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【スキマ時間記憶強化読書術4】睡眠の力を借りて脳に焼きつける~「熟睡読書術」

寝る前の読書は、記憶に残る!

スキマ時間以外に読書をするとすれば、お勧めの時間帯は「寝る前」です。なぜならば、寝る前に読書することで、「記憶」を最大化し、さらに睡眠にも入りやすくなるからです。

寝る前に勉強すると、勉強したことが頭に残りやすいといわれます。寝ている間には新しいインプットがなされないので、「記憶の衝突」が起こらず、頭の中の整理が進むからです。

さらに、イギリスサセックス大学の研究によると、読書を始めてわずか6分で、被験者たちの心拍は落ち着き筋緊張もほぐれたといいます。音楽鑑賞やその他のリラックス法と比べても、読書で最も高いリラックス効果が得られると報告されています。睡眠前の読書は、心と体をリラックスさせて、睡眠に入りやすくしてくれるのです。

もう一つ、寝る前に考え事をすると、朝になると解決法がひらめく、ということがいわれています。睡眠には「頭の中を整理する」という役割があります。ですから、睡眠中に頭の中に乱雑に存在していた情報が整理されて、朝、目が覚めた瞬間に、問題解決法がぽんと浮かんでいるということがあるのです。

「次に目が覚めたときには、問題の解決方法を思いついている」と強く念じて眠りにつくと朝にひらめきが起きやすいそうです。これは「追想法」と呼ばれます。

読書ということに限りませんが、寝る前に情報のインプットをしたり、懸案事項についての書類や資料などに目を通しておいたりすると、朝起きたときに意外な着想を得ることができるのです。

【熟睡読書術。】

「読んだら忘れない読書術」 樺沢紫苑著 より

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