ジョニィ

WENDYのJohnnyです 19歳

ジョニィ

WENDYのJohnnyです 19歳

記事一覧

真剣白刃うけ取り

ジョニィ
4か月前
1

秋麗

呑気な顔に口笛を吹く空の 麗麗とした陽に照らされ 黄金色に写る秋の葉たち つま先に降る季節の抜け殻は 歌い継がれてゆく歌のように 歳月の歯車に燃えてゆく

ジョニィ
4か月前
3

これから

ちょうどこの前 19歳になったので note再開します

ジョニィ
5か月前
3

人間社会の冒険家

脳みそが曲がりくねっているのは 誰もそこにはたどり着けない 社会の中には 不思議な真実があるからで みんなその目色に惑わされて 突き当たりに行きついてしまうよ 脳み…

ジョニィ
7か月前
5

にせきのふね

別れ際の男女が 手のひらで包んだ グラスの中の地平線が そこに浮かぶ島と一緒に 沈んので行くのを 眺めました この時間も明日からは 忘れたいような 想い出になってしま…

ジョニィ
7か月前
3

迫ること

追われている少女がひとり 彼女は地面を叩く 自分のヒールの音が 迫る秒針の音に似て 怖くなりました その時からもう彼女は 裸足しか 儚くなってしまったのです その時に…

ジョニィ
7か月前
5

光 輝き

都会のねをんがどのように 光って見栄ても 闇夜の中ひとり佇む 蝋燭の方がなぜ 輝いて観得るのだろうか 僕は彼を 抱きしめようと 心観ましたが そのやすらぎに 僕が先に …

ジョニィ
8か月前
4

代わりもの

涙を流せば 頬を駆けてゆき 唇に触れたら 海の味がした だからもう海へは 行かなくても良いのか 思い出す旅にも すぐそばに海を感じれるのさ

ジョニィ
8か月前
12

月の旅人

雲が月から逃げていくように 流れのままに 離れゆく心は 目蓋落とし 肩こすらせ そんな二人は 夢で堕ち逢う 照れくさくなって 大きいとしか言えず居た 朝になれば 居なく…

ジョニィ
8か月前
5

音の乾き

ジョニィ
8か月前
9

かつての少年

ジョニィ
8か月前
12
秋麗

秋麗

呑気な顔に口笛を吹く空の

麗麗とした陽に照らされ

黄金色に写る秋の葉たち

つま先に降る季節の抜け殻は

歌い継がれてゆく歌のように

歳月の歯車に燃えてゆく

これから

これから

ちょうどこの前
19歳になったので
note再開します

人間社会の冒険家

人間社会の冒険家

脳みそが曲がりくねっているのは
誰もそこにはたどり着けない
社会の中には 不思議な真実があるからで
みんなその目色に惑わされて
突き当たりに行きついてしまうよ

脳みそとは人間の中にある
不確定な地図のようなものであり
眼というレンズで撮した大事な気奥を
しまっておける宝箱のようなものです

にせきのふね

にせきのふね

別れ際の男女が
手のひらで包んだ
グラスの中の地平線が
そこに浮かぶ島と一緒に
沈んので行くのを
眺めました

この時間も明日からは
忘れたいような
想い出になってしまうのを
噛んじとりました
その夜 男は枕を濡らし
女は海を乾かしました

迫ること

迫ること

追われている少女がひとり
彼女は地面を叩く
自分のヒールの音が
迫る秒針の音に似て
怖くなりました

その時からもう彼女は 裸足しか
儚くなってしまったのです
その時にはもう誰も
彼女を追う者は
自分以外は
いなくなりました

おしまい

光 輝き

光 輝き

都会のねをんがどのように
光って見栄ても
闇夜の中ひとり佇む
蝋燭の方がなぜ
輝いて観得るのだろうか
僕は彼を 抱きしめようと
心観ましたが
そのやすらぎに 僕が先に
溶けてしまいそうでした

代わりもの

代わりもの

涙を流せば
頬を駆けてゆき
唇に触れたら
海の味がした

だからもう海へは
行かなくても良いのか
思い出す旅にも
すぐそばに海を感じれるのさ

月の旅人

月の旅人

雲が月から逃げていくように
流れのままに 離れゆく心は
目蓋落とし 肩こすらせ
そんな二人は 夢で堕ち逢う

照れくさくなって
大きいとしか言えず居た
朝になれば 居なくなるのに
美しいとか綺麗だとかは
胸で殺して 夜にト化した

夜明けの前 藍色の空
今日もきっと誰かの心
ビルの上から 光投げられ
風にもたれた 月見草

季節の運ぶ 甘くて若い
いつか思い出す 淡い気奥