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ハナウタ

世の中の不条理なんて、把握できないほど、星の数ほどあるのだと思う。星は見えているようで全て見えていない。ピックアップされるのは氷山の一角。

では、身の回りの不条理はどうか。小さなコミュニティであっても、どこにでも存在するのではないかと推察する。それらに苛まれていては、毎日クタクタ。自室のベッドこそが一番の癒し、状態になりかねない。

憤っていても解決しないことは幾らでもある、と思い知る。それなら足掻かず、鼻唄歌いながら横を通り抜けるくらいで良いのでは?
なーんて、なんとなく思ってしまったのだ。我ながら名案ではないか!と、小さく鼻唄うたって、精神的に良くなさそうなものから、そーっと距離を置いてみた。

今まで、我慢に我慢し、時が過ぎ去るのを待っていたような場面だったにも関わらず、今日は何やら清々しい。だって、自らリスクを回避できたのだから。自分の時間は、自分で作る。ご機嫌だって他の人に左右されたくない。
そういう自由が許される場面を嗅ぎ分けていけるように、少しずつなっている気がした。

今日の、とい。