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読書日記20240909
今日の本棚の本。
Charles Taylor.Sources of the Self.Harvard University Press.1989
テイラーについては多文化主義の関係でトロントから帰国後に少し読んでいた。現在は『フーディー』から真正性関係でまた読む。文化現象を理論を使って解読する作業は楽しい。
今日の本棚整理と読書
今日の本棚整理と読書です。お昼まで。
アンソニー・ギデンズの『親密性の変容』は読み直すと面白い。
ルイ・アルチュセールの著作。仏書、英訳は勉強部屋に。
エドワード・サイード『晩年のスタイル』はジャン・ジュネ論を。
ニュース「中古スマホ」活況
ニュース。
中古スマホ活況。
トロントでの研究のこと
5年前のFacebookの投稿から。
私が主にゼミに出ていたトロントのヨーク大学の独立大学院Social&Political Thoughtには、ヨーク大学教授のジョーディ・バーランドや日本ではフェリックス・ガタリの研究で知られるゲーリー・ジェノスコ、マクルーハン研究のジェニー・マーシェソーが私の指導教授の元で学位を取得していました。私が参加していたゼミでは、ラーティーバ・ハディモサRatiba
スチュアート・エルデンのミシェル・フーコー論。
7年前のFacebookの投稿から。
メモ。スチュアート・エルデンのミシェル・フーコー論。
エルデンはアンリ・ルフェーヴルの研究者でもありルフェーヴルのRythmanalysisを英訳している。(Rhythmanalysis: Space, Time and Everyday Life Bloomsbury Revelations)
フーコーがチュニジアからパリに戻って変化したものを分析している
ポピュラー音楽研究におけるシーンについて
「シーン」を語る上でキーとなる概念がaffective alliancesであり、これはローレンス・グロスバーグの論文や著書で十分に展開されているものだ。学生時代に大学院の授業で読んだ。
ウィル・ストローがaffective alliancesについてsystem of articulationで言及していたことは、その後自身も展開していないと思われるが、これは情動に訴える文化を考察する上で重要
文化研究におけるシーン概念について
7年前のFacebookの投稿で、学会発表したもの。
2017年8月13日
資料その3
日本の音楽雑誌におけるロック・シーンの系譜学
シーン概念については
Will Straw,1991,Systems of articulation, logics of change: communities and scenes in popular music. Cultural Studies 5 (
日記20240806
今日は、お昼に永井荷風を読む。
『荷風全集』から「おかめ笹」を読む。『断腸亭日乗』で「おかめ笹」を執筆しているとの記述を読み、興味を持った。荷風の小説を読むのは初めてかもしれない。後書や校異表など全集はやっぱり良い。
「おかめ笹」は『中央公論』に最初に掲載された。大正時代の『中央公論』の読書層は新中間層。全集の「後書」にはこのあたりの経緯が載っている。
夕方はブルデューのDistinctionを
読書日記0629 柄谷行人「『マルクス その可能性の中心』英語阪序文」『群像』2020年3月号のメモ
1年前のFacebookの投稿から。
研究のためのメモ。
柄谷行人「『マルクス その可能性の中心』英語阪序文」『群像』2020年3月号のメモ。
柄谷行人は『マルクス その可能性の中心』の英語阪序文において、『資本論』に言及する時に商品の価値形態論を取り上げているのだが、ここで柄谷が重視しているのが交換=コミュニケーションである。それは、『マルクス その可能性の中心』においてソシュールの言語学に