マガジンのカバー画像

画像を使ってくださり感謝いたします

77
私の画像をつかってくださった皆様の記事を収録致しました。 ありがとうございます。
運営しているクリエイター

#大河ドラマ

【乗るかそるかとは】 大河ドラマ 「光る君へ」 第19回

【乗るかそるかとは】 大河ドラマ 「光る君へ」 第19回

帝を介して、道長とまひろの思いが通じ合った回でした。

コツコツと自分の信じている道を進むことは、時に孤独です。虚しくなることもあるでしょう。それでも、己の中の真実を見出し、その道を進む姿は、きっと誰かが見てくれています。まひろのことも、その父のことも。

誰よりも物知りで、学者として聡明であるにも関わらず、鳴かず飛ばずであった父の背中を、まひろはちゃんと見ているし、そこにリスペクトもある。

もっとみる
【光る君へ】第19回「放たれた矢」

【光る君へ】第19回「放たれた矢」


はじめにお礼ですSNSを見ていたら、「光る君へ」第17回・第18回についての本noteレビュー記事を紹介している方がいらっしゃった。過分にも、好意的なご感想をいただけていた。

no nameさん、この場を借りてお礼申し上げます。お目に留めてくださりありがとうございました。

平安時代や文学作品についてのわが知識は、はるか遠い昔の受験生時代のままで止まっています。今回大河ドラマで平安時代中期を取

もっとみる
大河ドラマ「光る君へ」第十八話「岐路」所感

大河ドラマ「光る君へ」第十八話「岐路」所感

久々にネタバレアラートです。今回は「宮廷の諍い女」最終回までのネタバレを含みます。

宣孝さま!

 ウェルカムバック!ようこそおかえりあそばしました。この、平安貴族にしてはちょっとロックな、でも小器用な感じがいいですよ。蔵之介さんがいい味出してます。この人かさわさんがまひろの側にいてくれれば、このドラマがちょっと明るくなります。

中の関白家、定子中宮さま。気づくの遅いよ。

 道兼、道長と、二

もっとみる
【光る君へ】第18回「岐路」

【光る君へ】第18回「岐路」

今回も簡単に済ませたい。

大石先生や制作統括さんは、道隆一家(中関白家)に何か個人的な恨みでもあるのだろうか?道長を少しでも良く描くために負のバイアスをかけなければならないという固定観念にとらわれすぎていないだろうか?道隆も道長も、当時の貴族の常識に則って政を進めていたはずである。

今回描くべきだったできごと伊周の「皇子を産め」暴言ハラスメントは正視に耐えなかった。前回の道隆は病身で余命いくば

もっとみる
【光る君へ】第17回「うつろい」

【光る君へ】第17回「うつろい」

長文を書いて、消した。
思うところはいろいろとあるのだが。

かなふみをひとつ作った。
まずは楽しもう。

「ステラnet」のサイトで定子さまが、「もし(井浦)新さんがあんなふうに責めてきたら、自分の記憶を改ざんしそうですね。」と仰せになられていた。

せっかく素敵な役者さんを呼んでいるのに、演じていてそのような思いを強いる脚本って…どうなのよ。

井浦さんにプライベートで「ヴィラン(悪役)の関白

もっとみる
劇的な再会に沸く。そして倫子、気づく/大河ドラマ『光る君へ』第16回

劇的な再会に沸く。そして倫子、気づく/大河ドラマ『光る君へ』第16回

今回こそ感想を早めに書こうと思っていたのに、『アンメット ある脳外科医の日記』第2話のラストに「予想はしていたけど、えっ、そこまで!?」という展開が待っていたため、2度目の第2話視聴。ああ、デスクでのミヤビと三瓶の一瞬の沈黙には、大きな大きな意味があったのだと気づく。さらに再度第1話を観なおして、「三瓶先生……」と泣く。そうこうしているうちに、ヒモ男に転生した直秀のドラマ(チ〇ピラ風情の装いなのに

もっとみる
清少納言とフィンランド

清少納言とフィンランド

Hallo!

