初から一字一句読む必要はありません。なぜならば、それらは何らかの方法やノウハウについて書かれた本ですから、最も重要なのは「方法」の部分なのです。しかし、実際の書籍には「根拠」「裏付け」「実例」なども、ページ数の多くを占めています。そこで、「方法」
【スキマ時間記憶強化読書術4】睡眠の力を借りて脳に焼きつける~「熟睡読書術」
寝る前の読書は、記憶に残る!
スキマ時間以外に読書をするとすれば、お勧めの時間帯は「寝る前」です。なぜならば、寝る前に読書することで、「記憶」を最大化し、さらに睡眠にも入りやすくなるからです。
寝る前に勉強すると、勉強したことが頭に残りやすいといわれます。寝ている間には新しいインプットがなされないので、「記憶の衝突」が起こらず、頭の中の整理が進むからです。
さらに、イギリスサセックス大学の研
【スキマ時間記憶強化読書術3】「15分を最大限活用する」~「15-45-90の法則読書術」
・人間が集中できる時間単位とは?
人間の集中力には限界があります。何時間も連続して集中し続けることは、訓練されたアスリートや将棋の棋士であっても、できるものではありません。反対に、誰にでも集中しやすい時間単位というものが存在します。
-高い集中力が維持できる時間が15分
-普通の集中力が維持できる限界が45分
-「45分」の間、少し休憩をはさめば、90分の集中も可能
人間の体には「
【スキマ時間記憶強化読書術2】効率よく「頑張りを活かす」~「5分・5分読書術」
60分まとめて読書をするのと、15分のスキマ時間4回で読書をするのとでは、どちらが効率的な読書ができるでしょうか?
何かの作業を行う場合、その集中力は、初めと終わりで特に強くなることが知られています。心理学では、この現象はそれぞれ「初頭努力」「終末努力」と呼ばれます。わかりやすくいえば、始まったときの「さあやるぞ」という「最初の頑張り」と、ゴールが見えたときの「もうひとふんばり」という「最後の頑
【スキマ時間記憶強化読書術1】制限時間があると記憶力が高まる~「ウルトラマン読書術」
まとめて読書するよりも、スキマ時間に読書したほうが「記憶」において有利な点が多いのです。
・制限時間があると集中力がアップする
ウルトラマンは、地球では3分しか戦えません。エネルギーが少なくなると、胸のカラータイマーが点滅し、警告音を発します。しかし、3分という活動の制限時間があることこそが、ウルトラマンの強さの秘密でもあるのです。
なぜなら、何か物事を行う場合、制限時間を決めると集中力がア
【アウトプット読書術3】気づきを人に共有する~「ソーシャル読書術」
・本を読んだら感想をシェアする
私は本を読んだら、その日かその翌日に、Facebookに感想をアップするように心がけています。10行を超えるような長文の感想を投稿する場合もありますが、数行の感想でもいいと思います。たったそれだけのことですが、それをやるだけで、本の内容が、やらない場合に比べて何倍も記憶に残りやすくなるのです。
SNSに感想を書く。それは、あなたの体験を共有する、つまり「シェアす
【アウトプット読書術2】複数の切り口で人に勧める~「テレビショッピング読書術」
アウトプットを意識することで「記憶に残る読書」ができるようになります。
・最も簡単なのは「話す」「勧める」
読んだ本について話す。これを意識的に行うだけで、本の内容を思い出すことができ、アウトプットによる復習効果が得られます。重要なのは、「おもしろい」「ためになった」を連呼してもダメで、具体的にどこがためになったのか、本の内容を要約しながら、相手に伝えるということです。
人に本を勧めるには、
【精神科医の読書術 基本3】「速読」より「深読」を意識する~「深読読書術」
・本は「議論できる水準」で読め
私が考える「本を読んだ」の定義は、「内容を説明できること」、そして「内容について議論できること」です。感想や自分の意見を述べられなければ、本を読んでいる意味がないのです。
・「速読」ではなく「深読」を目指せ!
本から学びと気づきを得て、「議論できる水準」にまで内容をきちんと理解するように「深く読む」読み方。こうした本の深い部分までを理解する読み方に、私は、「深
【精神科医の読書術 基本2】効率的に読書をする~「スキマ時間読書術」
・スキマ時間だけで月30冊も読める
私は月30冊本を読みますが、全てスキマ時間だけで読んでいます。スキマ時間といってもいろいろありますが、私の場合は「移動時間」がほとんど。「電車に乗っている時間」と「電車を待っている時間」です。
自分の家で仕事をしているような人を別にすれば、ほとんどのサラリーマンは、通勤時間、移動時間、約束の待ち時間などのスキマ時間を合計すると、1日「2時間」近くあるはずです
【精神科医の読書術 基本1】10年たっても忘れない~「記憶に残る読書術」
・1週間に3回アウトプットすると記憶される~「三度目の正直読書術」
読書をしても、その本の内容を忘れてしまっては意味がありません。
さまざまな脳科学研究を集約すると、最も効果的な記憶術として「最初のインプットから、7~10日以内に3~4回アウトプットする」ということが明らかになっています。
人間の脳は、入力された情報のほとんどを忘れるように作られています。正確にいうと「重要な情報」以外は、全