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わかおの日記

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わかおが日々の出来事や思ったことを書き連ねる日記です。太宰治におれはなる!
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#大学生

わかおの日記274

わかおの日記274

朝からカレー屋。書いて思ったが、朝からバイトしてる日記が多すぎると思う。なぜかバイトがあった日に日記を書きたくなるのだ。多分ちょっと疲れてる日のほうが筆が走るんだと思う。その理屈でいくとバイトの日以外は寝てるだけだから、春休みは最悪だ。

平日にしては客の勢いがよく、みんな馬鹿の一つ覚えみたいにコーヒーを頼むので、溺れそうになったが持ち前のインテリジェンスで乗り越え、パプリカの切り物をした上にサラ

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わかおの日記249

わかおの日記249

珍しく月曜日にバイトだった。前の晩全然寝付けず、無理やりワインを飲み干して気絶するように寝たからコンディションは最悪で、煙草を2本吸ってなんとか頭を回転させてまめ蔵へ。いつものように米を研いだり、野菜の皮を剥いたりしているうちに意識がハッキリとしてきて、かなり早いペースで仕込みを終えることができた。

仕事に慣れるまでは目の前の作業をこなすことで精一杯で、カレー担当の人と会話をする余裕もなかったの

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わかおの日記248

わかおの日記248

夏のレポート祭りも、いよいよインド哲学(4000字)をやっつければ夏休みが来るという佳境に差し掛かってきた。こないだ家庭教師をしている中学生に「先生は古代インド思想について4000字のレポートを書かなくちゃいけないんだ」と威圧してみたら、「ヨンセンジ……」とちいかわみたいになっていたので、やはりこの文字数はなかなかすごいことのようだ。

昼前に家を出て、田町のうどん屋で腹ごしらえをした。カレー屋

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わかおの日記246

わかおの日記246

軋轢は加速して風景。適当に毎日を過ごしていたら、レポートの締切が押し寄せ、キャンパスではセミの大合唱、気づいたらぼくは、なんとなく夏だった。

彼女と三田のハブで昼ごはんを食べた。ぼくは懲りずにチキンカレーを注文し、うまいうまいと食べていたら、ジトっとした目の彼女に「カレー食べすぎ、キモイ」と言われた。店内のテレビでは甲子園の地区予選が放送されていて、その時ちょうど日本ウェルネス高校がタイブレーク

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わかおの日記245

わかおの日記245

最近ようやく自分は将来のことを考えるようになってきて、将来のことを真面目に考えれば考えるだけ暗雲が立ち込めてきて本当に嫌な気持ちになるのだが、その痛気持ちいい感じが癖になり、空いた時間で将来のことを考えるようにしている。

今のところの自分の選択肢は、①普通に就職 ②なんかやりがいがありそうなところに就職(ダメだった場合カレー屋 )③夢追い人(夢すらまだ決まっていないが、このままだと芸人か音楽が濃

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わかおの日記244

わかおの日記244

ぼくの彼女は慶應で1番人数が多いとされるダンスサークルに入っている。彼女からサークルの飲み会で後輩がゲロを吐いた話とか、合宿で桃色なことがあったらしい話とかを聞かされるたびに、ぼくはそんな別世界が同じ大学にあるのかと、さながら黄金の国ジパング伝説を半信半疑で耳にする中世ヨーロッパの商人みたいな気持ちになっていたのだ。

そして今日はそのサークルのイベントが、新宿FACEというクラブであった。彼女か

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わかおの日記243

わかおの日記243

どうやら巷ではサマーインターンという謎の儀式が話題になっているが、ぼくはそんなのには目もくれず、今年の夏休みこそエンジョイしてやろうと思っている。

思えば過去2年の夏休みはひどすぎた。公園で壁当てしたり、全裸で映画を観たり、釣りをしたりしているうちに気がつくと10月になっていた。もう2度と同じ轍は踏むまい。今年は高円寺の阿波踊りにも、徳島の阿波踊りにも出るし、彼女と大阪にも行くし、極めつけにはベ

