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新規就農準備&北海道移住日記

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2022年就農に向けて北海道に移住し、農業の研修を受けたり、地方都市での暮らしのいろいろについての日記を書いています。
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2022年10月の記事一覧

美幌を離れる準備を進めないと!

美幌を離れる準備を進めないと!

今年は例年より1ヶ月早く、11月1日に美幌を離れる。が、しかしその準備は余り進んでいない。

「だって倉庫の真ん中に、じゃがいもが鎮座しているんだもん」

と言い訳を言ってみても片付けは何も進まない。じゃがいもは美幌を離れる前日10月31日に各所に運ぶ手はずになっている。もっと早くすればよかったなぁ。

仕方ないので倉庫を使わないですむ部分をちょこちょこと片付けている。

そう言えばこの時期、去年

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さつまいも、送りました!

さつまいも、送りました!

10月の中旬に収穫したさつまいも。収穫後4日間のキュアリング。その後、気温13度前後、湿度90%程度とさつまいもの熟成に適した状態のむろでの10日間程度の貯蔵を経て、出荷することにしました!

バッテリー交換を経て復活した軽トラの荷台をきれいに掃除。その上でダンボールを組み上げて、予約注文をしていただいた方向けに一つ一つ確認しながら詰めていきます。手伝ってくれるスタッフの方々も完全にシーズンオフに

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ゆめちから栽培研究プログラムに今年も参加

ゆめちから栽培研究プログラムに今年も参加

リバネス入社2年目の2012年から始まった、Pascoさんとのゆめちから栽培研究プログラム。全国の中高生と一緒に国産の超強力小麦ゆめちからの栽培研究を行うこの取組も、今年でなんと11年目。初回に参加してくれていた高校生たちは、少なくとももう25歳以上。本当に長く続いている。

リバネスを退社後も関わらせてもらっているので、ぼくにとってもすごく思い入れの強いプログラムだ。

リバネスを離れ美幌に移住

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美幌でプロレスが!

美幌でプロレスが!

また、美幌町でプロレスを見られる日が来るとは!北都プロレスの試合が美幌町サニーセンターで繰り広げられた。

前回、開催されたのは2019年の9月、祭りが開かれている美幌神社の境内で繰り広げられる野外プロレス。美幌に移住してきた最初の年に、祭りとプロレスを見て、「いい町だなぁ」と感じたのをよく覚えている。

それから3年コロナウイルスの流行で、開催されなかったプロレスがついに復活。主催の美幌プロレス

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#美幌ではたらくが始まった!

#美幌ではたらくが始まった!

ドット道東と美幌建設業協会の取り組み『 #美幌ではたらく 』がスタート!

道東に関わる1000人の理想がつまった『.doto vol.2』発刊、阿寒摩周国立公園に関わる人の生活や思いをつづった『自然の郷 ものがたり』がグッドデザイン賞受賞。麦わらの一味のように道東を中心に日本中からたくさんの仲間を惹きつけ、未来を切り拓いているドット道東と美幌町がコラボ。しかも、単発の記事ではなくシリーズもの。

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市場出荷に向けて、じゃがいも大量箱詰めつめ

市場出荷に向けて、じゃがいも大量箱詰めつめ

さいこうファーム、今シーズン終盤に来てはじめて市場に出荷します!

「やばい、想定の倍、いや3倍、いやそもそもちゃんとできるとも思っていなかったら想定の無限倍とうもろこしが収穫できてしまった」と言っていましたが、実はとうもろこしは通販と直売で売り切れてしまったのです。みなさまのおかげでございます、ありがたや。

じゃがいもも順調に直売や通販で販売はしていました。ただ、きたかむいの収穫量は約4トン。

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遠軽で新規就農研修中の嶋田さん

遠軽で新規就農研修中の嶋田さん

同じオホーツクの遠軽町で新規就農に向けた研修中の嶋田さんが、ひとりといっぴきで静かになったさいこうファームに遊びに来てくれました。

前回、お会いしたのは昨年の春。

あれから一年と半年が経ちました。嶋田さんは2シーズン目の農業研修も終盤戦。いよいよ、来年から営農開始だそうです。現在は、来年に向けた計画策定中とのこと。

「もうそんなに経ったのかぁ」

過去のnoteの写真を見ると、なんだか少し雰

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青森に行った息子、消防士になる

青森に行った息子、消防士になる

息子と妻が青森に行ってから一ヶ月以上たった。ふたりがいない生活もだいぶ慣れてきた。農業をやったり、ライターの仕事をやったり、猫と遊んだり、ダラダラしたり、ゴロゴロしたりして暮らしている。

