やっと叶った『当たり前の光景』
コロナによってもたらされた一番の弊害。
それは、どこにでも自由に行けなくなったことだ。
たとえそれが、自分の実家だったとしても。
◇
8月24日から3日間、長野県の実家に帰省しました。
コロナの再拡大で少し躊躇しましたが、5月の終わりに私たち家族がコロナに罹患していること、体調に問題がないことを踏まえ、行くことを決断しました。
先日書いた記事(↓)でもお伝えしたとおり、今回の帰省は私たち家族にとって、約2年半ぶりの帰省です。
息子にとっては3歳になったばかりの幼稚園入園前以来。
そんな息子も年長になり、背もだいぶ伸び、話す言葉も達者になりました。
ビデオ電話で話すこともあるけど、実際に会うのと、オンライン上で会話するのとでは感じ方が全然違うと思う。
息子はおじいちゃん、おばあちゃんとお話できるかなぁ。
すぐに「帰りたい」なんて言わないよなぁ。
帰省する道中、そんなことをぼんやり考えながら車を走らせます。
でも、全く心配する必要はありませんでした。
帰省直後はモジモジしていた息子ですが、すぐにテンションマックス!
じいちゃん、ばあちゃんともニッコニコでお話をしていました😊
「よかった」と思うのが反面、
「もっと早く来させてあげたかった」
という気持ちも湧き上がってきます。
2年半という期間があったら、何回実家に来れただろう。
もっと、実家の自然を体験させてあげられたのに。
夕食後の花火なんて、いくらでもできたのに。
もっともっと、じいちゃん、ばあちゃんと遊ばせてあげられたのに。
・・・
でも、ようやくそれが叶いました。
息子が楽しそうに花火をする姿。
息子が覚えた折り紙をおばあちゃんに教える姿。
家の外で、走り回って水遊びをする姿。
その光景をそっと眺めていたわたし。
鼻の奥がツンとなった。
やっと会わせられた。
やっと連れてこれた。
2年半という歳月は本当に長かったんだなぁ。
・・・
コロナにより分断された2年半は、私たちにとって多くの機会を失いました。
でも、会えない期間があったからこそ、それまで当たり前だった光景がいかに尊いものか、気づくことができました。
私の両親はもう70歳を過ぎています。
考えたくないけど、始まりがあれば
終わりもある。
息子に会わせてあげられるのは、ほんと数えられるくらいかもしれません。
ですので、実家に帰った一日一日の思い出をしっかりと心に刻んでいきたい。
そう思います。
みなさんも、ぜひ家族との時間を大切に過ごしてくださいね😊
それでは、また!
※冒頭の画像は息子とおばあちゃんが畑のネギを取りに行った際にパシャリ📸
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