日曜の夜、週末ももう終わり。
まだ仕事をしているわけではないので、週末が終わったからといって憂鬱な月曜日が待っているわけではないのだけど、日曜日が日曜日であることは変わらない。
日本に帰ってきてからの日曜日の夜に楽しみにしているのは、大河ドラマ!
ドイツでもNHKプラスを利用していたので、見ようと思えば見れたのだけど、ドイツにいた時は全然見ていなかった。
なので、こちらに引っ越して

もっとみる
【光る君へ】第14回「星落ちてなお」

【光る君へ】第14回「星落ちてなお」


赤い月、赤い橋2024年4月7日放送「光る君へ」第14回を見た。
前半は藤原兼家の死を描く。
時に狡猾で憎まれ役でもあった兼家だが、強いリーダーシップと政治力で物語の序盤を牽引した。

兼家は息子たちを呼び、道隆を後継者にすると告げ、「今より父はないものと思って生きよ」と命じる。
座る時は何とか自力で動けたが、話し終えて立ち上がろうとするとよろけ、従者の肩を借りて、歌いながら去る。現代ならば車い

もっとみる
『光る君へ』はどうしてディスられないのか?

『光る君へ』はどうしてディスられないのか?

大河ドラマ『光る君へ』、凄い人気ですね。noteでも実に多くの人の投稿が見られる。昨年の『どうする?家康』の時はネット上でやいのやいのディスられていたのとは雲泥の差だ。家康について史実に沿っていないという意見が特に多かった気がする。しかし、まてよ?今年の大河も史実をかなり無視しているように思えるのだけれど…。

紫式部のキャラが違い過ぎる

清少納言は陽気、紫式部は陰気、というのが多くの人が持って

もっとみる
決別しても、再び出会ってしまう運命/大河ドラマ『光る君へ』第12回・第13回

決別しても、再び出会ってしまう運命/大河ドラマ『光る君へ』第12回・第13回



ふたりの青春が終わった道長がどんどん嫌な男に思えてきた第12回。道長の若さゆえ、なのだよね、おそらく。「なぜ自分の話からする! 先にまひろの話を聞きなさい!」と腹立たしさを覚えたら、その足で倫子の元へ行ってしまって、ぬわぁーーーーーと変な声が出た(笑)。

「その足で行くのかよ」
直秀にも突っ込んでもらいたかった。

それだけ、道長にとって決別は辛かったと考えるべきか。身を翻したまひろを追えば

もっとみる
恋も友も失うのか/大河ドラマ『光る君へ』第8回

恋も友も失うのか/大河ドラマ『光る君へ』第8回

遅ればせながら絶賛確定申告の準備中なのだが(裏金問題を見ていたら税金を納める気が完全に失せるけど、政治家と違って小国民は申告しないと後で大変なのでね)、大河ドラマ『光る君へ』第8話ラストから予想される次回の展開がおそろしくて集中できず、noteを書いている。

(以下、ドラマの内容を含みます)

この数日は夜なかなか眠れず、目を瞑ると直秀と道長の顔ばかり浮かぶ。赤染衛門さまをも魅了した直秀。道長が

もっとみる
2つの慟哭/NHK大河ドラマ『光る君へ』第5回

2つの慟哭/NHK大河ドラマ『光る君へ』第5回

ついにまひろは、三郎(道長)が道兼の弟であることを知った。

(以下、ドラマの内容を含みます)

だが三郎は、6年前のことを知らない。まひろに会いたいと文をよこしたのは、ただ素性を明かさずにいたことを謝るためだった。

屋敷ではなく、どこか二人きりで会いたい。まひろは、あの日のことを家の誰にも知られずに、道長に話したかったのだろう。彼女が頼ったのは直秀。散楽の一員で盗人までやってしまう彼が、まひろ

もっとみる
『光る君へ』にイマイチ惹かれていない君へ

『光る君へ』にイマイチ惹かれていない君へ

今年の大河ドラマ『光る君へ』
皆様は楽しんでおいでだろうか。

僕は正直、あまり楽しめていない。

正直『どうする家康』の方が楽しかったのだ。
戦国時代の方が戦闘描写や甲冑のかっこよさがあり男心をくすぐられるし、比較的よく知っている人物であるため「この経験が伏線になってあの逸話に繋がるのか」といったような考察が捗った。
「点と点をどう繋げるか、古沢の腕を見せてみよ!」といった趣が『どう康』にはあっ

もっとみる
日曜だよ!「光る君へ」

日曜だよ!「光る君へ」

こんばんは。
本日は、ピラティス行って、サウナ行って、買い物も行って、洗濯して、ご飯作ったので、エライ。

そして、日曜の夜のお楽しみ、「光る君へ」。
今日も盛り上がりましたね。

遂に、三郎の正体というか身分を、まひろが知り、更に母のカタキが三郎の家族という、事実も知ってしまいました。私はきっと、まひろは舞いを間違えると思ったけど、さすがです、まひろさん。メンタルガタガタだったはずなのに、しっか

もっとみる