見出し画像

結婚しない選択だって普通のこの時代に、結婚にこだわる理由ってなんだろう

28歳、結婚について話すことが増えた。
SNS上にはかつての友人や先輩後輩のドレス姿の笑顔が並び、特に仲良かった友人はほぼ結婚していないものの、そこそこ仲良かった世渡り上手な印象の友人は、その多くがこの数年で結婚したように感じる。
就活の時に感じた"うまくやれる側"の人と、私を含めたそうでない人、そんな構図がまた当てはまってしまうようにすら思える。

漠然と、20代のうちに結婚したいと思っていた。
でも最近、結婚願望がないという友人や、結婚にこだわる必要性を感じないと話す知人とのやりとりを経て、自分がどうして結婚したいと思うのかわからなくなった。
きっともとからそこに理由なんてあまりなくて、現実問題として考えなくてはいけなくなった今、もとから理由がしっかりしていなかったことにやっと気が付いたとかそんなところなんだと思う。

私は子供が欲しくなくて、それは10代前半の頃からずっとそう思っている。
10代前半の頃はそもそも結婚は人生の墓場だと本気で信じていた頃で、そこから結婚願望に関してはまるっきり変化してきたけれど、それでも子供が欲しくない気持ちはあの時から変わらない。
これから先、人生のステージが変わったら欲しいと感じる時がくるのかもしれないものの、結婚にこだわる時に一番強い理由になるのが"子供が欲しい"ということになるのだということは、だいたい理解している。

私が結婚に求めたいものは、「日常を共有できる居場所感」「一番に何かを報告したいと思い合える関係」「相手を心から応援しあえる関係」「相手を尊重でき自立した二人であること」「普段は楽しく笑えて時にはシリアスな話もできること」「ボロボロになった時にめちゃくちゃ甘やかしてくれること」だ。
これに関しては何度も考えて求めている要素を出してみたけど、だいたいおおよそこれに集約されると思う。
ただ、じゃあこれ結婚じゃなくて同棲でもいいんじゃない?と言われてしまうと、何も反論ができない。

夫婦にならなくても、恋人だってどれもできる。
同棲と結婚の違いは籍を入れているか否かくらいしか思いつかなくて、あとはもしその関係を解消するとなった時のハードルの高さくらいなように思う。
子供が欲しいと思わない以上、籍を入れることにこだわる理由を問われると困るし、それでも結婚したいという気持ちは消えない。

私は一人で生きていくことが怖くて、この先年を重ねて誰も一緒に生きてくれなくなることが怖い。
結婚はゴールでなくスタートだということだって理解しているし、その先に広がる二人での生活が結構大変なものだということは認識しているつもりだ。
だけどそれでも、誰かと一緒に年を重ねていきたいし、人生の一番の味方でいてくれる人と一緒にいたい。

形式上では変わらなくても、結婚するということは「永遠の愛を誓う」ということだ。
その誓いは叶わないかもしれないけれど、その時点でこの先の人生ずっとお互いの一番の味方でいたいと思うほど愛し愛される関係にあるということなのだと思う。
それは綺麗事かもしれないけれど、そう思い合えるほど好きだと言えることは、人生で最高の喜びになる筈だ。
「おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒にいようね」、そんなことを自然と言えることが、結婚することには含まれているのかもしれない。

**********
公式LINEはじめました!
こちらでは週1回、noteとは違った形でメッセージ配信予定です。
友だち追加いただくと、セルフコーチングシートをお送りします!

LINE友達追加

画像2

セッション予約をご希望の場合は、こちらのLINEを友達追加後、①お名前②ご希望日時をメッセージにてお送りください。

お仕事依頼はこちら↓


お読みいただきありがとうございます! サポートいただきました分はnoteを続けるエネルギーに変換していきます。