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社会

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2022年3月の記事一覧

「インターネットは世界を質的に変えた」と思う

「インターネットは世界を質的に変えた」と思う

いま『全貌ウィキリークス』という本を読んでいるんだけど、いまさらなんでウィキリークス?と言われると答えはない。

しばらく前(1年くらい?)に、ウィキリークスの重要性を再認識されるような出来事があり、おさらいしようと思って本を買ってそのままにしていた。

ただし、それをなぜ今日読み始めたのかというと自分でもよくわからない。

こんな風に買ったまま一度も目を通していないままの本はいくらでもあるし、ベ

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今の若い世代は繊細

今の若い世代は繊細

若いころ、ぼくらの世代は「新人類」と呼ばれていた。
いまでは死語になってしまったけど。

マーケティング上の世代区分では、1961年(昭和36年)4月2日から1971年(昭和46年)4月1日生まれまでが新人類と定義されているそうだ。

50代のいまになって振り返ると、自分は旧人類でも新人類でもなく単なる「変人」だったと思えるが、とはいえ、この世代に共通する特徴を持っていないのかといえば持っている。

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社会の底辺で自由を謳歌する

社会の底辺で自由を謳歌する

なにごとにも優先順位というヤツがある。

非常事態において、たとえば船が沈没するきに最初に助けるべきは子どもであり、次に女性、それからお年寄りだ。けが人や病人も優先される。

まず弱い立場の人が優先される。それから医師とか看護師といった「必要な人々」だ。リーダーにも生き残ってもらわなければならない。

そうやって順番に助けていったときに最後に残る「カス」。すなわちいちばん後回しになるのは特にエラク

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ぼくは「うるさ型」が苦手

ぼくは「うるさ型」が苦手

ぼくが一番ニガテな人のタイプに「うるさ型」というのがある。

ちなみに、ぼく自身はかなり直観的に動く方だ。理屈は後付けで考えていることが多い。

しかし、うるさ型はちがう。
論理ありきである。

こちらの矛盾を突いてやたらと論理的に攻めてくる。だまって聞いているとどんどん袋小路に追い込まれてしまう。直観的には「こいつのいうことは根本的にまちがっている」という印象を受けるんだけど、なかなか有効に反論

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世の中は名前がすべてだと思う

世の中は名前がすべてだと思う

平成から令和に変わったとき、気分も変わった。あの感覚は多くの日本人が共有していると思う。

名前というのは不思議なものだ。名前を変えるだけで時代の気分を変えることができる。

さて、最近の世の中ではネーミングライツを売るのが流行りだ。

埼玉西武ライオンズの本拠地球場は、このほどメットライフドームからベルーナドームに改名した。

今まで通りに「西武球場前駅」で下車して坂道を上っていっても、そこにあ

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平和をあきらめるのはまだ早い

平和をあきらめるのはまだ早い

仕組み化という概念がある。よく言われるのはビジネスの仕組み化だ。

「仕組み化」とは属人性を排除し、いつでも、どこでも、誰が行っても同じ成果を出せる方法を構築することです。例えば、一人の優秀な社員がやっていることをほかの社員にもできるように環境を整えたり、全手動の作業を全自動に切り替えたりすることなどが「仕組み化」に当てはまります。(仕組み化って何?)

つまり自動化するということ。たとえばビジネ

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最先端っていったい何?

最先端っていったい何?

ぼくには子どもはいないが、親戚の子を見ていてちょっと気の毒になることがある。

彼女たちに未来を見せてやれる人がまわりにいない。学校の先生も、おじいちゃんもおばあちゃんも過去ばかり見せている。

おじいちゃんやおばあちゃんが孫に「京都を見せてやりたい」といって連れていくのは、一概に悪いとは言えない。優れた遺産を受け継いでいくのも大事なことだ。しかし今の日本はどちらかというと「遺産をひきずりすぎてい

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ぼくらは群れで生きている

ぼくらは群れで生きている

よく「類は友を呼ぶ」といわれるけど、類とは共通点のことだ。「類は友を呼ぶ」とは「共通点のある者が群れをつくる」ということである。

そして、だれにでも群れの切り替えの時期はある。たとえば、小学校の入学がそう。

それまでに群れていたのは近所の子どもたちだ。共通点は「近所」である。

しかし学校に上がると「クラス」という群れができる。近所の子どもよりもクラスの連中と一緒にいる時間が長くなる。そうやっ

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時代の潮目が変わってきているような気がする

時代の潮目が変わってきているような気がする

今振り返ってみると、ここ数年世の中で起こったことの多くは、実質ネット上の出来事だった。

アメリカで巻き起こったトランプ旋風はもちろん実社会で起こったことだ。米議事堂乱入もリアルに展開したことだ。

とはいえ、リアルな出来事の規模が仮に「1」だとすれば、それがネットの拡散力を使って×100にも×1000にも膨れ上がり、ネット上が主戦場になっていた。

ウイルスも同じだ。
「Sars-CoV-19」

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キチガイじみた話・・

キチガイじみた話・・

ぼくは時事問題が好きではないけど、時代が時代なのでイヤイヤ首を突っ込んでいる。。。

このnoteではこれまで何度もこういうふうに書いてきた。過去2年のあいだにすくなくとも10回以上は繰り返しているはずだ。

もちろん誰もだれも読んでいないし、まただれかが読んだとしてもそんなことは読み飛ばされるのだろう。

でも今日も書く。ぼくは時事問題は本当は好きではない。映画を観たり、ゲームをしたり、エロいこ

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