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トロントでの研究のこと

5年前のFacebookの投稿から。

私が主にゼミに出ていたトロントのヨーク大学の独立大学院Social&Political Thoughtには、ヨーク大学教授のジョーディ・バーランドや日本ではフェリックス・ガタリの研究で知られるゲーリー・ジェノスコ、マクルーハン研究のジェニー・マーシェソーが私の指導教授の元で学位を取得していました。私が参加していたゼミでは、ラーティーバ・ハディモサRatiba Hadji-Moussa先生の大学院ゼミがとても有益で、当時日本ではまだメジャーではなかったディアスポラ概念について、アルジェリア出身の先生がジャック・デリダの差延からフランス語の発音で説明していたのが印象に残っています。大学院生で友人となったエルケ・ウィンターElle Winter(現在はオタワ大学教授)と一緒に、先生宅でのパーティの準備でワインを買いに行ったことを思い出します。
大学院で知り合った、カリブ系の作家、セシル・フォスターCecil Foster(現在はニューヨーク大学バッファロー校国際関係学部チェアマン→学部長?)については、トロント・レゲエとカーニバルの表象に絡めて書きました。

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