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短編小説

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最後まで読まないと分からない事多めな文章。 短編小説の目標はバイク川崎バイクさんのショートショート! 頑張ろう!
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#恋

二人乗りの体温が冷めた時には/短編小説

二人乗りの体温が冷めた時には/短編小説

深夜25時。
11月の肌寒い時期に、彼は自転車で私の家まで送ってくれている。

駅周辺にはやはり若者は多く、少し騒がしい。一歩住宅街に入ると、さっきまでとは真逆の静けさで若干怖くなる。
彼の家から私の家までは自転車で15分の距離。
その時間だけは、私のものだ。そう思えた。

二人乗り。

「この時間だから警察は居ないだろうし、夜だし送るよ。後ろ乗って」

そう言われて乗った二人乗り自転車。どこを掴

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キミは悪魔/短編小説

キミは悪魔/短編小説

僕は君が気にいらない。
どこに居ても声を掛けられ、静かに居たい僕の隣で大声で笑うものだから、周りからは「夫婦」だと言われている。
正直ぜんぜん嬉しくない。



「っでさ、ヨシキくんて甘いもの好き?チョコとかクレープとか」
今日も朝っぱらから騒がしい。挨拶も無しに急な質問。そしてなぜ君は、このクラスに居て、なぜ僕の椅子に座っているんだ。ったく。

「・・・べつに」
「え!なにその反応!低血圧過ぎ

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