そんなのんびりとした暮らしをしている一方で、息子は消防士になっていた。

黒いヘルメットに、防火服、そして足元には青森で買った冒険の靴(息子が長靴をこう命名したらしい)。なかなか様になっている。

高圧放水機で

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焼き芋、焼けました

焼き芋、焼けました

今日はスタッフの方が来てくれてサツマイモやじゃがいもを袋詰する日。せっかくサツマイモをみんなで掘ったので、焼き芋を作ってみることにした。

使った品種は「パープルスイートロード」。紫の甘い王様という大層な名前がついているサツマイモだ。

品種を詳しく説明してくれているサイトによると、

ほうほう、そこまで甘くない紫芋の中の甘い王様なのね。実はこのサツマイモをまだ食べたことがない。

サツマイモをよ

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とうもろこし畑を片付けながら「土に還る」を感じる

とうもろこし畑を片付けながら「土に還る」を感じる

ようやくとうもろこし畑を片付けた。我ながら遅い後片付けだ。でも、まぁ、ずっとサツマイモの収穫でトラクターにデガーつけてたから。収穫しない日に付け替えてやってもよかったけど、うん、まぁよしとしよう。

ヤンマーのトラクターAF890にロータリーを取り付けて畑に向かう。片付けが遅くなったせいか、収穫後のとうもろこしは畑の上でパリッパリの乾燥状態。背丈の高い植物なので、いきなりロータリーで片付けられるか

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少年ジャンプでは常識の「気」は本当にあったのかも、ブータンの修行僧の研究

少年ジャンプでは常識の「気」は本当にあったのかも、ブータンの修行僧の研究

さいこうファームと並行してやっている再考編集室のお仕事。その中には海外の最近のプレスリリースを日本語に要約する仕事がある。普通に暮らしていると、まぁ気づかないであろう海外の研究を知ることができて結構楽しい。

その仕事で、とにかく興味深いプレスリリースがあった。シンガポール国立大学人文科学部心理学科のコジェニフコフ准教授らが行った研究だ。

「東ブータンの修行僧は脳を意図的に刺激し覚醒させ、高いレ

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愛車のシルバー(軽トラ)復活!

愛車のシルバー(軽トラ)復活!

過酷な畑の悪路走行、重い農作物の運搬、砂埃まみれで活躍していた今シーズンの終盤についに逝ってしまった(バッテリーが)愛車のシルバー。大活躍してくれた彼に今年のボーナスをプレゼントした。

RK-Sバッテリー50B19L。パッケージを見ると世界シェアNo.1の高性能カーバッテリーらしい。

箱から出してみると、黒くてかっこいいフォルム。それなりの重さがあるものなので持ち手が付いているのが地味に嬉しい

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今シーズンの収穫を終えました!

今シーズンの収穫を終えました!

最後に残っていたサツマイモの収穫完了を持って、今シーズンすべての収穫を終えました!
ブロッコリーの収穫を始めたのが7月4日(月)だったので、3ヶ月半くらいの収穫となりました。

野菜の管理や収穫量には反省すべき点が多々ありますが、怪我なく最初のシーズンを終えることができてまずはホッとしました。栽培面積はブロッコリーが1ヘクタール、とうもろこしが50アール、じゃがいもが25アール、サツマイモが10ア

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愛車のシルバー(軽トラ)ついに逝ったか・・・

愛車のシルバー(軽トラ)ついに逝ったか・・・

「キュルン、キュルン、キュル、キュル・・・・・」

愛車のシルバー(SUZUKIのキャリイ)のキーをひねるが、エンジンがかからない。

研修3年目の去年の春に30万円で購入し、それから農業の苦楽をずっとともにしてきたシルバーの元気がない。

「9月末に車検を通って帰ってきたばかりなのに、どうしたんだい?シルバー」
ぼくも気が気でない、もはやぼくにとって大切な相棒なのだ。それに、車検代も10万近くか

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