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本野/物書き教員
2023年1月1日 13:59
「智目行足(ちもくぎょうそく)をもって清涼池に到る」という言葉があります。仏教用語で、学問と実践にたいする基本姿勢を現したものです。智恵の目(智目)とそれにもとづいた実践(行足)があってはじめて、清涼な池に象徴される悟りに至ることができるとされているのです。清涼な悟りの境地に到達するためには、まず仏の教えを学び、知恵の目をもって悟りに至る道を見極めなけれはなりません。そして実際にその道
2023年1月31日 20:40
縋れば良かった。「大好き。別れたくない。」って。縋って縋って追いかけて、それでも駄目ならきっと諦めもついた。何で好きなのに手放したのだろう。滑稽だ。手放した私の方が別れを嘆くなんて。彼との過去のやり取りや、彼のSNSを見るたびに落ち込む。追いかけないけど、ずっと目で追ってる。余計なプライドと愛情の試し行動のせいで大切な人を失った。恋愛は双方の気持ちありき。彼との道は違えてしま
2023年1月30日 09:52
「嫌いじゃないよ。」その言葉で、もう彼の中に私への気持ちが無いことを突きつけられた。以前の彼だったら、ストレートに「好きだよ。」と言ってくれたはずだから。そういう人だった。真っ直ぐに好意を伝えてくれる人。嘘がつけない、可愛らしい人。その素直さを愛おしく思っていた。そんな彼に、「私の中にはまだ残っているよ。」とは言えなかった。彼は昨日、「2人で行こうね。」と約束して
2023年1月29日 01:08
高校の時、茶道部だった。嗜む程度だったので、ここ最近、学び直したいという気持ちがふつふつと芽生えていた。「茶道ってなんだろう。」と改めて調べる中、他にも”道”という文字を冠するものがあることを知った。(華道は知っていたが)それが「香道(こうどう)」こうどう??お香???お線香??全く未知な領域。日本の伝統的な芸道なのに。知りたい。早速、ネットで調べてみるとオンラインで「
2023年1月22日 16:30
音楽をつける。ふと流れてきた「憂、燦々」懐かしい。この曲には私の青春が詰まっている。大学生の頃よく聴いていたバンド。ほぼ毎日呑みに行っていたいつものメンバー。恋愛が上手くいかないと愚痴りながら深夜まで安酒を呑んだ後、この歌を二次会のカラオケで歌ったっけ。「この歌詞、共感できるよね~。」なんて言い合って、ネオンが煌々ときらめく飲み屋街を明け方に帰る。まだまだ子どもで、歌詞の内容なんて浅
2023年1月4日 22:59
6種類の薬を流し込む。不安の輪郭がぼやけていく。私、辛うじて人としての形を保っているみたい。ほつれた糸、いつぷつんと切れるか分からないの。それを薬で必死につなぎ止めている。そんな感覚。おやすみなさい。
2023年1月1日 08:25
年末年始、実家へ帰省している。昨日から帰ってきて、もう嫌気が差す。一人でご飯を食べに行く父。引きこもり、部屋から出てこない弟。おせちを父の分だけ買ってこない母。新年なのに、全く晴れやかな気分にならない。なぜ父も母もお互いを頼り合わないのか。対話もできない関係は終わっている。幼い頃から、母は機嫌を損ねると父の分のご飯は全く作らない。母と弟と私の3人で囲む食事。すぐ側に父はいるの