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#のんきな毎日
過去最高に貧乏で、過去最高に楽しい1年だった。そして、そんなにのんきじゃいられない毎日が始まる予感。
家族で「暮らしの延長のような旅をしてみよう」と思い立ったのは、1年前の11月。
翌12月に、茨城県鹿嶋市から私たち家族の旅が始まった。
たぶん、
過去最高に貧乏で
過去最高に豊かで
過去最高に楽しい1年だった。
今回は、1年のざっくりとした振り返りとともに新たな報告を。
最初の7カ月間
最初の7カ月間は、気が向いた地域にノープランで滞在し「あの場所に行くといいよ」「あの人に会うといいよ」とま
私の実家で、夫と母が台所に立ったとき。私は自分の子どもの結婚相手に何を求めるだろうかと考えた。
先日、私の実家に家族で帰省した。
滞在期間は1週間。
最初は3泊の予定だったが、夫と子どもがもっといたいと言い出して伸びに伸びて1週間となった。
もともと予定していた帰る日の前日に
夫が「お父さんお母さんがいいのなら、もう少しいたい」と言った時、
私の心は少しザワザワした。
父と母が「もちろんだよ。そうしてくれたら嬉しいし、いつまでいてもいいんだよ」と嬉しそうに返事をしている間もザワザワは
帰れる場所を増やすような、働き、暮らす旅を家族でしてみる(仮)
今年に入って、移住やライフスタイルについてのトークイベントに呼んでもらう機会が増えた。
それは、誰かが心地よく住んでいる地域や大切にしている暮らしについて教えてもらえる機会でもあって、話を聞くほどに「本当にそんなことできちゃうの?」とゲストの話す暮らしに自分を重ねて疑似体験をしては、「うわーすごーー」とドキドキする機会だった。
(特にイノシシを捕まえて自分たちで捌き食すという話は、素手では蟻もま
夫が自分を大事にできるようになったとき、私はもっと楽になる
夫が主夫になって9カ月。
当初は、家事が苦手だった夫の変化などを備忘録的に書き連ねていこうと思っていたのだが、実際に夫の変化について書くことはこれまでにほぼなかった。
家事・育児の分担や生活費がどうなっているのか、夫がつくる料理の変化など、そんなことをもっと書いていけばいいのにと言われると確かになぁと思うのだが、書くほどのことは何もないのだ。
現在の夫の家事力
もちろん夫の家事力は信じられない
こじらせて、ブレ続けて、こじつけて、めでたい奴でいる。
「この会社にお前のことを好きな奴なんて一人もいないぞ」
間違いなく嫌味だったのだと思う。
それでも、会社員時代に編集長から言われたその一言は、一瞬でも気を抜いたら空に飛んで行ってしまうのではないかと思うほど、私の心と身体を軽くしてくれた。
それまで、自分は老若男女に関わらず好かれる方だと勘違いしていたし、勘違いしてしまうほどに涙ぐましい「好かれる努力」をしてきたように思う。
それでも、実際に
夫婦喧嘩で小さな勝利を収める方法
夫が主夫になって5カ月目。
大根と豆腐のお味噌汁に突如大きめのウィンナーが一本だけまるごと混入されていたり、
焼鮭と納豆がおかずなのに「何となくお米は炊きませんでした」とのことで白飯がなかったり、
「直ちゃん、ちょっと休憩しない?何飲む?お湯?水?」
という選択肢だけが若干不親切な優しい声がけをしてくれたりなど、ちょっと不思議だなと思うことは多々あるが、夫は変わらず穏やかで、特にこれと言った
今日と明日はこうして生きます
「これからどうなっていきたいの?どうやって生きて、何をしたいの?」
そう聞かれると、とても困ってしまう。
夫が主夫になってからは、この質問を受ける機会はさらに増えたように思う。
私は今日と明日をどう生きるかしか考えていない。
どうなりたいか、どう生きていきたいか、ひいてはどう死にたいか。
そんな大層なことは考えられないのだ。
そんなことを伝えると、
「後悔しないために一日一日を一生懸命生きると
幸せになるのに覚悟も何もない
一昨日、柏の葉T-SITEさんで夫婦トークイベントを開催した。
トークイベントというからには、きっと何かしらの有名人なんだろうと思われたのか、
遠くから我々夫婦の写真を撮ってくれている中高生らしき方々が見えた。
我々を覗きに来てスマホを操作し(おそらググってくれている)、首を傾げているカップルらしき若者も見えた。
君たちがきっと何者かであると想像し撮影している人は、ただの近所の中年夫婦である。
かつて私が家事が得意だから主婦になったわけじゃないように、夫にだって大した理由なんかない。
先日夫が会社を辞めた。
「主夫になる」
夫からこの言葉を聞いたとき、最近しりとりがブームの娘のおかげですっかり「しりとり脳」になっていた私の頭にまっ先に浮かんだのは、
「フランス」だった。
主夫→しゅ「ふ」→フランス
という流れだ。
そんなことはどうでもいいとして、夫が退職した話をすると
「それはめちゃくちゃ大変ですね…」
と言葉が見つからない顔をされたり、
「会社員を辞めるなんて損しちゃう