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わかおの日記241

わかおの日記241

朝からカレー屋さんで、疲労困憊である。土日はあまりに混むため15時半で店を閉めて、その間にミニトマトのヘタをとったり、レタスをちぎったり(それもこれもサラダを頼む不届者のせいだ)するのだが、今日は店が閉まった直後にマスターがふらっとやってきた。

自由人のマスターは、たまに店にやってきては何かしたりしなかったりする。今日も店長とシフトのことについて少し話した後、死んだ目でミニトマトのヘタをむいてい

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わかおの日記240

わかおの日記240

飲んだはずなのになぜか意識がはっきりしている、いい酒だったからだろうか。

放課後いつもの友達2人と、銀座の「ルパン」に行こうということになっていて、今日が給料日だったぼくはもちろん気前よくオーケーした。給料日だったので昼も彼女とトンカツを食べに行き、なんなら少しぼくが多く払うという気前の良さを発揮したくらいだ。給料日はすばらしい。

ほうかごサイゼリアで2杯ほどビールを飲んで勢いをつけた後、銀座

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わかおの日記239

わかおの日記239

久しぶりの何も無い休日だった。浮かれて前日にしこたま飲んだため目覚めたときのコンディションは悪く、ストレッチしたり部屋の片付けをしたりしているうちに段々調子が出てきた。ベッドの下のゴミを何とかしなさいと母親に怒鳴られ、渋々ベッドの下に頭を突っ込んで探索してみると、大量の耳栓や酒の空き缶、Tシャツなどが散乱して目も当てられない有様だった。それらを捨てたらこころなしか部屋の空気がキレイになったきがする

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わかおの日記237

わかおの日記237

12時ぐらいに彼女と田町で待ち合わせをして、大学の近くの町中華に向かったのだが、店が休みで、仕方なく隣の定食屋に入った。カツ丼が750円と三田ではなかなかの破格で、前から気になってはいたのだ。入ってみると、腰の曲がったおばあちゃんと、その娘くらいの歳のおばさんがやっている極めて家庭的な店だった。おばあちゃんがずっとリハビリの話をしている。お世辞にも清潔な感じとはいえないし、麦茶のピッチャーもかなり

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わかおの日記236

わかおの日記236

お恥ずかしいことにぼくは立派な俗物なので、ここ最近の関心事といえば、ヒロスエが書いた恋文の全文を早く読みたいということばかりである。結局今日は何となく週刊文春を買いそびれてしまったのだが、早く読みたくて仕方がない。Twitterなどで流れてくる断片的なフレーズだけでも実に胸を打たれる。あれこそが令和の名文といえるだろう。「あちらにいる鬼」という映画を観たときに、トヨエツ演じる女癖の悪い文豪に不倫さ

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わかおの日記235

わかおの日記235

結局のところぼくたちは性欲と食欲が満たされていればそれでいいというような、実にさっぱりとしたところがあるので、昼にすき家で明太高菜マヨ牛丼をかっくらい、授業をやりすごして、たっぷり3時間よろしくやった後ラーメン二郎小滝橋店に行った。昼に牛丼しか食べていなかったため、空腹の極致に達して、リトル若生のほうもずいぶん元気がなかった。こないだ立川マシマシに行って以来すっかりジロリアンと化してしまった彼女は

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わかおの日記234

わかおの日記234

日曜日
お泊まりしたあと原宿のくら寿司でたらふく食べて三味線を弾きに行った。謎に三味線の練習をはしごして、家に帰ったのは11時くらいだった。大変疲れた。三味線に対する熱量はもうそこまでないのだが、三味線を弾ける人間は貴重なので引っ張りだこになってしまうのだ。うれしいけれどめんどくさい。

月曜日
ゆっくり休んでから5限のインド哲学へ。弟が女子にそそのかされてクラスメイトをいじめたらしい。自分はどっ

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