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新しいこと記録帳

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40代に向けてほそぼそと、少しずつやりたいことをやってみる。そんな自分を勝手に応援、ときに反省。覚書のようなnoteです。
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#今日の人生

智の障壁に囲まれて

智の障壁に囲まれて

図書館。それは私にとって、楽園であり、学び舎であり、そして最大の障壁だったりする。障壁内にいる時は、昔やった遊びみたいに、「はい、バーリア!」と鬼から逃れるような気がする。それ故かどうかは分からないが、逼迫すると図書館へ籠る癖がある。

図書館という存在は私にとってなくてはならないものであり、図書館のなかに泊まるような体験というのは至極贅沢な行為なのである(最近ブックホテルみたいなお宿が増えてきて

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まとまらない気持ち

まとまらない気持ち

私の気持ちは、なんだか最近まとまらない。
悲しくないのに涙が出てきたり、身体が軋むように痛かったり、疲れたなという言葉が自動的に出てくるようになったからだろうか。
やじろべぇのように、どうしよう、このままでいいのかな、とふわふわとしつつ、心の中はとってもざわざわしているのだ。

ざわざわを収める方法は、原因の排除だけれども、それが簡単にできるのならばここまでの状態にならないだろう。
だから、違う方

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「怖い」の正体を内に見た

「怖い」の正体を内に見た

「怖い」と思って足がすくんでしまう経験はないだろうか。対象は必ずしも、暴力的なものや、恐怖心を煽るものとは限らない。
例えば、私は高校で習ったはずの理系科目に対して苦手意識を持っている。そう、「理解出来ないこと」が「怖い」のだ。

その次に、高校を出た人であれば出来るであろう、と思われていることを基盤として生計を立てているにも関わらず、「出来ないかもしれない自分」が露見することが「怖い」。

いや

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未経験領域と私

未経験領域と私

もやっとした雲が私の思考の中を埋め尽くしている。
今週、私は復職から1年を迎えた。
恐らく喜ぶべきことなのだろうし、自分を褒めてあげたい気持ちに嘘偽りはない。
それなのに何故、モヤは晴れないのだろうか。

きっと新しい1年が再びはじまったからだろう。

というのも、4月に大学院へ復学した。
この1年間、私自身も周りの方々も、私の復学への姿勢に好意的であったように思う。
自分のペースで、でも少しずつ

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『不合格』の受け止め方

『不合格』の受け止め方

朝、なんとなく開けた扉からハラリと落ちた受験票を見て、後先考えずWEB合否発表ページを見てしまった、といです。
いや、何も考え無かったわけじゃないのです。(言い訳)
もし、落ちていたら、受かっていたら。
でも、結果ってもう変わんないよね!とページを開いてしまったのです。

結果は、『不合格』。
結果は確かに変わらなくとも、気持ちは変わります。
そりゃそうか。
合格率8割、と見て更にどんより。
あれ

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刺さった杭を利用する

刺さった杭を利用する

今日は記念日。ハッキリと物申してくれた人物の言葉から、今年の目標が家族間で共有された日。
「今そんなことしてる場合じゃないのでは?」という思いがけず放たれた電話越しの声に、私はひどく衝撃を受けた。笑って交わす癖から、その電話は何事もなく終わったかのように見えたが、私の心にはでっかい杭が刺さっていた。

なにもかもの思考が止まった状態で、誰かに分かってもらおうと、共有することで痛みを減らそうと、たぶ

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ハナウタ

ハナウタ

世の中の不条理なんて、把握できないほど、星の数ほどあるのだと思う。星は見えているようで全て見えていない。ピックアップされるのは氷山の一角。

では、身の回りの不条理はどうか。小さなコミュニティであっても、どこにでも存在するのではないかと推察する。それらに苛まれていては、毎日クタクタ。自室のベッドこそが一番の癒し、状態になりかねない。

憤っていても解決しないことは幾らでもある、と思い知る。それなら

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主体的な選択

主体的な選択

私たちの周りは情報で溢れていて、溢れさせることも難しくなくて、自分で選んでいるように見えて、自分で考えているように見えて、いつの間にか違う所に立っていることがあるのではないか。

これまで私は、自分に主体性をあまり感じたことがなかったけれど、本当は、自分が感じているよりも、もっともーーーっと主体性がないのかもしれないとハッとした。

復職してから働き方を意識的に変えている。休職前の自分なら、ここで

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欲が出るんです

欲が出るんです

新しいことに挑戦したり、今まで出来なかったことができるようになったりすると、「次」を求めてしまう。「次、〇〇をやってみたい。」「次、〇〇が出来るかもしれない。」「次、〇〇ができたら最高!」という具合に。そう、欲が出る。

詳細なやりたいことリストを書いた訳ではない。これくらい、ざっくりしている。

それなのに、それなのに。家の中という限られた範囲でも、「次」を見つけ出してしまう。こういうときが一番

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クレーのね、絵を見て落ち込むわけではないよ。思い出のクレー展。ずっととっておいた、とっておきの一枚を取り出して、手紙を書いた。

親愛なる親友へ。

ちがう道を選んだら、経る経験は違う。それはとっても当たり前。でもさ、また笑ってお酒飲めたらいいね。そんな日がいつか来ますように。

不安な気持ちの片し方

不安な気持ちの片し方

不安はどこから湧いてきてどこへ消えていくのだろう。そもそも消えていくのだろうか。自分の内側から湧き出る感情の置きどころがないと、ただただその感情と同居しなければならなくて、しばしばそれが辛い時がある。

そんな時、ふとしたきっかけでそのループからバビューンと飛び出す方法があるらしい。その方法とは人によって違うけれども、例えばスマホを見ずにぼけーっとしたり、焚き火をみたり、お風呂でのんびりしてみたり

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