#大河ドラマ
【乗るかそるかとは】 大河ドラマ 「光る君へ」 第19回
帝を介して、道長とまひろの思いが通じ合った回でした。
コツコツと自分の信じている道を進むことは、時に孤独です。虚しくなることもあるでしょう。それでも、己の中の真実を見出し、その道を進む姿は、きっと誰かが見てくれています。まひろのことも、その父のことも。
誰よりも物知りで、学者として聡明であるにも関わらず、鳴かず飛ばずであった父の背中を、まひろはちゃんと見ているし、そこにリスペクトもある。
自
【光る君へ】第18回「岐路」
今回も簡単に済ませたい。
大石先生や制作統括さんは、道隆一家(中関白家)に何か個人的な恨みでもあるのだろうか?道長を少しでも良く描くために負のバイアスをかけなければならないという固定観念にとらわれすぎていないだろうか?道隆も道長も、当時の貴族の常識に則って政を進めていたはずである。
今回描くべきだったできごと伊周の「皇子を産め」暴言ハラスメントは正視に耐えなかった。前回の道隆は病身で余命いくば
【光る君へ】第17回「うつろい」
長文を書いて、消した。
思うところはいろいろとあるのだが。
かなふみをひとつ作った。
まずは楽しもう。
「ステラnet」のサイトで定子さまが、「もし(井浦)新さんがあんなふうに責めてきたら、自分の記憶を改ざんしそうですね。」と仰せになられていた。
せっかく素敵な役者さんを呼んでいるのに、演じていてそのような思いを強いる脚本って…どうなのよ。
井浦さんにプライベートで「ヴィラン(悪役)の関白
劇的な再会に沸く。そして倫子、気づく/大河ドラマ『光る君へ』第16回
今回こそ感想を早めに書こうと思っていたのに、『アンメット ある脳外科医の日記』第2話のラストに「予想はしていたけど、えっ、そこまで!?」という展開が待っていたため、2度目の第2話視聴。ああ、デスクでのミヤビと三瓶の一瞬の沈黙には、大きな大きな意味があったのだと気づく。さらに再度第1話を観なおして、「三瓶先生……」と泣く。そうこうしているうちに、ヒモ男に転生した直秀のドラマ(チ〇ピラ風情の装いなのに
もっとみる決別しても、再び出会ってしまう運命/大河ドラマ『光る君へ』第12回・第13回
ふたりの青春が終わった道長がどんどん嫌な男に思えてきた第12回。道長の若さゆえ、なのだよね、おそらく。「なぜ自分の話からする! 先にまひろの話を聞きなさい!」と腹立たしさを覚えたら、その足で倫子の元へ行ってしまって、ぬわぁーーーーーと変な声が出た(笑)。
「その足で行くのかよ」
直秀にも突っ込んでもらいたかった。
それだけ、道長にとって決別は辛かったと考えるべきか。身を翻したまひろを追えば
恋も友も失うのか/大河ドラマ『光る君へ』第8回
遅ればせながら絶賛確定申告の準備中なのだが(裏金問題を見ていたら税金を納める気が完全に失せるけど、政治家と違って小国民は申告しないと後で大変なのでね)、大河ドラマ『光る君へ』第8話ラストから予想される次回の展開がおそろしくて集中できず、noteを書いている。
(以下、ドラマの内容を含みます)
この数日は夜なかなか眠れず、目を瞑ると直秀と道長の顔ばかり浮かぶ。赤染衛門さまをも魅了した直秀。道長が
2つの慟哭/NHK大河ドラマ『光る君へ』第5回
ついにまひろは、三郎(道長)が道兼の弟であることを知った。
(以下、ドラマの内容を含みます)
だが三郎は、6年前のことを知らない。まひろに会いたいと文をよこしたのは、ただ素性を明かさずにいたことを謝るためだった。
屋敷ではなく、どこか二人きりで会いたい。まひろは、あの日のことを家の誰にも知られずに、道長に話したかったのだろう。彼女が頼ったのは直秀。散楽の一員で盗人までやってしまう彼が、まひろ