渡部直子
素人公務員。滋賀県でローカルDXを推進中。ありの幅を広げる企画オフィス「ある意味」代表。書き込み式フリーペーパー「ママの大事なノート」編集長。「欲しがりません、好感度」の会開催。育休中に初対面のおじさんとM-1出場。主夫の夫と子ども2人と、暮らしの延長のような旅中(現在小休止)。
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「今の若い人って行動力がすごいですよね、尊敬します」などと言った瞬間、会話が続かなくなった理由がなんとなく分かったような4月の始まり。
人と会って話し、とても楽しい時間だったのに、別れた後にホッと一杯お酒を飲む。 そんな時間が何より楽しみだったりする。 そのくせ、別れに対する耐性がないのが私だ。 約4ヶ月一緒に働かせてもらった、とても頼りになる陽気な上司や仲間と別れの時がきた。私を受け入れようと、馴染ませようと、どれだけ心をつかってくれたかが十分過ぎるほどに伝わってきた4ヶ月だった。 心細い。 これだけ泣いてしまうということは、それだけ私は楽しく苦しかったのだ。 これまで、楽しかっただけの日々、苦しかった
「どこでも子ども地域おこし協力隊」を募り、都市部の小学生と奈良の秘境を繋げた結果「わきまえない」アイディアに私の視野が広がった。
私は現在、暮らしの延長のような旅をしたいと考えて夫と子ども二人とともに観光地ではない地方に家族ごとまるっと短期滞在をしたりしながら暮らしている。(拠点は千葉県!) 昨年12月から始めた車で巡るこの旅も9カ月目に入り、車の履歴を見ると、これまで27県を通ってきたようだ。 27県といっても県の中には当たり前だけど様々な地域があって、1週間や10日くらいの滞在ではその地域の一部しか知ることはできない。 帰れる場所を増やしたいと思っていたけれど、「ただいま」と帰れるほどに地域と