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デザイン思考とは何か (振り返り)
気づくと、前回の備忘から早くも1ヶ月が経ってしまいました。。
私事ながら、ID (イリノイ工科大学デザインスクール)を卒業して、8月に無事帰国いたしました。この1ヶ月は、2週間の成田での隔離生活の後、東京に移動して新居探し、新たに取り組むべきことについてのリサーチなどをしています。
ちょっと備忘し忘れていたのですが、ID (イリノイ工科大学デザインスクール) の学生たちの1年間の成果物 (Art
デザインとは何か (振り返り)
はじめに、備忘しておきたかったアメリカのイベントがあります。7/4の独立記念日 (Independence Day)です。
独立記念日とは、アメリカが、大英帝国 (イギリス) の植民地支配から独立した日なのであります。少しアメリカ史を振り返りますと、アメリカとは、コンサバなキリスト教のカトリック (Ex. 離婚は禁止) が主流だった大英帝国から、宗教的な自由を求めたプロテスタントのピューリタン (
スペキュラティブデザインとは
前回の更新から、ふと気づくと既に2ヶ月が経っている。。私は一体何をしていたのか。USで依然続くCovid-19の隔離生活の中、引き篭もって好きなことをして過ごして来たわけですが、非常に時の経過が速い。。
ID (イリノイ工科大学デザインスクール)の春学期は、5/8に全日程が終了しており、実は2020年春の卒業生に対しては、既に卒業式が行われました。つまり、私は MDM (Master of Des
デザインスクールの履修科目 (2020春学期後半)
USでコロナ非常事態宣言が発令された3月中旬から、ID (イリノイ工科大学デザインスクール)の授業は全てオンラインに移行されました。もう既に5月となり、この2ヶ月間全く備忘ログの記録ができませんでした、忙し過ぎて。。
オンラインに移行してから気づいたのは、私は人とのとりとめもない会話や相談から、情報収集や意思決定を助けられているということです。オンラインになって、逆に集中できるようになった効率が上
なぜ変化への柔軟性は難しいのか
ID (イリノイ工科大学デザインスクール) 春学期の前半が終了しました。ひたすら来た球を打ち返し続ける日々はあっという間に過ぎてしまいます。この一週間は束の間の春休みなのですが、完全に消化できていない授業もあるので、復習などに充てています。
ちなみに先週金曜日に、USもコロナウィルスの非常事態宣言が発令され、事態の収束がない限り、今後の授業は全てオンラインで実施されることになりました。(音声が悪く
デザインスクールの履修科目 (2020春学期前半)
早くも3月に入り、ID (イリノイ工科大学デザインスクール)の春学期は前半を終えようとしています。。備忘をしたい学び事項が多くのあるのですが、時間が無さ過ぎます。。週6科目を取っているので、肉体の限界にチャレンジし続けている状態です。ネイティブは、プライベートと勉強を両立したい人が多く、5科目でセーブしているのに、純ドメの私がなぜか6科目も取って欲張っている。デザインスクールは興味深い科目が多く、
もっとみるデザインのビジネス活用とは (Design Capability)
ID (イリノイ工科大学デザインスクール) は、1/21から春学期に入りました。大学時代以来の、貴重な長い1ヶ月にも及ぶ冬休みはついに終わり、シーズン2のスタートです。
ところが、、日本からアメリカに戻って直ぐに風邪を引いてしまい、3週間近く鼻水と咳に苦しんでいました。極度に乾燥した気候なので、油断すると直ぐに喉をやられてしまうのです。Amazonで加湿器を2台購入し、家でも学校のデスクでもフル
アイデア創出プロセス (IDEATION) 後半
実は、"Build to Think" は、思考をドライブ (刺激) することで、アイデアを創出していくという重要な役割を担っています。試作によって創り出されたTangible な(目に見える) 変化は、頭で考えているだけでは気づき得ないアイデアをもたらすのです。
しかし、そもそも思考をドライブするとは、どういうことを意味するのでしょうか?
以前の備忘ログで、Framing (フレーミング) と
アイデア創出プロセス (IDEATION) 前半
以前の備忘ログでも触れましたが、ID (イリノイ工科大学デザインスクール) には、以下4つの学科があります。
-① Master of Design (MDes) :
専門職としてのデザイナーを目指すプログラム (2年)
*サービスデザイナー / UX (インタラクション) デザイナー / プロダクトデザイナー など
*デザインバックグランド (グラフィック / インテリア / プロダクト/
デザインマネジメントの意義
ID (イリノイ工科大学デザインスクール) では、12月6日に秋学期の全授業が終了しました。その日の夕方から学期の打ち上げパーティが行われ、多くの生徒が参加しました。この秋で卒業し現場に戻っていく人たちもおり、大学院生活の労をねぎらい合いました。他の学校はよく分からないのですが、IDがちょっと粋だと感じるのは、このパーティー費用を学校が全額負担してくれることです。その他にも、定期的なコーヒーブレー
もっとみるなぜイノベーションに多様性が大切なのか
11月に入りました。シカゴは冬は突入しつつあり、10/31に早くも初雪が降りました。
・・・というイントロを書いていたら、本日は12月5日で、秋学期の最後の授業が終わってしまいました。学校 (イリノイ工科大学デザインスクール) の秋学期が始まった8月12日から、怒涛の4ヶ月でしたが、とりあえずの一区切りです。今日は最終授業のクラスメートと、軽く乾杯をしてきました。シカゴで最も高い高層ビル (ジョ
デザインプロセスにおける成長カーブ
デザインスクールの秋学期は後半に入り、私は現在6科目/週を履修しています。一般的にアメリカの大学院では、週5科目がマネージできる最大量と言われている中、6科目を選択しているため、寝ている以外は常に何らかの作業をしている状態です。しかし、この一年は勉強にコミットすると決めているので、合宿だと思ってひたすら走り続けています。風邪を引くと、ピットインを余儀なくされるので、とにかく耐久レースが滞らないよう
もっとみるデザインスクールの履修科目 (2019秋学期)
秋学期の前半戦が終わりました (8月中旬から約1.5ヶ月)。今週の一週間は中休みです。宿題があるので完全には気を抜くことができませんが、少しは自由な時間が取れそうです。なので週末の金曜日はインド人の学友宅でビールとウィスキー、シーシャ (水タバコ: なぜ大きな器具がアメリカのアパートにあるのか?)を嗜みながら、語り合って来ました。どこからともなく現れたインド人の計4名に囲まれてワイガヤです。いつも
もっとみるなぜ日本ではイノベーションが起きにくいのか
イリノイ工科大学に来て、8/12のオリエンテーションWeekから早くも1ヶ月が過ぎました。現状、寝てる以外は毎日の宿題を一つ一つこなすのに精一杯で、個人的なプラスαの勉強やシカゴ観光などの学生ライフをエンジョイする余力がありません。しかしながら、そもそも大学院とはそういう所なのかもしれません。広告代理店時代と比べて、実は毎日のスケジュールに追われながら夜遅くまで資料を作っている状況はほとんど変わっ
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